“日本ムエタイ界の至宝”こと梅野源治が、先月にタイで行われた格闘技イベントに参戦した模様に密着した動画『〜格闘冒険バラエティー〜世界の果てまで行ってRIZIN Vol.001 in タイ』が、RIZINのYouTubeチャンネルで公開された。

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　先月末、梅野が格闘家のボブ・サップとフェイスオフしている動画や、車いすに乗りながらリング上で対戦している動画がSNSで大きな話題を呼んだ。『世界の果てまで行ってRIZIN』ではその全貌を迫っており、梅野のタイでの悪戦苦闘の日々を詳細に記録している。

　動画は、RIZINの榊原信行CEOが「RIZINファイターが世界に打って出て、世界にRIZINの存在を認めさせてほしい」と、“RIZIN世界戦略”のために梅野にタイでの試合をオファーするところから始まる。突然のオファーに驚く梅野だったが、榊原CEOは「強さを証明して、肘をガンガン見せつけてよ」と期待を寄せ、梅野も「しっかり肘を見せてきます」と快諾した。

　しかし、試合のルールや対戦相手は未定、契約体重も62キロだったのが3日後に63キロに変更され、トレーナーが帯同していないため練習パートナーも不在と、梅野は次々とトラブルに見舞われ「ふざけるな」「アイツらヤバイだろ」と不満を連発する。

　詳細が知らされないまま迎えた前日の公開計量、会場に到着した梅野が呼び込まれた先に待っていたのは、なんとボブ・サップ。体重159キロのサップとの対戦に「無理だよ、ふざけるな。やりすぎ」と怒りを爆発させる。

　そして迎えた試合当日、開き直って試合に意気込む梅野のもとに、盟友の平本蓮が国際電話で激励。梅野は「きのうボブ・サップとフェイスオフやらされた」と報告すると、平本は大爆笑しながらも「梅野さんは相手が変わってもやる事は1つじゃないですか。肘！肘！」とエールを送った。

　果たして本当に梅野はボブ・サップと対戦するのか。そして、世界にRIZINファイターの強さと爆肘を見せつけることができたのか。梅野源治という人間に迫った珠玉のバラエティーとなっている。

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