オアシス、絶頂期の伝説の野外コンサート・ネブワース公演をノーカット劇場上映決定
 再結成で話題の英バンド、オアシスの伝説の野外コンサート・ネブワース公演を記録した『オアシス:ライヴ・アット・ネブワース 1996.8.10』が、10月18日より東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開が決定した。公演初日(DAY1)の模様が完全ノーカットで劇場上映される。なお、ネブワース公演から25周年の2021年に公開された長編ドキュメンタリー『オアシス:ネブワース1996』とは別内容となる。

『オアシス:ライヴ・アット・ネブワース 1996.8.10』10月18日より全国公開決定 (C) Jill Furmanovsky

『オアシス:ライヴ・アット・ネブワース 1996.8.10』10月18日より全国公開決定 (C) Jill Furmanovsky

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 「これは歴史なんだ。まさにここ、たった今、俺たちが歴史なんだ」(ノエル・ギャラガー/ネブワース公演にて)

 それは、全てのオアシス・ファンがその場に居合わせることを望んだ歴史的な瞬間で、かつて誰も観たことのない、英国史上最大のコンサートだった。

 1996年8月10日と11日の2日間、オアシスは英国史上最大規模の野外コンサートをハートフォードシャー州ネブワース・パークで開催。そのセットを見るために、世界中から延べ25万人以上の音楽ファンが集結した。イギリス全人口の2%以上に及ぶ約250万人がチケットを申し込んだとされ、全チケットが24時間以内に完売。当時の英国のあらゆる興行記録を瞬く間に更新し、時代を定義/象徴するイベントとなった。

 「リヴ・フォーエヴァー」、「ワンダー ウォール」、「ホワットエヴァー」、「ドント・ルック・バック・イン・アンガー」といった問答無用の名曲が次から次へと飛び出す全20曲のセットリスト。

 このネブワース公演は、オアシスのキャリア絶頂期のコンサートとして語り継がれ、「"歌い手リアム・ギャラガー" のピーク」とのノエルの言葉通りリアムのボーカルも乗りに乗っており、ブリットポップの最高峰を極めた、一つの世代にとって歴史に残る画期的な集会だった。

 ノエルとリアムのギャラガー兄弟の不仲で2009年に解散を宣言していたオアシスだが、1994年のデビューから30周年を迎えた今年8月27日に、来年(2025年)の再結成ツアーの開催がアナウンスされ、ファンを驚喜させた。8月30日にデビュー・アルバム 『オアシス (原題:Definitely Maybe) 』30周年記念盤がリリースされ、11月にはオアシス30周年特別展の開催も控えている中、オアシスの伝説の一夜を、劇場で追体験(初体験)できる『オアシス:ライヴ・アット・ネブワース 1996.8.10』の全国公開も決まり、ファンの熱狂はますます高まりそうだ。

『オアシス:ライヴ・アット・ネブワース 1996.8.10』10月18日より全国公開決定 (C)Big Brother Recordings Ltd

『オアシス:ライヴ・アット・ネブワース 1996.8.10』10月18日より全国公開決定 (C)Big Brother Recordings Ltd

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■概要
作品名:『オアシス:ライヴ・アット・ネブワース 1996.8.10(読み:いちきゅうきゅううろく・はちいちゼロ)』
鑑賞料金:一般2300円、学生1800円(税込)
配給:カルチャヴィル
協力:ソニーミュージック・レーベルズ

原題:oasis LIVE AT KNEBWORTH:August 10th, 1996
制作年:2021年
制作国:英国

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  • 『オアシス (原題:Definitely Maybe) 』30周年記念盤
  • 『リヴ・フォーエヴァー:Oasis 30周年特別展』 11月1日〜23日、東京・六本木ミュージアムで開催

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