自動車史上最高のブランドであるフェラーリ。その創設者エンツォ・フェラーリの知られざる肖像と激動の1年を描いた映画『フェラーリ』(マイケル・マン監督)が7月5日より公開される。フェラーリ黎明期を語る上で欠くことができない存在が、エンツォの妻、ラウラ・フェラーリ。本作では、主人公エンツォをアダム・ドライバー、ラウラ夫人をペネロペ・クルスが演じている。このたび、ペネロペのインタビューを含む特別映像が解禁となった。 イタリアのモデナに生まれたエンツォは、レースドライバー、チームマネージャーを経て、1947年、妻のラウラと共にフェラーリ社を設立。乏しい資金で製造した最初のマシーンは、6戦目のローマ・グランプリで優勝し、世界のレーサーたちがシートを争う名チームに成長していく。しかし、1956年。一人息子のディーノが、難病によって24歳の若さで亡くなる悲劇が夫婦を襲う。
2024/06/21