ピン芸人のやす子が3日、福岡・みずほPayPayドームで行われた福岡ソフトバンクホークス対日本ハムファイターズ戦でセレモニアルピッチに登場した。 この日は、新しくなった『鷹祭 SUMMER BOOST』の5日目。セレモニアルピッチに、おなじみの迷彩服で登場した、やす子は豪快に振りかぶると、山なりながらもノーバンでストライク投球に。球場にはどよめきが起きていた。 投げ終えて取材に応じた、やす子は野球経験ほぼなしの初心者であることを告白。初始球式で見事に投げきり「野球はじめようかな」とにっこりだった。練習は球場に来てから津森宥紀と行ったそう。「津森さんが迷彩服で来てくれて!投げ方も『こうするんだよ』と教えていただきました。野球をやったことなかったんですけど、スゴく楽しかったです」と喜びを口にした。また、投げるのは両利きだそう。「野球は右投げの方を見て、覚えたというか…。どっちも行けます!」と明かし、報道陣を驚かせていた。 山口県出身で、地元にはソフトバンクファンと、広島東洋カープファンが多かったそう。過去にソフトバンクの試合観戦に来たこともあり「ソフトバンクファンの友だちのお父さんが連れてきてくれて!福岡ドームかヤフオクドームの時に来ました」と明かす。好きな選手について持ちネタの「はい〜!」にかけて、「かい〜!」と甲斐拓也を挙げていた。「甲斐キャノン好きです!」としながらも「本当はギータ(柳田悠岐)がめちゃくちゃ好きです。ずっとヒーローです。甲斐選手も最高のキャッチャーですけど」と打ち明けて恐縮していた。 『鷹祭 SUMMER BOOST』は、約20年間にわたりファンと築き上げてきた『鷹の祭典』が進化したもの。野球イベントの枠を超え、チーム、ファン、そして福岡のまちが共に創り上げる新たな夏のエンターテインメントイベント。みずほPayPayドームでの試合では、日替わりで音楽やお笑いなど多彩なゲストが登場してイベントを盛り上げる。