28日開催の『Yogibo presents 超RIZIN.3』(さいたまスーパーアリーナ)に参戦するボクシング世界6階級制覇のスーパースター、マニー・パッキャオ(45)が25日、都内で公開練習を行った。安保瑠輝也(28)との対戦に向けて「戦う準備は100%。スパーリングは数え切れないくらいやってきた」と自信たっぷりに語った。
パッキャオは2021年に2度目の引退を発表後、22年11月に韓国でのYouTuberとのエキシビションマッチ以降はリングを離れていたが、榊原信行CEOとの長年の交流の結果、ついにRIZIN参戦が決定。当初はフェザー級王者の鈴木千裕と対戦予定だったが、鈴木が6月の試合で負傷したため、代役に抜てきされた安保と対戦する。
偉大なるアスリートの公開練習に、格闘技メディアはもちろんボクシングメディア、さらにパッキャオのチームメイトや関係者など総勢100人以上が集結。元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志氏や元WBA世界ライトフライ級王者の具志堅用高氏も駆けつけた。
大勢のカメラに見守られながらリングインしたパッキャオは、入念にストレッチをしてから鋭いシャドーと軽快なフットワークを披露。そしてRIZINのボクシンググローブをつけるとトレーナー相手に何ラウンドもミット打ちを行い、先月の会見で「エキシビションという言葉は使わないでほしい」と語った自らの言葉を証明するような動きを見せた。
途中でTシャツを着替えるほどたっぷりの汗をかくほどの練習後、報道陣との囲み取材にも対応。対戦する安保について「なかなかいい選手だと思います。パンチもいいし動きも素晴らしい」と評価するも、そのボクシングが自身に通用するか聞かれると「楽しみにしていてください」とニヤリとした。
まだ安保とは対面していないが「こういうことは過去にもあった。問題ない」と意に介さず、初めてのRIZINグローブも「ベリーグッド。とてもいい感触です」と太鼓判を押す。
今大会には“ボクシング界の問題児”こと元WBC世界ライト級暫定王者のライアン・ガルシアの来場も決定している。ボクシング界からも大きな注目を集めているが、パッキャオも「いいことじゃないですか」と笑顔で語った。
◆マニー・パッキャオ
フィリピン出身。史上2人目の世界6階級制覇王者。14歳頃より本格的にボクシングの練習を開始し、1995年1月に16歳でプロデビュー。2001年6月、オスカー・デ・ラ・ホーヤの前座で急遽IBF世界スーパーバンタム級王者のレーロホノロ・レドワバへの挑戦者に抜擢され、KO勝利で王座を奪ったことで一躍名を上げた。08年には階級をウェルター級に上げてスーパースターのオスカー・デ・ラ・ホーヤと対戦。“ドリームマッチ”と名付けられるほどの体格差をものともせず8回TKO勝利を挙げた。15年5月のフロイド・メイウェザーとの“世紀の一戦”と呼ばれた世界ウェルター級王座統一戦では、判定負けを喫したが約150億円 のファイトマネーを手にした。22年大みそかにRIZIN参戦を表明。24年7月の『超RIZIN.3』でついにグローブをつけてリングに立つ。
●『Yogibo presents 超RIZIN.3』
7月28日 さいたまスーパーアリーナ(スタジアムバージョン)
・第11試合 フェザー級 特別ルール(5分5ラウンド)
朝倉未来 vs. 平本蓮
・第10試合 RIZINスタンディングバウト 69キロ
マニー・パッキャオ vs. 安保瑠輝也
・第9試合 フェザー級
斎藤裕 vs. 久保優太
・第8試合 フライ級
扇久保博正 vs. 神龍誠
・第7試合 59.0kg契約
所英男 vs. ヒロヤ
・第6試合 バンタム級
芦澤竜誠 vs. 皇治
・第5試合 ベアナックルルール 57.2kg
ジョン・ドットソン vs. 征矢貴
・第4試合 スーパーアトム級
RENA vs. ケイト・ロータス
・第3試合 フェザー級
鈴木博昭 vs. YA-MAN
・第2試合 ベアナックルルール 57.2kg
タイ・エマリー vs. チャリーサ・シガーラ
・第1試合 フェザー級
新居すぐる vs. 摩嶋一整
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
パッキャオは2021年に2度目の引退を発表後、22年11月に韓国でのYouTuberとのエキシビションマッチ以降はリングを離れていたが、榊原信行CEOとの長年の交流の結果、ついにRIZIN参戦が決定。当初はフェザー級王者の鈴木千裕と対戦予定だったが、鈴木が6月の試合で負傷したため、代役に抜てきされた安保と対戦する。
偉大なるアスリートの公開練習に、格闘技メディアはもちろんボクシングメディア、さらにパッキャオのチームメイトや関係者など総勢100人以上が集結。元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志氏や元WBA世界ライトフライ級王者の具志堅用高氏も駆けつけた。
大勢のカメラに見守られながらリングインしたパッキャオは、入念にストレッチをしてから鋭いシャドーと軽快なフットワークを披露。そしてRIZINのボクシンググローブをつけるとトレーナー相手に何ラウンドもミット打ちを行い、先月の会見で「エキシビションという言葉は使わないでほしい」と語った自らの言葉を証明するような動きを見せた。
途中でTシャツを着替えるほどたっぷりの汗をかくほどの練習後、報道陣との囲み取材にも対応。対戦する安保について「なかなかいい選手だと思います。パンチもいいし動きも素晴らしい」と評価するも、そのボクシングが自身に通用するか聞かれると「楽しみにしていてください」とニヤリとした。
まだ安保とは対面していないが「こういうことは過去にもあった。問題ない」と意に介さず、初めてのRIZINグローブも「ベリーグッド。とてもいい感触です」と太鼓判を押す。
今大会には“ボクシング界の問題児”こと元WBC世界ライト級暫定王者のライアン・ガルシアの来場も決定している。ボクシング界からも大きな注目を集めているが、パッキャオも「いいことじゃないですか」と笑顔で語った。
◆マニー・パッキャオ
フィリピン出身。史上2人目の世界6階級制覇王者。14歳頃より本格的にボクシングの練習を開始し、1995年1月に16歳でプロデビュー。2001年6月、オスカー・デ・ラ・ホーヤの前座で急遽IBF世界スーパーバンタム級王者のレーロホノロ・レドワバへの挑戦者に抜擢され、KO勝利で王座を奪ったことで一躍名を上げた。08年には階級をウェルター級に上げてスーパースターのオスカー・デ・ラ・ホーヤと対戦。“ドリームマッチ”と名付けられるほどの体格差をものともせず8回TKO勝利を挙げた。15年5月のフロイド・メイウェザーとの“世紀の一戦”と呼ばれた世界ウェルター級王座統一戦では、判定負けを喫したが約150億円 のファイトマネーを手にした。22年大みそかにRIZIN参戦を表明。24年7月の『超RIZIN.3』でついにグローブをつけてリングに立つ。
●『Yogibo presents 超RIZIN.3』
7月28日 さいたまスーパーアリーナ(スタジアムバージョン)
・第11試合 フェザー級 特別ルール(5分5ラウンド)
朝倉未来 vs. 平本蓮
・第10試合 RIZINスタンディングバウト 69キロ
マニー・パッキャオ vs. 安保瑠輝也
・第9試合 フェザー級
斎藤裕 vs. 久保優太
・第8試合 フライ級
扇久保博正 vs. 神龍誠
・第7試合 59.0kg契約
所英男 vs. ヒロヤ
・第6試合 バンタム級
芦澤竜誠 vs. 皇治
・第5試合 ベアナックルルール 57.2kg
ジョン・ドットソン vs. 征矢貴
・第4試合 スーパーアトム級
RENA vs. ケイト・ロータス
・第3試合 フェザー級
鈴木博昭 vs. YA-MAN
・第2試合 ベアナックルルール 57.2kg
タイ・エマリー vs. チャリーサ・シガーラ
・第1試合 フェザー級
新居すぐる vs. 摩嶋一整
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2024/07/25