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卵巣がん治療の市川由紀乃、感謝と決意つづる「元気になった私の歌を聞いていただきたい」
 演歌歌手・市川由紀乃(48)が21日、自身のブログを更新。同日、所属事務所を通じて、卵巣がんの治療を受け、抗がん剤治療に入ることを伝えていたが、今の心境をつづった。

市川由紀乃 (C)ORICON NewS inc.

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 市川は「この度は、たくさんのご心配をおかけして、申し訳ありません。入院中も、療養中の今も、不安を拭いきれない心境で過ごしていますが、そんな中、ファンの皆さんからのメッセージやお手紙を通して伝わってくる優しいお心遣いが、私に勇気や元気を与えてくれています。心から感謝の気持ちでいっぱいです」と記した。

 続けて「手術を終えて退院することができましたが、私はまた新たな試練を乗り越えなければいけません。それは再発防止のための抗がん剤治療です。正直を言うとネガティブな気持ちになることもありますが、今までの経験から私は、神様は乗り越えられない試練は与えられないと信じています。ですから今回も必ず乗り越えて、元気になった私の歌を聞いていただきたいと思っています」との思いも。

 最後は「そして、その先の人生を、今までよりももっと一生懸命に生きていくつもりです。頑張りますので、どうかもうしばらく待っていてください。体調の良い時にはまたご報告させていただきます。皆さんもくれぐれもお身体を大切に」と締めくくった。

 市川は6月7日に、所属事務所を通じて「市川由紀乃が 卵巣腫瘍の疑い との診断を受けました。緊急の治療を要するという医師の判断もあり、当面の間活動を休止し治療に専念することとなりましたことをここにご報告申し上げます」と報告。7月26日には「病院にて患部の切除を行い退院いたしました」と伝えていた。

 市川は1976年1月8日生まれ、埼玉県出身。16歳の時に埼玉新聞社主催カラオケ大会で優勝し、プロダクションからスカウトを受ける。93年8月、「おんなの祭り」でデビュー。2013年「風の海峡」「流氷波止場」、14年「海峡岬」、15年「命咲かせて」、16年「心かさねて」、17年「はぐれ花」と立て続けにヒットを飛ばし、6作品連続でオリコン演歌・歌謡曲ランキング初登場1位を記録する。16年から2年連続で『NHK紅白歌合戦』に出場を果たす。

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