【YouTubeチャート】こっちのけんと「はいよろこんで」V3、『THE FIRST TAKE』出演効果も
 今週(2024.8/30〜24/9/5)のYouTubeチャートTOP100の週間総視聴回数は先週比で8.1%減、TOP100の初登場作は12作(先週は8作)となった。

【YouTube_TOP10】(8/30〜9/5)

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 1位は、菅田将暉の弟として知られ、マルチアーティストとして活躍する、こっちのけんと「はいよろこんで」(909.8万回)。英語バージョン、アカペラバージョンの公開に続き、8月30日には、YouTubeチャンネル『THE FIRST TAKE』に登場したこともあり、今年6月、75位に初ランクインしてから、最多の再生回数を記録し、3週連続の首位となった。

『THE FIRST TAKE』では、「いつもと違う形で演奏できればと思って」と話し、ギター、ピアノ、ビートボックスと計4人でのセッションを披露。動画内では「緊張しすぎぃ?」と、思わず笑いがこぼれるシーンも収められている。

 同曲は、2022年にリリースした2ndシングル「死ぬな!」の“その先”を歌った曲。双極性障害に苦しみ、「日々SOSを出す癖をつけたい」と制作された曲で、救いを求めるような歌詞や、「SOS」を意味するモールス信号などが盛り込まれていることもあり、幅広い層が共感。8月20日深夜には『耳の穴かっぽじって聞け!』(テレビ朝日系)に出演し、菅田の弟だからこそ経験したことを明かしたことでも話題となっている。

 2位(先週3位)は、Mrs. GREEN APPLE「ライラック」(448.2万回)、3位(先週5位)はCreepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」(388.2万回)となった。

 4位に初登場したのは、韓国発ガールズグループ・LE SSERAFIMの「CRAZY」(382.1万回)。このほど発売された4thミニアルバム『CRAZY』のタイトル曲で、同アルバムは24/9/16付週間アルバムランキングでは、初週売上9.6万枚で初登場2位を獲得した。ミュージックビデオ(MV)では、EDM系のサウンドに乗せ、モデルのようにポーズをとるヴォーギングダンスに挑戦しており、SNSではダンスチャレンジ動画の投稿も急増。9月3日には彼女たちのステージにフォーカスしたパフォーマンスビデオも公開された。

 26位(先週38位)には、9月6日に最終話が放送されたTVドラマ『ビリオン×スクール』(フジテレビ系)の主題歌であるAdo「ルル」(118.4万回)がランクアップ。ボカロP・MARETUが提供した楽曲で、多重人格的にギアチェンジするAdoの歌唱が「常識をブッ壊す」というドラマの世界観にマッチしていると話題に。“Ado史上もっとも強烈な作品”と言われるMVのイラストは一(にのまえ)、映像はナムルが手がけている。

 先週54位から29位にランクアップしたのは、Tani Yuuki「おかえり」(113.6万回)。MVは22年11月に公開されているが、8月31日に川崎鷹也とのコラボ歌唱を公開したこともあり、視聴回数を約1.4倍に伸ばした。
※( )内は視聴回数

YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」

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