夏休みに児童クラブへ通う息子さんのために、毎朝のお弁当作りに追われる父の動画が話題に。投稿者のえむとし(@emus09_23)さんは、小学1年生の息子さんを育てるシングルファザー。今年、頼れる身内のいない青森県に息子と2人移住した。息子さんは人生初の夏休みに入って喜んでいるなか、父にとってはお弁当作りの日々がスタートし、作ったお弁当は「しょぼい!」と言われてしまうことも。日々お弁当作りに奮闘しているえむとしさんに、毎朝のお弁当作りの大変さやお弁当に対する息子さんの反応などについて、話を聞いた。
■朝から「行きたくない!」の声も…「息子の注文はなるべく叶えるように」
――息子さんもお父さんも小学1年生として初めての夏休みを経験している最中。世間では、どこかに連れていくプレッシャーや宿題の管理などが大変で「早く終わって…」と願う親御さんもいらっしゃいますが、夏休みの大変さについてどう感じていますか?
「大変より先に来るのがワクワクです(笑)。子どもの頃あんなに楽しみだった夏休みが社会人になればなくなってしまうのが日本の社会! (でも海外に行けばバカンスはあるんです) これをまた味わえるなんて、しかも自分で行き先や計画を決められるなんて楽しみでしかない」
――学童クラブに持っていくお弁当を作る動画には「しょぼくない、立派なお弁当」「お弁当を作っているだけでとんでもなくすごい!」などのコメントも多くみられました。寄せられた反響コメントについて、どのような感想をもちましたか?
「物凄く嬉しかったです。そういったコメントは本当に日々の励みになるので…もっとください(笑)」
――夏休み、毎日お弁当を作るのは本当に大変だと思います。息子さんに「しょぼい!」と言われたエピソードもあったと拝見しましたが、毎日作ることのどんな所に大変さがありますか?
「保育園の時にはたまに作っていたのでピンセットを使ってキャラ弁など作っていましたが、毎日となると、習慣にするまでが大変です。買い出しからはじまり、早起きしてお弁当と朝ごはんを両方作る。そして息子を起こせば朝から「児童クラブ行きたくない!」とわぁーわぁー叫ばれて朝からやった父の頑張りを全て潰された時です(笑)」
――息子さんがテンションを上げられるようにこだわっているポイントはありますか?
「なるべく前日作ったものや朝ごはんと被らないようにしています。あと息子の注文はなるべく叶えるようにしています」
■息子の笑顔をイメージしながらのお弁当作りは「至福のとき」
――「しょぼい!」と言われて以降、お弁当に対して息子さんはどのような反応をされていましたか。
「「いいんじゃない!」と照れ臭そうにボソッと言っていたのが聞こえました(笑)」
――お父様にとって、毎朝のお弁当作りはどのような時間になっているのでしょうか?
「蓋を開けた時に息子が笑顔になってくれるようイメージをしながら作っているので、至福のときです! 」
――夏休みなのに児童クラブに行かせるのはかわいそうというコメントもありました。児童クラブに行く息子さんに、そこでの経験をどう生かしてほしいと思いますか?
「家では父と2人なので、児童クラブではお友達とコミュニケーションをとって他人との関わり方を学ぶと思います。そこにはトラブルもあるだろうし不満も感じると思うけどそれが人間関係。嫌だなと感じることから自分でどう解決するのかを今後の人間関係に生かして欲しいと願っています」
――今後のお弁当作りの目標をお聞かせください。
「目標ですか?(笑)。それは…腐らせない事です!そうじゃなくて?(笑) 息子が見て楽しめて周りの子たちのお弁当と比べても恥ずかしくないモノを作りたいと頑張ります」
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2024/08/27