RIZIN過去最大規模の大会となった『超RIZIN.3』で、メインイベントの朝倉未来vs.平本蓮と並んで世間の注目を集めたのが、セミで行われたマニー・パッキャオvs.安保瑠輝也の一戦だった。鈴木千裕の負傷により試合1ヶ月前にオファーを受けた安保は、過酷な練習を乗り越えてリングに立ち、ボクシング世界8階級制覇の英雄・パッキャオに怯(ひる)むことなく堂々と打ち合い、大きな喝采を浴びた。
試合を終えた直後は休養を取っていたが、その足でパッキャオの母国のフィリピンへ向かい、勢いそのままにパッキャオの自宅を訪問するなど、試合後も一挙手一投足に注目を集めている。さらなる高みを目指す男は、これからどこに向かうのか。ORICON NEWSでは単独インタビューを行い、その考えをたっぷり聞いた。前編ではパッキャオ戦に向けた取り組みと試合後の心境、パッキャオの豪邸で感じたこと、そして平本蓮との関係性について語った。
■パッキャオ戦を終えて「ゆっくりしたい気持ちもあるけど、早く戦いに戻りたい自分もいる」
――“アジアで最も偉大なアスリート”といわれるパッキャオ選手との試合から少し時間が経ちましたが、現在の心境は?
安保 パッキャオ戦の前から戦いが続いていたじゃないですか。BreakingDownでスダリオ(剛)とやって、(元UFCミドル級王者の)ショーン・ストリックランドとスパーして、その後に熊本でエキシビションの試合もしていて。戦いが続いて怪我もあるから少しゆっくりしたい気持ちもあるけど、逆に早く戦いに戻りたい自分もいるんですよね。ちょっとややこしくて、自分という存在がよくわかってないです(笑)。自分は本当にマインドがファイターだから、ずっと戦ってないと自分らしくいられない。だから、休みたいのか、戦いたいのか、今すごく葛藤を感じています。
――今後も戦い続けるためには、休養も必要だと思いますが…。
安保 ボクシングの中尾(剛之)先生と話して、ちょっと痛めている左手を治したほうがいいという結論になったので、たぶん休むんですけど、でも早く戦いたいなと思ったりします。
――パッキャオ戦は安保選手にとって過去一番の注目を集めた試合でしたが、どのような準備を重ねてきたのでしょうか?
安保 試合が決まった瞬間から中尾先生のいる和歌山に籠もって生活して、とにかくパッキャオ選手に勝つにはどうすればいいか、それだけを考えて練習していました。試合前は「安保のパンチは一発も当たらない」とか「ボクシングをナメるな」とか、ボクシングの元選手たちが発言していましたけど、絶対にひっくり返してやろうと思っていたし、先生とだったらそれができると信じていたので、脳も体もフル回転して戦うことだけを考えてきました。
――過酷な1ヶ月だったかと思いますが、また経験したいですか?
安保 そう思える相手と戦いたいです。パッキャオ戦はワクワクできて、その価値があると思えたから、やり切ることができました。
■MMA、キック、そしてボクシング…「自分はどうしたいか、自分に問いただす時間が必要かな」
――SNSを拝見しますと、試合後にフィリピンのパッキャオ選手のご自宅を訪問されていましたが、どうやって会いに行ったのでしょうか?
安保 パッキャオ選手の日本のマネージャーさんと試合前にコンタクトを取らせてもらっていたんです。すごくフランクな方で、敵対する感じもなくて。それで、試合後2週間はオフを作ると決めていて、海とかで遊んでいたんですけど、パッキャオ選手と戦ったことで自分が変わったのか確認したくて、フィリピンにも行ってみました。そしたら案の定、空港についた瞬間から職員さんに気づかれて、「ミスターアンポ!」って空いてる列に案内してくれたり、空港に出たらみんなに囲まれて「この前のファイトはすごかったよ!」って言ってもらえて。
それでマネージャーさんに連絡を取ったら、パッキャオ選手に会わせていただけることになったんです。政治活動や練習で忙しいから15分だけということで、自宅に招待していただいて15分しゃべるだけかと思ったら、政治活動を後回しにしていろいろ教えてくださいました。僕が「拳が痛い」と言ったら、バンテージの巻き方とか「こういう練習をしたほうがいい」とか、今度自分が合宿する時に参加するかって誘っていただいたり。要するに気に入ってもらえました(笑)。すごく大きな家で、壁にベルトがバンバンバン!って飾ってあるのがカッコよくて、自分のファイトという価値でこんな家を建てられるなんて、すごく刺激になりました。
――豪邸は成功の象徴ですよね。パッキャオ選手から、ボクシングにスカウトされませんでしたか?
安保 実際に「ボクシングをやったほうがいい」と言っていただきました。もちろん、そんなに甘い世界じゃないし、相当な特訓が必要だけど、トレーナーの方から「本気でやれば世界一になれる」と。
――今回の練習や試合を経験して、もっとボクシングを追求したい気持ちも芽生えましたか?
安保 ちょっと考え中です。俺の選択肢はMMAかキックで、ボクシングは考えていなかったんです。ボクシングを練習して能力を高めればMMAやキックの試合を有利に進められるから、自分にとっては強くなるための手段でした。でもボクシングで世界を目指すっていう道もチラつき始めて、本当に自分がどうしたいのか、どうありたいのか、自分に問いただす時間が必要かなと今は考えています。
――安保選手がどんな考えでどんな道を進むのか、ファンとして一緒に楽しみたいです。
安保 自分がワクワクすることに挑戦するし、道を決めたら俺は全力で目の前のことをやって、試合をもちろん盛り上げて絶対にみんなをワクワクさせる自信もある。だから、俺が決めたことを応援してほしいなって思います。
■盟友(悪友?)の平本蓮と「一緒に格闘技界を盛り上げていきたい」
――先日、平本選手にインタビューしたのですが、安保選手を「すごく良かった」と評価されていた一方、試合前に「安保は何もできない」と予想していたボクシング関係者に対して「自分のことのように腹が立つ」と怒りもあらわにしていました。
安保 俺も平本のインタビューを見て、めちゃくちゃうれしかったですね。ただ、試合前にそういうことを言ってる人がいるって聞いても、そんなことを考える余裕がないくらい目の前の練習に集中していたし、どうせ見返せるって自信があったので、正直どうでもよかったです。例えば「安保のパンチは大振りだから当たらない」とか言われても、そんな発言で自分のやることを変えようなんて思わないレベルで、中尾先生のことだけを信じてやっていました。だから、今そこに対して思うことは何一つないし、「中尾先生のボクシングのすごさを見たか」っていう気持ちだけです。
――『超RIZIN.3』で活躍された安保選手と平本選手ですが、いつ頃から仲が良くなっていったのでしょうか?
安保 仲が良くなった…、そんな感覚はないですね。K-1時代も交流は全然なくて、昔にクラブでばったり会って1回遊んだくらいで。俺が(2019年に)ゲーオ・ウィラサクレックに勝ってK-1チャンピオンになった頃からSNSで絡んできて、そっからバチバチするのが長いこと続いたんですけど、去年末にMMAをやることになって、そのキッカケも平本だったんですけど、ブラックローズっていう俺もよく分からないものができて(苦笑)。今は敵対する気持ちはないですね、なぜなら戦うことがないから。MMAをやるにしても俺が66キロまで落とすことないし、キックで平本と戦いたいと思わない。別に仲良くしたい気持ちがあるわけじゃないけど、敵でもないから、一緒に格闘技界を盛り上げていきたいっていう感じです。
――2年前の『THE MATCH 2022』では対戦のウワサもありました。
安保 あの時はSNSでいろいろ言われて一番ムカついてたから「よっしゃ、ここはやれる時や」と思ってました。俺は戦う可能性のないSNSの煽りは好きじゃないから、平本ともSNSでやり合いたくなかったけど、あの時は「今回はやれるんちゃうか、試合が決まるんじゃないか」ってワクワクしてました。実際に平本がどう思っていたかは、分からないですけどね。
――ちなみに、年下の平本選手から呼び捨てにされるのはOKなんですよね?
安保 アイツは誰にでもあんな感じじゃないですか。皇治さんとか魔裟斗さんも呼び捨てにしてて、心からOKって思ってるわけじゃないけど「お前ならええか」みたいな感覚かな。ちょっと腹は立ってるけどね(笑)。
――そんな関係性の平本選手と一緒に、RIZINだけじゃなく日本の格闘技界を面白くしていきたい?
安保 日本の格闘技が今すごく熱を帯びている感じがするし、子どもたちが憧れている雰囲気もあって、YouTuberやサッカーや野球みたいな子どもたちの将来の夢に「格闘技」が入ってくるんじゃないかって感じています。格闘家って、強さで自分の欲しいものを手にしているのがカッコいいし、自由でやりたいことができる。自由を奪われたら、人って面白くなくなっちゃうんでね。自分がいま熱い格闘技界の顔になって、子どもたちに自分を目指してカッコいい夢を追いかけてほしいから、もっと盛り上げていきたいです。
【インタビュー後編ではSNSでのファイターとのバトル、リベンジしたい相手、さらには結婚願望まで語った】
◆安保瑠輝也(あんぽ・るきや)
幼少期より弟の璃紅とともに空手で実績を残し、2012年8月に17歳でKrushでプロデビュー。19年6月、K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者ゲーオ・ウィラサクレックに判定勝利で第4代王者に輝く。21年9月に第2代K-1ウェルター級王座決定トーナメントの決勝で野杁正明と対戦し、3Rに三日月蹴りによるKO負けを喫した。
23年からRIZINに参戦し、キックルールで元K-1王者ブアカーオ・バンチャメークと引き分け、宇佐美正パトリックに判定勝ち。大みそかにMMAに初挑戦したが、久保優太に1Rリアネイキッドチョークを極められ一本負け。今年7月の『超RIZIN.3』で“ボクシング界のレジェンド”マニー・パッキャオと対戦し、3ラウンドを互角に戦い抜いた。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
試合を終えた直後は休養を取っていたが、その足でパッキャオの母国のフィリピンへ向かい、勢いそのままにパッキャオの自宅を訪問するなど、試合後も一挙手一投足に注目を集めている。さらなる高みを目指す男は、これからどこに向かうのか。ORICON NEWSでは単独インタビューを行い、その考えをたっぷり聞いた。前編ではパッキャオ戦に向けた取り組みと試合後の心境、パッキャオの豪邸で感じたこと、そして平本蓮との関係性について語った。
■パッキャオ戦を終えて「ゆっくりしたい気持ちもあるけど、早く戦いに戻りたい自分もいる」
――“アジアで最も偉大なアスリート”といわれるパッキャオ選手との試合から少し時間が経ちましたが、現在の心境は?
安保 パッキャオ戦の前から戦いが続いていたじゃないですか。BreakingDownでスダリオ(剛)とやって、(元UFCミドル級王者の)ショーン・ストリックランドとスパーして、その後に熊本でエキシビションの試合もしていて。戦いが続いて怪我もあるから少しゆっくりしたい気持ちもあるけど、逆に早く戦いに戻りたい自分もいるんですよね。ちょっとややこしくて、自分という存在がよくわかってないです(笑)。自分は本当にマインドがファイターだから、ずっと戦ってないと自分らしくいられない。だから、休みたいのか、戦いたいのか、今すごく葛藤を感じています。
――今後も戦い続けるためには、休養も必要だと思いますが…。
安保 ボクシングの中尾(剛之)先生と話して、ちょっと痛めている左手を治したほうがいいという結論になったので、たぶん休むんですけど、でも早く戦いたいなと思ったりします。
――パッキャオ戦は安保選手にとって過去一番の注目を集めた試合でしたが、どのような準備を重ねてきたのでしょうか?
安保 試合が決まった瞬間から中尾先生のいる和歌山に籠もって生活して、とにかくパッキャオ選手に勝つにはどうすればいいか、それだけを考えて練習していました。試合前は「安保のパンチは一発も当たらない」とか「ボクシングをナメるな」とか、ボクシングの元選手たちが発言していましたけど、絶対にひっくり返してやろうと思っていたし、先生とだったらそれができると信じていたので、脳も体もフル回転して戦うことだけを考えてきました。
――過酷な1ヶ月だったかと思いますが、また経験したいですか?
安保 そう思える相手と戦いたいです。パッキャオ戦はワクワクできて、その価値があると思えたから、やり切ることができました。
■MMA、キック、そしてボクシング…「自分はどうしたいか、自分に問いただす時間が必要かな」
――SNSを拝見しますと、試合後にフィリピンのパッキャオ選手のご自宅を訪問されていましたが、どうやって会いに行ったのでしょうか?
安保 パッキャオ選手の日本のマネージャーさんと試合前にコンタクトを取らせてもらっていたんです。すごくフランクな方で、敵対する感じもなくて。それで、試合後2週間はオフを作ると決めていて、海とかで遊んでいたんですけど、パッキャオ選手と戦ったことで自分が変わったのか確認したくて、フィリピンにも行ってみました。そしたら案の定、空港についた瞬間から職員さんに気づかれて、「ミスターアンポ!」って空いてる列に案内してくれたり、空港に出たらみんなに囲まれて「この前のファイトはすごかったよ!」って言ってもらえて。
それでマネージャーさんに連絡を取ったら、パッキャオ選手に会わせていただけることになったんです。政治活動や練習で忙しいから15分だけということで、自宅に招待していただいて15分しゃべるだけかと思ったら、政治活動を後回しにしていろいろ教えてくださいました。僕が「拳が痛い」と言ったら、バンテージの巻き方とか「こういう練習をしたほうがいい」とか、今度自分が合宿する時に参加するかって誘っていただいたり。要するに気に入ってもらえました(笑)。すごく大きな家で、壁にベルトがバンバンバン!って飾ってあるのがカッコよくて、自分のファイトという価値でこんな家を建てられるなんて、すごく刺激になりました。
――豪邸は成功の象徴ですよね。パッキャオ選手から、ボクシングにスカウトされませんでしたか?
安保 実際に「ボクシングをやったほうがいい」と言っていただきました。もちろん、そんなに甘い世界じゃないし、相当な特訓が必要だけど、トレーナーの方から「本気でやれば世界一になれる」と。
――今回の練習や試合を経験して、もっとボクシングを追求したい気持ちも芽生えましたか?
安保 ちょっと考え中です。俺の選択肢はMMAかキックで、ボクシングは考えていなかったんです。ボクシングを練習して能力を高めればMMAやキックの試合を有利に進められるから、自分にとっては強くなるための手段でした。でもボクシングで世界を目指すっていう道もチラつき始めて、本当に自分がどうしたいのか、どうありたいのか、自分に問いただす時間が必要かなと今は考えています。
――安保選手がどんな考えでどんな道を進むのか、ファンとして一緒に楽しみたいです。
安保 自分がワクワクすることに挑戦するし、道を決めたら俺は全力で目の前のことをやって、試合をもちろん盛り上げて絶対にみんなをワクワクさせる自信もある。だから、俺が決めたことを応援してほしいなって思います。
■盟友(悪友?)の平本蓮と「一緒に格闘技界を盛り上げていきたい」
――先日、平本選手にインタビューしたのですが、安保選手を「すごく良かった」と評価されていた一方、試合前に「安保は何もできない」と予想していたボクシング関係者に対して「自分のことのように腹が立つ」と怒りもあらわにしていました。
安保 俺も平本のインタビューを見て、めちゃくちゃうれしかったですね。ただ、試合前にそういうことを言ってる人がいるって聞いても、そんなことを考える余裕がないくらい目の前の練習に集中していたし、どうせ見返せるって自信があったので、正直どうでもよかったです。例えば「安保のパンチは大振りだから当たらない」とか言われても、そんな発言で自分のやることを変えようなんて思わないレベルで、中尾先生のことだけを信じてやっていました。だから、今そこに対して思うことは何一つないし、「中尾先生のボクシングのすごさを見たか」っていう気持ちだけです。
――『超RIZIN.3』で活躍された安保選手と平本選手ですが、いつ頃から仲が良くなっていったのでしょうか?
安保 仲が良くなった…、そんな感覚はないですね。K-1時代も交流は全然なくて、昔にクラブでばったり会って1回遊んだくらいで。俺が(2019年に)ゲーオ・ウィラサクレックに勝ってK-1チャンピオンになった頃からSNSで絡んできて、そっからバチバチするのが長いこと続いたんですけど、去年末にMMAをやることになって、そのキッカケも平本だったんですけど、ブラックローズっていう俺もよく分からないものができて(苦笑)。今は敵対する気持ちはないですね、なぜなら戦うことがないから。MMAをやるにしても俺が66キロまで落とすことないし、キックで平本と戦いたいと思わない。別に仲良くしたい気持ちがあるわけじゃないけど、敵でもないから、一緒に格闘技界を盛り上げていきたいっていう感じです。
――2年前の『THE MATCH 2022』では対戦のウワサもありました。
安保 あの時はSNSでいろいろ言われて一番ムカついてたから「よっしゃ、ここはやれる時や」と思ってました。俺は戦う可能性のないSNSの煽りは好きじゃないから、平本ともSNSでやり合いたくなかったけど、あの時は「今回はやれるんちゃうか、試合が決まるんじゃないか」ってワクワクしてました。実際に平本がどう思っていたかは、分からないですけどね。
――ちなみに、年下の平本選手から呼び捨てにされるのはOKなんですよね?
安保 アイツは誰にでもあんな感じじゃないですか。皇治さんとか魔裟斗さんも呼び捨てにしてて、心からOKって思ってるわけじゃないけど「お前ならええか」みたいな感覚かな。ちょっと腹は立ってるけどね(笑)。
――そんな関係性の平本選手と一緒に、RIZINだけじゃなく日本の格闘技界を面白くしていきたい?
安保 日本の格闘技が今すごく熱を帯びている感じがするし、子どもたちが憧れている雰囲気もあって、YouTuberやサッカーや野球みたいな子どもたちの将来の夢に「格闘技」が入ってくるんじゃないかって感じています。格闘家って、強さで自分の欲しいものを手にしているのがカッコいいし、自由でやりたいことができる。自由を奪われたら、人って面白くなくなっちゃうんでね。自分がいま熱い格闘技界の顔になって、子どもたちに自分を目指してカッコいい夢を追いかけてほしいから、もっと盛り上げていきたいです。
【インタビュー後編ではSNSでのファイターとのバトル、リベンジしたい相手、さらには結婚願望まで語った】
◆安保瑠輝也(あんぽ・るきや)
幼少期より弟の璃紅とともに空手で実績を残し、2012年8月に17歳でKrushでプロデビュー。19年6月、K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者ゲーオ・ウィラサクレックに判定勝利で第4代王者に輝く。21年9月に第2代K-1ウェルター級王座決定トーナメントの決勝で野杁正明と対戦し、3Rに三日月蹴りによるKO負けを喫した。
23年からRIZINに参戦し、キックルールで元K-1王者ブアカーオ・バンチャメークと引き分け、宇佐美正パトリックに判定勝ち。大みそかにMMAに初挑戦したが、久保優太に1Rリアネイキッドチョークを極められ一本負け。今年7月の『超RIZIN.3』で“ボクシング界のレジェンド”マニー・パッキャオと対戦し、3ラウンドを互角に戦い抜いた。
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2024/08/19