作家・染井為人氏による小説『正体』が映画化され、11月29日に全国公開することが決定した。このほど、主演以外の4人のメインキャストとして吉岡里帆、森本慎太郎、山田杏奈、山田孝之の出演が解禁。異例の主演が“不明”のまま、超ティザービジュアル、超特報映像が公開された。監督は藤井道人氏が務め、4人のメインキャストは藤井組に初参加となる。
日本各地に、潜伏し逃走を続ける、5つの顔を持つ指名手配犯。彼と出会い、信じる、疑う、恋する、追う4人。彼は凶悪犯か、無実の青年か…『余命10年』(2022年公開)が興行収入30億円を超える社会現象を巻き起こし、最新作『青春18×2 君へと続く道』が日本のみならず現在アジア各国で大ヒットを記録中の藤井監督が手掛ける、極上のサスペンスエンタテイメントが誕生する。
主人公・鏑木は変装と潜伏を繰り返しながら日本中を駆け巡り488日間におよぶ逃走劇を繰り広げるが、その撮影は2023年の夏と2024年初頭の冬に全国各地で行われた。
日本中を震撼させた殺人事件の容疑者として逮捕され死刑判決を受けたが、脱走し潜伏を続ける主人公・鏑木。吉岡が演じる沙耶香は、東京でフリーライターをしている鏑木が家がないところを助け、一緒に暮らし指名手配犯だと気づくが彼の無実を信じる。森本が演じる和也は、大阪の日雇い労働者として共に工事現場で働く鏑木と親しい友人となるが、犯人ではないかと疑う。
山田が演じる舞は、長野の介護施設で働く鏑木と出会い恋心を抱く。山田孝之演じる刑事の又貫は、潜伏しながら各地に出没し日本を縦断していく鏑木を追う。4人が出会った鏑木は、それぞれまったく違う姿をしていた。4人の視点から描かれる、鏑木の本当の“正体”とは。彼は、凶悪犯なのか、無実の青年なのか。
映画化発表に合わせて、前代未聞となる主人公の“正体”が不明の超ティザービジュアルと超特報が解禁。超ティザービジュアル、超特報ともに、逃げる鏑木のバックショットを中心に、「信じる」吉岡、「疑う」森本、「恋する」山田、「追う」山田の、鏑木と4人との関係性が表現されている。
■キャストコメント
▼吉岡里帆
偶然出会い、好きになって、大事に想って、ずっと一緒にいられたらなと思えた人が連続殺人鬼かもしれないと知ってしまったら…人生で絶対に起こってほしくない悪夢みたいな状況。自分だったらどう思って、その人の言葉をどのくらい信じることができるんだろう…お話をいただいてから撮影が終わるまでずっとそのことを考えていました。
藤井道人監督の丁寧な導きや、柔らかな感性と思考回路に背中を押されて、私自身も踏ん張りながら目を逸(そ)らさず本と向き合うことができました。スタッフの皆さまも、あの過酷な現場をプロフェッショナルな技術と精神力で走られていて、とてもカッコ良い精鋭部隊だなと思いました。私自身も皆さまに早く作品を見ていただきたいです!
――未解禁の主演・主人公について
今作で正体を暴かれる青年は、優しくて純粋で脆くて悲しい。どこか放っておけないような存在です(もちろん私が演じた沙耶香目線から見れば)。そんな彼が命をかけて自分の人生と向き合う姿は、自分なんてと生きていく力の燈が揺らいでいる人にほんの少しの前向きさや明日もう一度頑張ってみる意志、そんな力を贈るのではないかと思いました。
▼森本慎太郎
初めての藤井組への参加でとても緊張していましたが、皆さんの作品に対する向き合い方や監督への信頼度など、何もかもがとても刺激的に感じられ、ずっと勉強していたいと思える現場でした。そして、楽しく充実した時間を過ごせました。藤井監督にアドバイスしてもらいながら試行錯誤して撮影していき、表現の幅が広がった気がしますし、自分が知らなかった新しい自分を監督が見せてくれたと思っています。
藤井組に参加して得た経験が、今後の役者人生にたくさん影響していくだろうなと思います。
――未解禁の主演・主人公について
主演の“彼”との現場はとても楽しく、でもどこか掴(つか)めない存在でした。そこが劇中と重なり、芝居だけでなく現場での会話からとても引っ張っていただきました。現場での見た目は本当に誰なんだろうというくらい別人で、その街の雰囲気に溶けこんでいて、ここまで役が入るとなにもかも変わってしまうのかと、尊敬しました。座長としての立ち振る舞いや役者としてのすごさを目の当たりにして、共演できたことがとてもうれしかったです。
▼山田杏奈
人間らしく、素直な感情の機微を描くなかで舞が鏑木と出会いどのように変わっていくか、また鏑木になにかしらの影響を与えられたのか。日々目の前で起こることの一つ一つを新鮮に受け止めながら、すごく楽しく演じさせていただきました。
藤井組にはいつか参加したいという思いがずっとあったので、お話をいただいた時すごくうれしかったです。 藤井さんから「舞は視聴する側にとても近い。 鏑木の事件をテレビの中の話として変わらない日常を過ごしていた『普通の子』としての素直な思いであったり、それが一転他人事ではなく当事者になったときの戸惑いやさまざまな感情を表現してもらえたら」という旨のことをお話しいただいてました。感情に寄り添って話を聞いてくださって、芝居と役にじっくりと時間をかけて真摯に向き合わせていただけたとてもぜいたくな撮影期間でした。
――未解禁の主演・主人公について
ご一緒するのは今回が初めてだったのですが、役と共に苦しみ葛藤する、喜ぶ姿にとても実直な方なのだなという印象を受けました。鏑木に出会ったひとりとして、役としても影響を受けました。そしてなによりご本人のひたむきさとそのまなざしにすごく救われていました。
▼山田孝之
信じる事の大切さ。信じる事の危うさ。疑う事の大切さ。疑う事の恐ろしさ。信じる事とは、疑う事とはなんなのかを己に問いかけてほしい。常に。
■スタッフコメント
▼原作・染井為人氏
まずは拙作の映画化につき、多くの皆さまからご尽力を賜りましたこと、心より感謝を申し上げます。
出合い頭で作家になった男の小さな妄想が、こうして大きなプロジェクトに変貌するのですから、わからないものです。
作中の言葉を借りれば「人生とは不可解なもの」なのでしょう。
さて、監督の藤井道人さんと主演の俳優さんとは、クランクイン前から連絡を取り合いました。
その際に御二方の『正体』に対するリスペクト、そして並々ならぬ覚悟を感じ、これは必ずやいい映画になるであろうと確信いたしました。
はたしてどんな『正体』がスクリーンに描かれるのか、期待に胸を膨らませ公開を待ちたいと思います。
▼監督・藤井道人氏
映画『デイアンドナイト』でプロデューサーだったときからずっと目標だった山田孝之さんとの作品づくりは、僕の映画人生の中でも特別な時間でした。
尋常ではない緊張感の中で役を生きる山田孝之という怪物の本質に出会えたことに感謝しています。
そして、ずっと念願だった吉岡里帆さん、山田杏奈さんとの刺激的な撮影の日々。
森本慎太郎さんという新しい才能との出会い。
その魅力の全てをこの『正体』に込めることができました。
主演俳優の解禁とともに、映画『正体』を楽しみにしていてください。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
日本各地に、潜伏し逃走を続ける、5つの顔を持つ指名手配犯。彼と出会い、信じる、疑う、恋する、追う4人。彼は凶悪犯か、無実の青年か…『余命10年』(2022年公開)が興行収入30億円を超える社会現象を巻き起こし、最新作『青春18×2 君へと続く道』が日本のみならず現在アジア各国で大ヒットを記録中の藤井監督が手掛ける、極上のサスペンスエンタテイメントが誕生する。
主人公・鏑木は変装と潜伏を繰り返しながら日本中を駆け巡り488日間におよぶ逃走劇を繰り広げるが、その撮影は2023年の夏と2024年初頭の冬に全国各地で行われた。
日本中を震撼させた殺人事件の容疑者として逮捕され死刑判決を受けたが、脱走し潜伏を続ける主人公・鏑木。吉岡が演じる沙耶香は、東京でフリーライターをしている鏑木が家がないところを助け、一緒に暮らし指名手配犯だと気づくが彼の無実を信じる。森本が演じる和也は、大阪の日雇い労働者として共に工事現場で働く鏑木と親しい友人となるが、犯人ではないかと疑う。
山田が演じる舞は、長野の介護施設で働く鏑木と出会い恋心を抱く。山田孝之演じる刑事の又貫は、潜伏しながら各地に出没し日本を縦断していく鏑木を追う。4人が出会った鏑木は、それぞれまったく違う姿をしていた。4人の視点から描かれる、鏑木の本当の“正体”とは。彼は、凶悪犯なのか、無実の青年なのか。
映画化発表に合わせて、前代未聞となる主人公の“正体”が不明の超ティザービジュアルと超特報が解禁。超ティザービジュアル、超特報ともに、逃げる鏑木のバックショットを中心に、「信じる」吉岡、「疑う」森本、「恋する」山田、「追う」山田の、鏑木と4人との関係性が表現されている。
■キャストコメント
▼吉岡里帆
偶然出会い、好きになって、大事に想って、ずっと一緒にいられたらなと思えた人が連続殺人鬼かもしれないと知ってしまったら…人生で絶対に起こってほしくない悪夢みたいな状況。自分だったらどう思って、その人の言葉をどのくらい信じることができるんだろう…お話をいただいてから撮影が終わるまでずっとそのことを考えていました。
藤井道人監督の丁寧な導きや、柔らかな感性と思考回路に背中を押されて、私自身も踏ん張りながら目を逸(そ)らさず本と向き合うことができました。スタッフの皆さまも、あの過酷な現場をプロフェッショナルな技術と精神力で走られていて、とてもカッコ良い精鋭部隊だなと思いました。私自身も皆さまに早く作品を見ていただきたいです!
――未解禁の主演・主人公について
今作で正体を暴かれる青年は、優しくて純粋で脆くて悲しい。どこか放っておけないような存在です(もちろん私が演じた沙耶香目線から見れば)。そんな彼が命をかけて自分の人生と向き合う姿は、自分なんてと生きていく力の燈が揺らいでいる人にほんの少しの前向きさや明日もう一度頑張ってみる意志、そんな力を贈るのではないかと思いました。
▼森本慎太郎
初めての藤井組への参加でとても緊張していましたが、皆さんの作品に対する向き合い方や監督への信頼度など、何もかもがとても刺激的に感じられ、ずっと勉強していたいと思える現場でした。そして、楽しく充実した時間を過ごせました。藤井監督にアドバイスしてもらいながら試行錯誤して撮影していき、表現の幅が広がった気がしますし、自分が知らなかった新しい自分を監督が見せてくれたと思っています。
藤井組に参加して得た経験が、今後の役者人生にたくさん影響していくだろうなと思います。
――未解禁の主演・主人公について
主演の“彼”との現場はとても楽しく、でもどこか掴(つか)めない存在でした。そこが劇中と重なり、芝居だけでなく現場での会話からとても引っ張っていただきました。現場での見た目は本当に誰なんだろうというくらい別人で、その街の雰囲気に溶けこんでいて、ここまで役が入るとなにもかも変わってしまうのかと、尊敬しました。座長としての立ち振る舞いや役者としてのすごさを目の当たりにして、共演できたことがとてもうれしかったです。
▼山田杏奈
人間らしく、素直な感情の機微を描くなかで舞が鏑木と出会いどのように変わっていくか、また鏑木になにかしらの影響を与えられたのか。日々目の前で起こることの一つ一つを新鮮に受け止めながら、すごく楽しく演じさせていただきました。
藤井組にはいつか参加したいという思いがずっとあったので、お話をいただいた時すごくうれしかったです。 藤井さんから「舞は視聴する側にとても近い。 鏑木の事件をテレビの中の話として変わらない日常を過ごしていた『普通の子』としての素直な思いであったり、それが一転他人事ではなく当事者になったときの戸惑いやさまざまな感情を表現してもらえたら」という旨のことをお話しいただいてました。感情に寄り添って話を聞いてくださって、芝居と役にじっくりと時間をかけて真摯に向き合わせていただけたとてもぜいたくな撮影期間でした。
――未解禁の主演・主人公について
ご一緒するのは今回が初めてだったのですが、役と共に苦しみ葛藤する、喜ぶ姿にとても実直な方なのだなという印象を受けました。鏑木に出会ったひとりとして、役としても影響を受けました。そしてなによりご本人のひたむきさとそのまなざしにすごく救われていました。
▼山田孝之
信じる事の大切さ。信じる事の危うさ。疑う事の大切さ。疑う事の恐ろしさ。信じる事とは、疑う事とはなんなのかを己に問いかけてほしい。常に。
■スタッフコメント
▼原作・染井為人氏
まずは拙作の映画化につき、多くの皆さまからご尽力を賜りましたこと、心より感謝を申し上げます。
出合い頭で作家になった男の小さな妄想が、こうして大きなプロジェクトに変貌するのですから、わからないものです。
作中の言葉を借りれば「人生とは不可解なもの」なのでしょう。
さて、監督の藤井道人さんと主演の俳優さんとは、クランクイン前から連絡を取り合いました。
その際に御二方の『正体』に対するリスペクト、そして並々ならぬ覚悟を感じ、これは必ずやいい映画になるであろうと確信いたしました。
はたしてどんな『正体』がスクリーンに描かれるのか、期待に胸を膨らませ公開を待ちたいと思います。
▼監督・藤井道人氏
映画『デイアンドナイト』でプロデューサーだったときからずっと目標だった山田孝之さんとの作品づくりは、僕の映画人生の中でも特別な時間でした。
尋常ではない緊張感の中で役を生きる山田孝之という怪物の本質に出会えたことに感謝しています。
そして、ずっと念願だった吉岡里帆さん、山田杏奈さんとの刺激的な撮影の日々。
森本慎太郎さんという新しい才能との出会い。
その魅力の全てをこの『正体』に込めることができました。
主演俳優の解禁とともに、映画『正体』を楽しみにしていてください。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
2024/07/11