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遠野なぎこ、柔道・阿部詩の“号泣”批判の声に「文句をつけるなんて、言語道断」「同じ血が通った人間ですか」

 俳優の遠野なぎこが30日、自身のインスタグラムを更新。パリ五輪・柔道女子52キロ級で2回戦敗退となり、人目をはばかることなく号泣した阿部(24)に賛否の声が上がっていることについて私見を述べた。

遠野なぎこ(2015年撮影) (C)ORICON NewS inc.

遠野なぎこ(2015年撮影) (C)ORICON NewS inc.

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 遠野は「『“人の心に寄り添えないのか…”』。今回のオリンピックの、阿部詩選手の敗退の涙。その姿に賛否の声があるようで。私には信じられない」と思いを吐露。「それでも同じ血が通った人間ですか。…あれだけ美しい涙があるだろうか。…あれだけ美しい叫び声があるだろうか。人は本当に身勝手に何でも言いたがる。自分は同じ土俵に立った事もない癖に。私はとても感動しましたよ」とつづった。

 「負けた姿を見せてくれた事にも、その現実を身体中で悔しがる姿にも涙をしましたし勇気を頂きました。あんなに泣き叫べる程の努力を我々は果たして1度でもした事があるのか、改めて考えさせられました」とし、「少なくとも、世界の闘いの場に立った事がある人間なんてほんの一握り。どれだけ身を削り生きていらっしゃた事か。私達には想像もつかない世界です」と思いやった。

 「だから、泣いたんです。だから、魂の叫び声が出たんです。そこに文句をつけるなんて、言語道断。何様なんだか。不憫過ぎる。阿部詩選手、勇気をありがとう。素敵な試合をありがとう。これからもずっと応援しています」とエールを送った。

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