格闘技イベント『RIZIN』の榊原信行CEOと医療部の3人のドクターが5日、都内でRIZIN医療部の3名のドクターと会見を行い、7月28日に行われた『超RIZIN.3』で対戦した朝倉未来と平本蓮のドーピング尿検査の結果が「陰性」つまり“シロ”であることを発表した。 ネット上では平本に対して「血液検査と毛髪検査も実施すべき」という声が上がっている。RIZIN医療部の諫山和男部長は「WADA(世界ドーピング防止機構)では検査の9割が尿検査です。2022年は23万1313件の検体があり、陽性数は381件で陽性率は0.16%結果が出ています。対しまして血液検査は2万2708件あり、陽性数は13件で陽性率は0.05%で、尿検査より低率でした。このため、尿検査で十分に陽性者を判断できているというのがWADAの考え方です」と具体的なデータを用いて尿検査の実証性を説明。
2024/09/05