日韓合同ボーイズグループ・KJRGL（カジャーグル）が、今秋デビューすることが10日、発表された。

　同グループは、それぞれがオーディション経験者、厳しい練習生期を経たメンバーで構成された。『PRODUCE 101 JAPAN SEASON 2』（INI輩出）に参加し、最終審査まで残った阪本航紀（KOUKI）、SMEグローバル・アーティスト発掘・育成『TORA PROJECT』第1期生の川口明（AKIRA）、韓国、Mnetで放映された『BOYS PLANET』（ZEROBASEONE輩出）に参加した町田陸（RIKU）とジョン・ホジン（DIEN）、音楽芸術に囲まれた環境で磨かれたイ・セロン（SAERON）、厳しい練習生時代を経たジョン・アイザック（ISAAC）の6人組となる。

　困難な道のりを経て、再び歌を届ける6人の成長を「僕たちが声を取り戻すまでの物語」と題し新章を刻む。日本人3人、韓国人（米国籍含む）3人が所属する同グループは、SME JAPANとSME KOREAの合同プロジェクトでもあり、日韓の新しい扉を開ける体現者となる。

　グループ名・KJRGLは、大海原で歌（音波）を歌い仲間とコミュニケーションをとる「くじら」たちは原子力潜水艦や漁船のソナー（超音波）等の影響を受け、歌は届かず孤独な生き物になってしまったことに由来している。声、仲間、自分を取り戻す物語を体現するグループ名として日本語で「くじら」（KUJIRA）、 韓国語で「GOLAE」という2つの単語を合わせた造語となる。「Kind （of） Just Right Good Luck（いい感じにうまくいきますように！）」という願いも込められている。

　9月4日にプレデビューシングル「prologue〜the deepest blue」をリリースし、18日のデビューシングル「overture〜the blue wave」をリリースする。海中三部作を予定している。