俳優の窪田正孝が10日、都内で行われた映画『Cloud クラウド』（27日公開）ジャパンプレミアに登壇。鍼治療の写真をめぐって、話題になっていた”スピリチャル認定”を否定した。

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　今作は、“転売ヤー”の主人公・吉井良介（菅田将暉）が、ネット社会に知らず知らずのうちにバラまいた憎悪によって生まれた “集団狂気”が、実体をもった匿名の集団へと姿を変え、吉井を標的とした“狩りゲーム”がはじまる、“誰もが標的になりうる”日常と隣り合わせの恐怖を描いたサスペンス・スリラー。窪田は、吉井を転売業に誘う先輩・村岡を演じる。

　「気がつけば標的」になっていた主人公・吉井にちなみ、知らないうちに起こっていたことをフリップで回答することに。窪田は「スピ認定」としたため、「知ってる人います？スピリチャル認定のことなんですが」と投げかけた。「SNSをやっていまして、鍼治療をしたものをあげただけで、『あいつはスピリチャルの世界に行ってしまった』ってバズったんです。『あいつはオカルトの人だ』って。気づいたら標的になっていて」と経緯を説明した。

　SNSを見ていなかったという荒川良々は「どこにどんな鍼？」と興味津々。窪田は「何百本も打つんです。頭から足まですべてのコリに対して。それが快感」と熱弁をふるいつつ、「3枚目の写真がインスタの規制に引っかかって、それがまた…。人って怖い」とつぶやいていた。

　窪田は8月、自身のインスタグラムで鍼灸の「ルート治療」を受けたことを報告。おでこ、頭部、さらに胸部に鍼を打っていた。3枚目の胸部の写真には「不適切コンテンツ」と注意表示がされ、注目が集まっていた。

　イベントには、古川琴音、奥平大兼、岡山天音、黒沢清監督も登壇した。

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