俳優の池松壮亮が主演する、奥山大史監督の長編2作目『ぼくのお日さま』より、約2年ぶりにキャスト・スタッフが再集結し、新たに撮り下ろした映像で制作された「映画 ぼくのお日さま マナー講座」が解禁となった。

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　5月に開催された「第77回カンヌ国際映画祭」オフィシャルセレクション「ある視点」部門で上映された本作は、雪の降る街を舞台に、吃音をもつホッケー少年のタクヤと、フィギュアスケートを学ぶ少女さくら、そして元フィギュアスケート選手でさくらのコーチ荒川の3人の視点で紡がれる物語。

　この度解禁されたのは、奥山監督が、監督・撮影・編集全てを手がけ、タクヤを演じた越山敬達とさくらを演じた中西希亜良、コーチ荒川を演じた池松、タクヤの友達コウセイを演じた潤浩（ゆんほ）らキャストが、スケートリンクで撮り下ろした「マナーCM」。

　スケート経験のある奥山監督が、映画の本編同様に、スケートを滑りながら撮影を敢行。ハンバート ハンバートの佐藤良成が手がけた劇伴が流れはじめると、「映画 ぼくのお日さま マナー講座」と池松先生が劇場マナーを説明しはじめる。すると越山と中西のふたりが、池松の背後から椅子をすべらせながら近寄ってくる。結果、池松先生は説明そっちのけで、越山、中西と一緒になって遊びはじめてしまう。すると映画本編でも、親友のタクヤに対して毎度ナイスフォローで観客を魅了するコウセイ役の潤浩が「ちゃんと説明しないと劇場の方に怒られますよ」と、代理でマナー説明を続けるナイスフォローをみせる。

　スケートリンクで、滑りながら無邪気に遊ぶ楽しそうな越山、中西、池松の3人と、名アシストの潤浩に、ほっこりできるマナーCMに仕上がっている。この映像は、メイン館となるテアトル新宿、TOHOシネマズシャンテなど一部劇場で、あす2日から上映される。

　同映画は、テアトル新宿、TOHOシネマズシャンテでは、9月6日〜8日の3日間限定先行公開、9月13日より全国公開される。

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