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来年大河『べらぼう』新キャスト11人を一挙発表 横浜流星を囲む豪華な顔ぶれ【キャラクター紹介あり】

 俳優の横浜流星が主演を務める、2025年に放送予定のNHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』の新キャスト11人が発表された。

大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』より(C)NHK

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 放送100年を迎える2025年は、日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き、ときに“お上”に目をつけられても“面白さ”を追求し続けた人物“蔦屋”こと、蔦屋重三郎が主人公。親なし、金なし、画才なし……ないないづくしの“江戸のメディア王”として時代の寵児になった快楽児・蔦屋は、文化隆盛の江戸時代中期に喜多川歌麿、葛飾北斎、山東京伝を見出し、日本史史上最大の謎の一つ“東洲斎写楽”を世に送り出す。脚本は森下佳子氏が担当。江戸時代の版元で浮世絵師の喜多川歌麿や葛飾北斎を世に出したことで知られる蔦屋重三郎の生涯を描く。

大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』に出演する市原隼人

大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』に出演する市原隼人

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 市原隼人が演じる鳥山検校は、当時吉原一の花魁といわれた瀬川(小芝風花)を1400両で身請けをした男。検校というのは盲人に与えられた最高位の官位であり、鳥山は幕府の許しを得て高利貸しを行い、多額の資産を築いていた。金の力ですべてを手に入れた鳥山であったが、唯一、妻・瀬川の心だけは、まだ自分のものにできておらず、そこに蔦重(横浜流星)の姿を感じ取っていた。

 井之脇海が演じる新之助は、御家人の三男坊として生まれたが、とある理由で出奔。平賀源内とともに「炭売り」をしながら長屋で暮らしている。蔦重(横浜流星)に連れられて案内された吉原の女郎屋・松葉屋で、うつせみ(小野花梨)と運命の出会いを果たすことに…。

大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』に出演する飯島直子

大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』に出演する飯島直子

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 飯島直子が演じるふじは、蔦重(横浜流星)の義理の母。駿河屋(高橋克実)の妻で、引手茶屋の女将。蔦重はじめ身寄りのない子供たちを育て見守る慈愛の人で、実の子である次郎兵衛(中村蒼)を溺愛している。

 珠城りょうが演じるとよしまは、女郎屋・松葉屋(正名僕蔵)、いね(水野美紀)のもとで、禿や振袖新造の教育係である「番頭新造」を務める姉貴分。今は花の井(小芝風花)について、身の回りの世話も務めている。

 徳井優が演じる藤八は、江戸の地本問屋・鱗形屋孫兵衛(片岡愛之助)を助ける番頭。先代のころから鱗形屋を支えてきた。明和の大火事で多くの板木を失い、経営的に厳しくなった店を立て直すために、とある策を思いつく…。

大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』に出演する三浦りょう太

大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』に出演する三浦りょう太

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 三浦りょう太が演じる鱗形屋長兵衛は、江戸の地本問屋・鱗形屋孫兵衛(片岡愛之助)の長男で跡取り息子。曾祖父の代から赤本・青本を手掛けた江戸の本屋の跡取り息子としての自負を持つ。

 前野朋哉が演じる勝川春章は、蔦重(横浜流星)が手掛けた「青楼美人合姿鏡」を北尾重政(橋本淳)とともに描いた当代一の役者絵師。のちに葛飾北斎など多くの弟子を抱え、役者似顔絵を得意とする勝川派の代表となり、喜多川歌麿(染谷将太)の「美人画」や写楽の「大首絵」に大きな影響を与えることになる。

大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』に出演する鉄拳

大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』に出演する鉄拳

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 鉄拳が演じる礒田湖龍斎は、蔦重(横浜流星)が企画して、西村屋与八(西村まさ彦)とともに出版した「雛形若菜初模様」の絵師。吉原の遊女たちに新しいデザインの着物を着せて描いた雛形本の浮世絵版の先駆けとして、当時の女性たちの関心を集めることになる。

 落合モトキが演じる清水重好は、10代将軍・家治(眞島秀和)の弟で御三卿・清水家の初代当主。賢丸(寺田心)の田安、一橋治済(生田斗真)の一橋と並ぶ御三卿の一人。家治の子・家基(奥智哉)が健やかに育ち、安泰と思われていた11代将軍の座であったが、家基が若くして突然亡くなったことで、御三卿の周辺も慌ただしくなる…。

大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』に出演する宮尾俊太郎

大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』に出演する宮尾俊太郎

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 宮尾俊太郎が演じる田沼意致は、田沼意次(渡辺謙)の甥で、10代将軍・家治(眞島秀和)の嫡男・家基(奥智哉)について西の丸目付となり、その後一橋家の家老となる。田沼と一橋をつなぐ役目を果たし、治済(生田斗真)の子・豊千代の11代将軍就任に尽力することとなる…。

 花總まりが演じる宝蓮院は、御三卿・田安徳川家初代当主・宗武の正室。のちに松平定信となる賢丸(寺田心)を、白河松平家の名君、「寛政の改革」を行った老中となるまでに育てた「母」。宗武の七女・種姫を次期将軍となる家基(奥智哉)の正室にするため、10代将軍・家治(眞島秀和)の養女として送り込むのだが…。

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