■熱気あふれるイベント/ORICON NEWS独占レポート【1/3】
帰ってきた歌姫――。歌手・中森明菜(59)が、12日から14日にかけて都内でファンクラブ限定イベントを行った。中森がファンの前に立つのは2017年12月のディナーショー以来、およそ6年半ぶり。ちょうど誕生日にあたる13日の昼公演の模様を、3回に分けてお届けする。第1回は記者が観たありのままのステージ。
豪華コース料理に舌鼓をうちながら開演の時間を待つ。あと5分。会場のBGMの音量がだんだんとあがり定刻。まずはバンドが登場しジャズナンバーで会場を一気にコンサート会場へと変えていく。「明菜」コールが巻き起こる。いよいよ中森の登場だ。この日の衣装はヨウジヤマモト。衣装に定評のある中森、この日もファンから「衣装見せてー!」「靴みせてー!」とコールが飛んでいた。
両手を振りながら笑顔で登場すると「Re-Birth」を歌唱。歌い終えた後には、深々と一礼して、感謝を伝えた。「おかえりー!」「待ってたよー」「かわいいー!」など次々と飛ぶ喜びの声。「オープニングから、温かい声援、ありがとうございます!きのう初日を迎えさせていただきました。皆さん、ご存知のとおり、私は緊張しぃです」とはにかむと歓声は笑い声に変わる。「ディナーショーとかもたくさん立たせていただいていましたけど、ここまで近いのは初めてなので…」。最前席は手を伸ばせば届く距離だ。「今年一番の時間になればいいと思います」。
ファンとのかけあいを大切にする中森。MCパートでは客席からのリクエストに笑顔で応え、時にはすかして笑いに変える。さまざまな声色を使って、魅了していく。「それでは…なつかしいな。来年60(歳)か、これ歌ったのは16(歳)でした。お届けさせていただきたいと思います」。JAZZアレンジした「スローモーション」「ジプシー・クイーン」「TATTOO」と3曲続けて歌い上げる。いまできる限りのダンスも織り交ぜ、全身を使って届ける姿が印象的だった。
ステージ中央はもちろん、上手から下手までファンとの交流は止まらない。掛け合いを楽しみ、かみしめる。「古いアルバムの方から、メドレーでお届けしたいと思います」とメドレーで「乱火」「紡ぎ唄」「黒薔薇」「TSURAI・TSURAI」を披露する。
「BLONDE」「北ウイング」JAZZバージョンを歌唱した後は、バースデーサプライズが。バンドメンバーの演奏に合わせ、自然とファンが「ハッピーバースデー」の大合唱。「あたしは人を祝うのは得意だけど、祝われるのは苦手なの」。バンドメンバーから花束を受け取るや「きょうお誕生日の方、おめでとうございます!」ととぼけてみせた。「生まれてきてくれてありがとう!」というファンの声援が会場に響いた。
最後は「fin」のジャズバージョン。上機嫌で投げキッスも連発。歌える喜び、自身をまっすぐ見つめてくれる大切なファンと触れ合える喜び。そんな中森を間近で観られる喜び。たくさんの喜びに包まれた会場で、力いっぱいに両手を振ってステージをあとにした。
昨年11月発売の『林哲司50周年記念トリビュートアルバム サウダージ』では「北ウイング CLASSIC」のセルフカバーを披露。同年12月放送のニッポン放送『中森明菜オールタイムリクエスト』では、肉声でメッセージを寄せ、反響を呼んでいた。
公式YouTubeでは、今年4月の「TATTOO -JAZZ-」を皮切りに「BLONDE-JAZZ-」「ジプシー・クイーン-JAZZ-」「北ウイング-JAZZ-」「スローモーション-JAZZ-」と、5週連続でセルフカバーを公開。そしてきょう15日からは全世界配信がスタートした。JAZZバージョン5曲が、遂にサブスク/ダウンロード配信される。
今回のイベントは全5公演。直筆メッセージが入ったカードなど、会場に訪れたファン全員にプレゼントも用意された。公演前の食事のメニューにも趣向を凝らした。この日のデザートのメニュー名は「北ウイング」。連日、中森の楽曲名で構成され、細部までこだわった演出が施されていた。
MCのおちゃめな発言とは?あす配信の第2回に続く。
■セットリスト
Re-Birth(アルバム「FIXER」より)
【MC】
スローモーション-JAZZ-
ジプシー・クイーン-JAZZ-
TATTOO-JAZZ-
【MC】
<メドレー>乱火(アルバム「CRUISE」より)→紡ぎ唄(アルバム「I hope so」より)→黒薔薇(アルバム「UNBALANCE+BALANCE」より)→TSURAI・TSURAI(アルバム「la alteracion」より)
【MC】
BLONDE-JAZZ-
北ウイング-JAZZ-
【MC】
fin-JAZZ-
帰ってきた歌姫――。歌手・中森明菜(59)が、12日から14日にかけて都内でファンクラブ限定イベントを行った。中森がファンの前に立つのは2017年12月のディナーショー以来、およそ6年半ぶり。ちょうど誕生日にあたる13日の昼公演の模様を、3回に分けてお届けする。第1回は記者が観たありのままのステージ。
豪華コース料理に舌鼓をうちながら開演の時間を待つ。あと5分。会場のBGMの音量がだんだんとあがり定刻。まずはバンドが登場しジャズナンバーで会場を一気にコンサート会場へと変えていく。「明菜」コールが巻き起こる。いよいよ中森の登場だ。この日の衣装はヨウジヤマモト。衣装に定評のある中森、この日もファンから「衣装見せてー!」「靴みせてー!」とコールが飛んでいた。
両手を振りながら笑顔で登場すると「Re-Birth」を歌唱。歌い終えた後には、深々と一礼して、感謝を伝えた。「おかえりー!」「待ってたよー」「かわいいー!」など次々と飛ぶ喜びの声。「オープニングから、温かい声援、ありがとうございます!きのう初日を迎えさせていただきました。皆さん、ご存知のとおり、私は緊張しぃです」とはにかむと歓声は笑い声に変わる。「ディナーショーとかもたくさん立たせていただいていましたけど、ここまで近いのは初めてなので…」。最前席は手を伸ばせば届く距離だ。「今年一番の時間になればいいと思います」。
ファンとのかけあいを大切にする中森。MCパートでは客席からのリクエストに笑顔で応え、時にはすかして笑いに変える。さまざまな声色を使って、魅了していく。「それでは…なつかしいな。来年60(歳)か、これ歌ったのは16(歳)でした。お届けさせていただきたいと思います」。JAZZアレンジした「スローモーション」「ジプシー・クイーン」「TATTOO」と3曲続けて歌い上げる。いまできる限りのダンスも織り交ぜ、全身を使って届ける姿が印象的だった。
ステージ中央はもちろん、上手から下手までファンとの交流は止まらない。掛け合いを楽しみ、かみしめる。「古いアルバムの方から、メドレーでお届けしたいと思います」とメドレーで「乱火」「紡ぎ唄」「黒薔薇」「TSURAI・TSURAI」を披露する。
「BLONDE」「北ウイング」JAZZバージョンを歌唱した後は、バースデーサプライズが。バンドメンバーの演奏に合わせ、自然とファンが「ハッピーバースデー」の大合唱。「あたしは人を祝うのは得意だけど、祝われるのは苦手なの」。バンドメンバーから花束を受け取るや「きょうお誕生日の方、おめでとうございます!」ととぼけてみせた。「生まれてきてくれてありがとう!」というファンの声援が会場に響いた。
最後は「fin」のジャズバージョン。上機嫌で投げキッスも連発。歌える喜び、自身をまっすぐ見つめてくれる大切なファンと触れ合える喜び。そんな中森を間近で観られる喜び。たくさんの喜びに包まれた会場で、力いっぱいに両手を振ってステージをあとにした。
昨年11月発売の『林哲司50周年記念トリビュートアルバム サウダージ』では「北ウイング CLASSIC」のセルフカバーを披露。同年12月放送のニッポン放送『中森明菜オールタイムリクエスト』では、肉声でメッセージを寄せ、反響を呼んでいた。
公式YouTubeでは、今年4月の「TATTOO -JAZZ-」を皮切りに「BLONDE-JAZZ-」「ジプシー・クイーン-JAZZ-」「北ウイング-JAZZ-」「スローモーション-JAZZ-」と、5週連続でセルフカバーを公開。そしてきょう15日からは全世界配信がスタートした。JAZZバージョン5曲が、遂にサブスク/ダウンロード配信される。
今回のイベントは全5公演。直筆メッセージが入ったカードなど、会場に訪れたファン全員にプレゼントも用意された。公演前の食事のメニューにも趣向を凝らした。この日のデザートのメニュー名は「北ウイング」。連日、中森の楽曲名で構成され、細部までこだわった演出が施されていた。
MCのおちゃめな発言とは?あす配信の第2回に続く。
■セットリスト
Re-Birth(アルバム「FIXER」より)
【MC】
スローモーション-JAZZ-
ジプシー・クイーン-JAZZ-
TATTOO-JAZZ-
【MC】
<メドレー>乱火(アルバム「CRUISE」より)→紡ぎ唄(アルバム「I hope so」より)→黒薔薇(アルバム「UNBALANCE+BALANCE」より)→TSURAI・TSURAI(アルバム「la alteracion」より)
【MC】
BLONDE-JAZZ-
北ウイング-JAZZ-
【MC】
fin-JAZZ-
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2024/07/15