■『Yogibo presents 超RIZIN.3』（28日・さいたまスーパーアリーナ）
第6試合　MAルール　61キロ
◯芦澤竜誠―X皇治
3ラウンド判定　3-0

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　K-1時代から長い因縁のあった2人による因縁の決着戦は、一戦目に続いて芦澤竜誠が皇治に勝利した。昨年から転向したMMAで初白星をあげた。

　芦澤と皇治は昨年4月にRIZINの舞台でキックルールで対戦し、判定2-1で芦澤が勝利した。その後に芦澤はMMAに転向を果たしたが、リベンジを狙う皇治もMMAに挑戦。昨年大みそかで皇治が三浦孝太に勝利、芦澤が太田忍に負けたことから、今回ルールを変えての再戦となった。

　芦澤と皇治は昨年4月にRIZINの舞台でキックルールで対戦し、判定2-1で芦澤が勝利した。その後に芦澤はMMAに転向を果たしたが、リベンジを狙う皇治もMMAに挑戦。昨年大みそかで皇治が三浦孝太に勝利、芦澤が太田忍に負けたことから、今回ルールを変えての再戦となった。

　一戦目に続き、今回も会見で大乱闘を繰り広げて大きな話題を集めてきた集大成となる決着戦。4万人の大観衆が見守るなかで長い花道を歩いてきた両者は、リングでコールされると相手の前に歩いていき、試合への緊張感を高めた。

　試合が始まると、芦澤は公開練習で見せたような手をヒラヒラさせる動きで間合いを取るも、皇治は距離を詰めてパンチを狙い、芦澤もキックリで反撃。インファイトを仕掛けたい皇治だが、リーチに勝る芦澤が遠い距離感でコントロールし続けた。

　2ラウンドも芦澤がコントロールする時間が続いたまま終わったが、3ラウンドの開始直後に皇治の左フックで芦澤の腰が落ちると、一気に皇治が攻め込みグラウンドの展開に持ち込む。ここは芦澤が立って打撃戦に戻すも、皇治が首投げで再びグラウンドに持ち込むなど、ポイントを取り返していく。

　　ここも芦澤が立ったところで再び打撃戦となり、お互いにスタミの消耗が激しくなるも下がらずに攻め続ける。芦澤のパンチを浴びて鼻血を出しながらも皇治が前に出続け、芦澤も打撃を止めない、まさにすべてを出し合う激闘に会場からは両者に大きな声援が送られた。

　判定で勝利をコールされた芦澤は、マイクを持ち「RIZIN史上、俺が一番皇治のことぶん殴ったでしょ」とノリノリで語るも、「皇治選手、カッコよかったです。引退しないでください」と花道を去る皇治に声をかけた。

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