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【RIZIN】「常人が理解できる枠で収まらないのがトップファイター」解説の川尻達也が“ペットボトル騒動”言及
 28日開催の『超RIZIN.3』でPPV中継の解説を務めた格闘家の川尻達也が、同大会のメインで対戦した朝倉未来平本蓮、そして試合後に勃発した平本と鈴木千裕の“ペットボトル騒動”について、自身のX(旧ツイッター)で言及した。

平本蓮(左)、鈴木千裕 (C)ORICON NewS inc.

平本蓮(左)、鈴木千裕 (C)ORICON NewS inc.

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 朝倉に1ラウンドKO勝利した平本について「ファンイベントや公式スケジュールをキャンセルしたりと残念に思うことはあったけど結果で全てを黙らせた。勝てば全てがひっくり返る。格闘技はそうあるべき。平本蓮はカッコいい」と、結果で雑音を黙らせた勝者を称賛した。

 敗者の朝倉についても「格闘技業界への貢献度や今後の格闘技界への影響は計り知れない。リングに立ち戦うというのはそういう事」と功績を称え、「残酷だからこそ美しい。朝倉未来もカッコいいよ」と賛辞を送った。

 また、解説者として鈴木と並んでいた立場から「ペットボトル騒動についても一言」と切り出し、「劇的な勝利をあげて歓喜のなか興奮状態での勝者の行動も、それを目の前で見せつけられたチャンピオンの行動も批判はあれ間違ってるとは思わない」と平本と鈴木の行動に理解を示す。

 そして「日本中が注目する戦いから解放されたファイターの気持ちや、自分のいない所で48000人の観衆が盛り上がる戦いを見せられたチャンピオンの気持ちなんて分からないでしょ?」「ファイターに聖人君子を求めるな。常人が理解できる枠で収まらないのがトップファイター」とコメントした。

 自身も2016年のRIZINでの試合直後、解説席の青木真也からリング上にペットボトルを投げられて激昂していたが「2016年俺がペットボトルを投げた青木にキレたのはファイターだったから。2024年今俺がファイターをかばうのは戦いから降りたから。自分の立ち位置で見方も受け取り方も変わる」と立場の違いを説明。最後に「嬉しさや悔しさがあるだろうけど今は平本蓮と朝倉未来に感謝」と改めてメインで対戦した2人に思いを伝えた。

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  • 平本蓮(左)、鈴木千裕 (C)ORICON NewS inc.
  • 『超RIZIN.3』で朝倉未来に勝利した平本蓮 (C)ORICON NewS inc.

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