米トレーディングカード大手のTopps（トップス）社は30日、米大リーグ（MLB）・ドジャースの大谷翔平と長期的な独占契約を締結したことを公式サイトで発表した。今回の契約により、直筆サインカードや試合使用済みメモラビリアカードなど、大谷の活躍を記念するカードがアメリカや日本を含むグローバル市場に向けて展開されることになる。

　大谷はこれまで、山本由伸や鈴木一朗氏、松井秀喜氏といった日本人選手とともにToppsと非独占的なパートナーシップを結んでいたが、今回の契約により、より緊密な関係が築かれることになった。大谷は「Toppsと独占的にパートナーシップを結べたこと、数多くのユニークなカードを世界中のファンに提供できることをうれしく思います」とコメントしている。

　また、ファナティクス・コレクティブルズのトレーディングカード部門プレジデント、デイヴィッド・ライナー氏も「翔平選手とパートナーシップを結べたことは我々のブランドにとって記念すべき日です。彼のフィールド内外での素晴らしいプレーを表現するカードを提供し続けたい」と喜びを語った。

　この発表に伴い、同社の公式SNSには大谷と独占契約を結んだことを記念した動画がアップされた。