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高峰享(仲野太賀)のもとに搬送された女性の正体は元アメリカ軍医(小池栄子) 『新宿野戦病院』第1話あらすじ

 俳優の小池栄子仲野太賀がW主演を務める、フジテレビ系水10ドラマ『新宿野戦病院』(毎週水曜 後10:00※初回15分拡大)がきょう3日からスタート。新宿・歌舞伎町を舞台に笑って泣ける “救急医療エンターテインメントで、脚本家・監督・俳優・ラジオパーソナリティー・ミュージシャンなど多彩なジャンルで幅広く活躍する宮藤官九郎氏による完全オリジナル脚本。フジテレビにおける宮藤氏のオリジナル脚本は『ロケット・ボーイ』(2001年)以来、実に23年ぶりとなる。

7月スタートのフジテレビ水10ドラマ『新宿野戦病院』より (C)フジテレビ

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 物語は新宿・歌舞伎町にたたずむ病院を舞台に、ホストやキャバ嬢、ホームレス、トー横キッズ、外国人難民などさまざまなバックボーンを持つ“ワケあり”な登場人物たちが交錯する社会の構図がテーマ。官九郎節ともいえる、ときにユーモアを織り交ぜながら、さまざまな悩みや問題を抱えながらも人生を強く生きる人たち・仲間・家族を通して、「命」の尊さを投げかける新たな救急医療エンターテインメントを届ける。

■第1話あらすじ

 ここは新宿歌舞伎町。NPO法人「Not Alone」の新宿エリア代表・南舞(橋本愛)が海外向けに歌舞伎町の魅力をアピールする動画を撮影していると、泥酔している女性と遭遇する。

 歌舞伎町の路地にひっそりと建つ『聖まごころ病院』には、美容皮膚科医・高峰享(仲野)をはじめ、個性豊かな医師たちが働いている。そこへ外科医不在の中、他病院での受け入れ拒否により、額から流血しているホストのマモルがやってくる。さらに急性アルコール中毒で、先ほどの泥酔女性、ヨウコ・ニシ・フリーマン(小池)と付き添いの南も同じくして病院に搬送されてきた。

 マモルは無事処置が終わり、ヨウコは翌朝診療費を払わず帰っていたが、後日再度病院に訪れる。彼女は海外医師免許があり、元アメリカ軍医として働いていたという。しかし、日本での医師免許がないため医療行為をすることができなかった。

 そんな中、南から病院に電話が入る。銃で撃たれ出血している男性・ムハマドを処置してほしいと懇願するが、享は外科がいないので対応できないと拒否。しかし難民申請が通っていないムハマドは他の病院に行くとそのまま強制送還されてしまう旨を南が伝える。そのムハマド達の様子を見ていたヨウコは彼を抱え、聖まごころ病院へ連れていく。動揺している病院の医師たちを横目に、ヨウコは処置を進める。果たしてヨウコは、ムハマドを無事救うことができるのか。

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