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中川大志、映画『チャチャ』伊藤万理華の“悪魔かもしれない”恋人役 塩野瑛久も出演【コメントあり】
 俳優の伊藤万理華主演、「美しい彼」シリーズの酒井麻衣監督が7年ぶりに手がける完全オリジナルストーリーの映画『チャチャ』(10月11日公開)の本予告映像が解禁。中川大志藤間爽子塩野瑛久らが出演していることも明らかになった。

伊藤万理華×中川大志、映画『チャチャ』10月11日公開 (C)2024「チャチャ」製作委員会

伊藤万理華×中川大志、映画『チャチャ』10月11日公開 (C)2024「チャチャ」製作委員会

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 本作は、新進女優と次世代監督がタッグを組み、「不器用に、でも一生懸命“今”を生きるヒロインたち」をそれぞれの視点で映画化するプロジェクト、“(not) HEROINE movies”=ノットヒロインムービーズの第4弾公開作品。

 伊藤演じるチャチャが思いを寄せる樂(らく)を演じるのは、昨年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)や『オールドルーキー』(TBS)の好演でエランドール賞新人賞、今年は映画『碁盤斬り』(公開中)、『夏目アラタの結婚』(9月6日公開)等、注目作への出演が続く中川。

 今作でミステリアスな役どころで新境地を開拓する中川は「脚本を読んだ時、樂という男の子が持つミステリアスで、どこか憂いを帯びた色気に魅了されました。演じる自分にプレッシャーがかかるくらい、魅力的なキャラクターをいただけてうれしかったですし、刺激的な現場でした」とコメント。

 チャチャの同僚・凛を藤間、キーマンとなる謎の男・護を映画『HiGH&LOW THE WORST』への出演や大河ドラマ『光る君へ』の一条天皇役で注目を集める塩野、護の恋人のピオニー役を、映画『PLAN 75』で重要な役どころを演じ話題となったステファニーが演じる。さらに、落合モトキ藤井隆らの出演も明らかになった。

 デザイン事務所で働くイラストレーターの主人公・チャチャ。自由奔放な振る舞いで周囲から反感を買うこともあるが、人目は気にせず、好きなように生きるをモットーに過ごす日々。そんなチャチャが屋上で偶然出逢った、謎めいた青年・樂に興味を持ち…。

 解禁となった本予告は、樂が帰ろうとするチャチャの手を引きそのまま傾れ込むようなドキッとする場面から始まる。樂が作った料理をチャチャに“あーん”させる姿など、一緒に暮らすふたりの様子が描かれる。「2人いたらちょうどいい」と、好きなものは正反対ながらも、樂にひかれていくチャチャ。どこからどう見ても幸せなカップルのようだが、ある日チャチャが樂の部屋を覗いた先で目にしたものは…。

 穏やかなシーンから一変、「でも彼は、悪魔かもしれない」というナレーションにあわせて、「あなたも狙われてると思います」という謎の男・護の言葉や、「見たんでしょ?あの部屋」と呟く樂、そして森の中で包丁を持った樂と対峙するチャチャのシーンなど、物語は一気に不穏な展開へと進んでいく。

 秘められた好奇心によって紡がれるチャチャの物語は、ファンタジーのようで、コメディでもあり、サイコホラーの様相も垣間見える。まるでおもちゃ箱をひっくり返したような唯一無二のジャンルレスな一作となっている。

■中川大志(樂役)のコメント

 脚本を読んだ時、樂という男の子が持つミステリアスで、どこか憂いを帯びた色気に魅了されました。そして、気づけば「彼はこうあって欲しい」という理想が自分の中で大きくなっていきました。演じる自分にプレッシャーがかかるくらい、魅力的なキャラクターをいただけてうれしかったですし、刺激的な現場でした。楽しみにしていてください。

■藤間爽子(凛役)のコメント

 この映画はラブコメなのかファンタジーなのかサスペンスなのか…はたまた新しいジャンルが誕生したのか。いやどこのジャンルにも属さない、いや、属してほしくないと思える映画だと思いました。どこかはみ出していて、愛おしい。

 初めて台本を読んだとき、チャチャを演じられるのは伊藤万理華ちゃんしかいない!と思ったのが最初の感想です。チャチャをはじめ、魅力溢れるキャラクターがたくさん登場します。私もチャチャと一緒に楽しい時間を過ごすことができました。酒井監督が生み出す世界をぜひ映画館で観て楽しんでいただけたらうれしいです。

■塩野瑛久(護役)のコメント

 ご一緒したかった酒井麻衣監督の作品、そしてヒモの男という役...願ったり叶ったりな、僕にとってはうれしいことがたくさん詰まった映画となりました。出演者の方々も個性豊かで、予測のできない展開に、物語の終着点が良い意味で見えない心を揺さぶられる作品になっていると思います。ぜひ、劇場に足を運んでいただき作品の世界観と結末を見届けていただきたいです。

■ステファニー・アリアン(ピオニー役)のコメント

 オーディションの際、酒井監督が私の好きな花は何かと尋ねてくれました。そして監督は、私の役に私が好きな花である「ピオニー(牡丹)」と名付けてくれたと聞いてとてもうれしかったです。牡丹は幸福、愛、勇気を象徴しており、まさに私が演じた役の性格にぴったりです。酒井監督の演出を受けられたこと、そして共演者たちと一緒に映画づくりに参加できたことは名誉なことでした。チームの皆さんは才能豊かで、インスピレーションに満ちています。観客の皆様が牡丹のことを知り、彼女がどれほど愛を分かち合うのが好きかを知ってもらえたらうれしいです。

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