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早田ひな、逃げ出したい…痛々しい手を見せ心境「涙が出てきてしまうほど追い込まれていました」
 パリ五輪・卓球女子シングルスで銅メダルを獲得した早田ひなが(24)が、自身のインスタグラムを更新し、テーピングを巻いた痛々しい手でメダルを持つ写真とともにパリ五輪を終えての心境を語った。

 インスタでは長文で「私の夢だった、憧れだったパリオリンピックが終了しました。最後の最後まで沢山の方に支えていただき団体銀メダル、シングルス銅メダルを獲得することができました」と喜びつつ、「目標としていた金メダルを獲得することは出来ませんでしたがあの状況の中で最後まで全力を出し切ることができて後悔はありません」と告白。

 「腕の怪我をして生活すればするほど自分の手の痛みに苦しめられ、1人になると自然と涙が出てきてしまうほど追い込まれていました」と打ち明けながら、「でもこの3年の間にお世話になった方々の顔が浮かぶと「諦めるわけにはいかない」その想いが自分を奮い立たせてくれていたと思います」。

 続けて「現実を受け入れられない自分もいて今すぐにでも逃げ出したい気持ちもありましたが平野選手、張本選手、木原選手、JOCのドクター、トレーナーの方含めチームひなの皆さんや練習相手の皆さんが全力で向き合ってくれたお陰で最後までやりきることができ本当に感謝しています。ありがとうございました」と苦しい時期を支えてくれた関係者へ感謝した。

 「この3年間の中で何かが足りなかったから怪我をしてしまったと思うし神様にも認めてもらえず銀メダルと銅メダルに終わってしまったと思います。ここからの4年は更に険しく苦しくなることはわかっています。ですが神様が新たな試練を与えてくれたと思い自分の夢のため、みんなの夢のために自分と向き合い続けて答えのない世界を突き進んでいきたいと思います」。

 「最後になりますが連日沢山の応援本当にありがとうございました 私は昔から人に恵まれているなと感じることが多く今回も皆さんの応援、サポートが無ければ私はこの舞台を去ることになっていたと思います。だからこそ皆さんに銅メダルを見せたい、その一心で頑張り続けることができました!!パリでの忘れ物を取りに帰ってこられるように引き続き頑張ります 本当にありがとうございました」と伝えた。

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