オリエンタルランドは9日、日本を拠点とする『ディズニークルーズ』を、2028年度に就航予定と発表した。 ディズニークルーズは、船の上という非日常の空間でディズニーが展開する様々なコンテンツを体験できるもので、1998年にアメリカで就航を開始した。現在は、5隻が運航しており、今後さらに3隻が増え、シンガポールでの就航も予定されている。 料金は、一部の体験や飲食代を除き、客室、キャラクターとの没入感あふれる体験、ラグジュアリーなダイニングからカジュアルダイニングまでの幅広いラインナップの食事やプール、レクリエーションなどを含んだ“オールインクルーシブ”となっている。 新たな事業の開始にあたり、2025年度から造船を開始し、2028年度の就航を目指す。この事業による総投資額は約3300億円を見込んでいる。総客室数は約1250室、乗客定員は約4000人、乗組員数は約1500人を予定しており、首都圏の港を発着する短期航路が中心。 オリエンタルランドは「東京ディズニーリゾート事業を通じて、非日常の空間と体験を提供してまいりました。今後は、船旅においてもディズニーならではの非日常体験を展開し、新たな体験価値を創出いたします。そして、『ファミリーエンターテイメントクルーズ』という、当社ならではのレジャーを実現することで、ゲストの皆さまに新たな形でのハピネスを提供し続けてまいります」とコメントを寄せている。◆ディズニークルーズ全体概要