立体的な音場を体感でき、作品への没入感を、映像からだけでなく音響の面でも高めてくれる立体音響技術「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」。映画から始まり、近年では音楽、ゲーム、スポーツなど様々な分野へと採用が進んでいる。中でも音楽は、2021年にApple Musicがドルビーアトモスによる「空間オーディオ」の配信をスタートしたことで、国内にも対応スタジオが増加中だ。そこで、このほど東京原宿にあるユニバーサルミュージック本社内に新設された、ドルビーアトモス制作が行えるスタジオを視察。ドルビーアトモス・ミックスが施された楽曲を聴き、その没入感を体験した。■日米同時進行での制作作業が可能 新スタジオ「Augusta Studio」他にはない大きな特徴

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  • ドルビーアトモス対応の音楽制作スタジオ「Augusta Studio(オーガスタ・スタジオ)」
  • ビデオ会議をつなぎ「Listento」でデータを送受信しながら日米で同時作業が可能
  • “ドルビーアトモス”は、水平面360度にプラス上方向の上部半球面の空間内で、位置情報を音のデータに持たせる方式。これにより任意の位置から音を鳴らしたり、その音をダイナミックに動かしたりできる
  • 米国で演奏、日本でボーカルなど創作の幅も拡張
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