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ディズニー&ピクサー『インサイド・ヘッド2』日本版エンドソングにセカオワ「プレゼント」を起用
 全米ほか世界各地で今月14日より順次公開され、数々の記録を塗り替える驚異的にヒットしているディズニー&ピクサー映画『インサイド・ヘッド2』(日本は8月1日公開)。その日本版エンドソングに起用された、SEKAI NO OWARIの「プレゼント」が流れる、日本版本予告映像が解禁となった。

ディズニー&ピクサー映画『インサイド・ヘッド2』(8月1日公開) (C)2024 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

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 全米では、オープニング3日間でアニメーション史上世界歴代No.1のオープニング記録を出し、公開2週目も興行収入No.1となるヒットを続けている。世界興収は約7.2億ドルを突破し、わずか公開10日間で2024年に公開された作品の中で興行収入1位に驚り出た。

 『インサイド・ヘッド』(2015年)は、どんな人の中にも広がっている“感情たち”の世界を舞台にした物語。明るくて優しい女の子・ライリーの頭の中で子どもの頃から彼女の幸せを見守るヨロコビ、カナシミ、ムカムカ、ビビリ、イカリら感情たちの奮闘を描いた前作は、興行的に大成功を収めただけでなく、「第88回アカデミー賞」長編アニメーション賞を受賞し、作品としても高い評価を受けた。

 前作から9年ぶりとなる『インサイド・ヘッド2』は、大人になると増えていく感情をテーマに、成長して新たな壁に直面するライリーの物語を描く。どんな人の中にも広がっている“感情たち”の世界を舞台に、高校入学という転機を迎えるライリーの頭の中で、彼女の幸せを<子どもの頃から見守る感情>ヨロコビ、カナシミ、ムカムカ、ビビリ、イカリの前に、新たな<大人の感情>、シンパイ、イイナー、ダリィ、ハズカシが現れ、感情の嵐が巻き起こる。

 解禁された本予告編は、高校入学という転機を控えた頑張り屋の少女・ライリーの頭の中に<大人の感情>たちが現れるシーンからはじまる。「私の役割はライリーの将来をシンパイすること」と語るシンパイは、ライリーの将来のために彼女は変わらなければならないと考え、「もう、ライリーにヨロコビたちは必要ない」と感情をコントロールする司令部から、子どもの頃からライリーの幸せを見守る感情・ヨロコビたちを追放してしまう。

 大人になると、ヨロコビは失われてしまうの?ヨロコビたちの代わりにライリーの感情のコントロールを乗っ取った<大人の感情>たちの暴走によって感情の嵐が巻き起こり、ライリーは自分らしさを失っていく…。

 「みんなから見て、いつも素敵な自分でいたい」と頑張れば頑張るほど、親友とすれ違ったり部活でもうまくいかなかったりと、今までと違う自分に戸惑うライリー。誰かと比べて不安になったり、自分ってダメだなと思ったり…ライリーはあふれ出る感情を抑えられなくなっていく。司令部から追放されてしまったヨロコビたちはライリーの自分らしさを取り戻し、救うことができるのか!?ライリーを救うカギは、広大な頭の中の世界の奥底に眠る“ある記憶”にあった…。

 日本版エンドソング「プレゼント」は、15年にNHK合唱コンクール 中学生の部の課題曲として制作された楽曲で、メンバーのSaoriが葛藤の多かった中学生時代の自分に“プレゼント”したい曲として歌詞を手がけ、レコーディングを中学校で行うなど、大人も中学生時代を思い出せるサウンドを取り入れた1曲。

 前作『インサイド・ヘッド』の大ファンだったというSaoriは本作の日本版エンドソングに決まったことについて、「『インサイド・ヘッド』は、私の人生に大きな影響を齎してくれた映画でした。頭の中の感情の仕組みが面白く描かれていて、自分の思考を整理するときにも、作中のキャラクターたちをよく思い出していました。『インサイド・ヘッド2』では、私たちの楽曲『プレゼント』を使用していただけると聞いて、本当に光栄です。家族や仲間たちと映画について話せるのが今から楽しみです」と語っている。

 友人関係や将来への“シンパイ”から感情の嵐に巻き込まれるライリーに“感情たち”が優しく手を差し伸べているかのように、「ひとりぼっちにさせないから、大丈夫だよ」という歌詞が、Fukaseの優しく力強い歌声で印象的に響き、心が温かくなる。ライリーと同じように感情の嵐を抱えながらも毎日頑張っている、あらゆる世代の心に優しく寄り添い、失敗したことや上手くいかないこと、今つらいと思うことも、きっといつか自分の人生の「プレゼント」なんだと思える日が来るという楽曲のメッセージが、『インサイド・ヘッド2』のテーマと合致していることから日本版エンドソングに決定した。

 ケルシー・マン監督は本作について「この映画は、自分自身を受け入れることをテーマにしています。欠点があっても、ありのままの自分を愛すること。愛されるために完璧である必要はない。それがこの映画の根底にあるテーマです」と語っており、図らずも歌詞がぴったりな「プレゼント」が、ラストシーンの感動に彩りを添える。

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