テレビ放送から20周年を記念して製作されたVシネクスト『特捜戦隊デカレンジャー20th ファイヤーボール・ブースター』が7日より期間限定上映中で、11月13日にBlu-ray&DVDを発売する。ORICON NEWSでは、リドミハ星人・モクミス役で出演するアンジュルムの川村文乃(24)に動画インタビューを実施。ハロープロジェクトの憧れの存在で、スーパー戦隊シリーズの先輩でもある工藤遥との話や、地元・高知で行われたロケでの『デカレンジャー』たちとの撮影秘話などを聞いた。
■メンバーもびっくり モクミス役で「まさかアイドルしながら怪人に」
――オファーが来た感想は?
【川村】まさか『デカレンジャー』に私が出演するなんて。「私ですか?」みたいな感じで、すごくびっくりしました。普段はアンジュルムとしてアイドル活動をしてることが多くて。その中でも演技の仕事は本当になくて。しかも映画!「えぇすごい!」と思いました。お話を聞いたら今回はロケ地が高知だったので、それなら高知出身の私だからこそできる役があるんじゃないかなと思って、すごくワクワクしました。
――演じるモクミスについて。
【川村】高知にある高知県立牧野植物園にずっと住んでいる、植物学者のモクミスという役になっています。
――リドミハ星人という設定でもあります。
【川村】どんな怪人になるのか、最初に台本をいただいた時にあまり想像ができなかったんです。実際に衣装合わせをした時に、「こういう顔になりますよ」と変身した後の画像を見せていただいたんです。「わぁ、すごい!」と思って!びっくりしたんですけど、まさかアイドルをしていながら怪人になれると本当に思っていなかったのですごくうれしいです!
――変身シーンの撮影で驚いたことは?
【川村】今まで変身したことなかったので変身するのって、やっぱりすごく大変なんだなと思いました。変身後とつながるように動くことも大変でした。「目が光ります」と言われてたんですけどあんなにピカっと光ると思ってなかったんです(笑)。完成した予告を見て、「めっちゃ目が光ってる!」と思ってすごくテンションが上がりました!
――アンジュルムのメンバーの反応は?
【川村】メンバーも『デカレンジャー』のVシネクストに出ることや、撮影もしたことは知っていたんですけど、どういう見た目になってるのかはみんな知らなかったんです。予告を見て「びっくりしました」って、みんな言っていました。「すごいですね!変身した後も戦ったんですか?」とか聞かれて(笑)。実際はスーツアクターの方がやってくださったので変身後は体験してないんですけど。みんな、普段の自分とは全く違う見た目になってたので予告を見てびっくりしてました。1番、リアクションがよかったのはリーダーの上國料萌衣さんで、とてもびっくりされてましたね(笑)。「すごいね。あんな撮影してたんだね!」みたいな。スーパー戦隊シリーズにあまりなじみがないですし、怪人になってる人も身近にいなかったので(笑)。だから「あんな見た目になるんだね。目から光出てて、すごいね」とびっくりされました。あとはファンの皆さんもすごくびっくりされてました。アイドルをしているので(モクミスのせりふにある)「警察が大嫌いなんだ!」という言葉を私の口から聞けると思ってなかった方が多いと思うし(笑)。怪人になるという、あまりいないタイプのアイドルにもなりました。推しが怪人になって、ファンの皆さんもびっくりされてましたね(笑)。
■憧れの工藤遥には報告できず… ロケ地・高知のオススメスポットも紹介
――憧れの先輩の工藤遥さんもスーパー戦隊シリーズの『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』に早見初美花/ルパンイエロー役で出演していました。
【川村】そうなんですよ!私は工藤遥さんに憧れてハロープロジェクトに入りました。工藤さんがいなかったら今アンジュルムに入って、しかもこんな作品に出ることもなかったと思います。まさか憧れの先輩とスーパー戦隊シリーズでつながるんだ、と。すごくうれしくかったです。撮影のスタッフの方も『ルパパト』の撮影に参加されていた方もいらっしゃったりして、工藤さんのお話とかできてうれしかったです(笑)。
――工藤さんに連絡は?
【川村】していないんです…。ちょっと緊張して…。やっぱりファンなので、陰ながらずっと応援してますっていう感じで…。なので、連絡は取れてないです(笑)。先に連絡してアドバイスとか聞けばよかったですね…。もうファンすぎて連絡も緊張しちゃうんですよね…。また会う機会があれば、スーパー戦隊シリーズのお話をしたいと思います。
――もし報告するなら?
【川村】工藤さん生まれてきてくれて、ありがとうございます!アイドルになって、卒業されて、『ルパパト』に出演。工藤さんがいなかったら今の私は本当にいないので、ありがとうございます、という感じです。
――『デカレンジャー』キャスト陣との思い出は?
【川村】空き時間に気になっちゃって、「その制服は20年前と同じものを着てるんですか?」と聞いちゃいました(笑)。すごくキレイな状態で、20年前となるとサイズも変わったりするのかなと思って。「何パターンかあって、その1つを着ています」とのことでした。あと、江成仙一/デカグリーン役の伊藤陽佑さんの誕生日が7月7日で。私も7月7日なので、「同じ誕生日ですね!」というお話をしたり、あとアンジュルムの楽曲で「大器晩成」という楽曲があるんですけど、それを作ってくださった方が中島卓偉さんという方なんですけど「中島卓偉さん、めっちゃ好きです!」と伊藤さんと姶良鉄幹/デカブレイク役の吉田友一さんが言ってくださって。「だから『大器晩成』も知ってます。好きです」と伝えられました。まさか、そんなところで好きと好きがつながるとは思っていなかったのでうれしかったです。その話を伺ってから「大器晩成」を歌う時は、めっちゃ気合い入りました(笑)。
――地元・高知県での撮影エピソードを教えてください。おすすめの観光スポットも。
【川村】撮影場所だった牧野植物園は、高知県民は誰しも小学校の遠足で行くと言っていいぐらいの場所なんです。私も小学校の遠足で行ったこともありますし、中学生になってからも何度か行ったことがある場所でした。そこに『デカレンジャー』がいることもびっくりでした。私が演じるモクミスの研究室みたいな場所は温室の中にセットを組んでいて。いつも見る牧野植物園とは違った姿になっていて、すごくびっくりでした。でも、すごく世界観に合っていて、ぴったりな場所だなと思いました。高知城は、やっぱり歴史あるところですし、あそこにデカレンジャー6人がスーツでいらっしゃるのも、まさかそんな光景が見られるとは思ってもいませんでした。ぜひ、皆さんにも実際に高知城に登って高知市内を見渡してほしいなって思います。あとは桂浜水族館が出てくるんですけど、そこも高知色たっぷりで、すごくユニークで面白い水族館なので、ぜひ行ってもらえたらなと思います。
――本作の見どころは?
【川村】高知がロケ地になっているので高知のシーンが見どころかなと思います。実際に土佐弁に変更しているせりふもあったりする。方言も楽しみにしてもらいたいなと思います
――土佐弁の変更は川村さんがしたんですか?
【川村】そうです。台本は標準語だったんですけど監督さんとお話しして、ずっと高知に住んでいる役柄なので「方言でもいいですよ」ということだったので、方言に変更してせりふを言いました。「ようわかっちゅうやん」というせりふがあって。元は「よくわかっているね」というせりふを変更しました。「言ってたね」を「言いよったね」と変更したり、そういった感じでした。あとは最後です最後!みんな、エンディングで踊ってるんですけど、20年前のテレビシリーズと同じ感じでできたのが、すごくうれしくて。実際に胡堂小梅/デカピンク役の菊地美香さんに踊りを教えていただけたんですよ!20年前のテレビシリーズと同じ感じで踊ったところがあるので、最後のエンディングまで楽しみに見ていただけたらと思います!
――最後に高知県の魅力を土佐弁でアピールしてください
【川村】高知は本当に自然が豊かで、『デカレンジャー』の作品の中にも登場するような、たくさん楽しめる場所もいっぱいあるし、美味しい食べ物もいっぱいあるき、本当に魅力がこじゃんと詰まっちゅう場所やき、ぜひみんなに高知に遊びに来てもらいたいなって思ってます!
■『特捜戦隊デカレンジャー20th ファイヤーボール・ブースター』イントロ
2004年2月から2005年2月まで、“スーパー戦隊シリーズ”の第28作としてテレビ朝日系で全50話放送された『特捜戦隊デカレンジャー』。宇宙に多発する星間犯罪組織を取り締まるために設立された銀河系宇宙警察・地球署を舞台に、選ばれし刑事たち、S.P.D、『スペシャルポリス・デカレンジャー』6人が、宇宙犯罪者・アリエナイザーたちに立ち向かうストーリーで人気を博した。また、2006年の日本SF大会では、スーパー戦隊シリーズでは初の『星雲賞』を受賞するなど、幅広い層からの高い支持を集めた。2015年に『特捜戦隊デカレンジャー10YEARS AFTER』、2017年には『スペース・スクワッドギャバンVSデカレンジャー』が製作されるなど放送終了後も根強い人気を集めている。そして、放送開始から20年を迎える2024年に『特捜戦隊デカレンジャー20th ファイヤーボール・ブースター』が完成した。
イマドキの新人刑事・塁(長妻怜央:7ORDER)を加えたデカレンジャーは、妖艶なる爆破事件容疑者・ラエンジョ(黒川芽以)を追いながら、銀河の麻薬王が遺した「大いなる計画」の謎に挑む。健気な被害者少年マープル(声:福山潤)や植物園の主モクミス(川村文乃:アンジュルム)らさまざまな異星人と交流しながら、宇宙の遥か彼方から四国・高知県に及ぶ大捜査網が展開する!
■『特捜戦隊デカレンジャー20th ファイヤーボール・ブースター』ストーリー
平和を守るデカレンジャーの6人が地球署にそろって20年、そんなタイミングで大爆破事件が発生した!急行したウメコとセンは、現場にいたジウジッソ星人の子・マープルから怪しい女エイリアンがいたと目撃情報を得る。姿を現したエイリアンの確保を試みるデカレンジャーたちの前にプレミアデカレッドが登場するが、呼吸が合わずに取り逃がしてしまう。プレミアデカレッドに変身していたのは、バンが指導するファイヤー・スクワッド所属の新人・江戸川塁。バンと塁は地球に落ちた未確認物体の調査に来たところだった。その後の捜査で容疑者となるアリエナイザーの正体は、銀河の麻薬王タレワラーネの妻・ラエンジョと判明。タレワラーネは塁にデリートされていて、その復讐でラエンジョが行動しているのでは?という捜査方針から、ラエンジョを追ってホージーとジャスミンはラエンジョの住んでいたチーマ星へ、バンとウメコと塁はエイリアン特区へ向かった。一方、爆破現場一帯から発見された手掛かりの謎を追って、センとテツはあらゆる植物に精通した牧野植物園学芸員モクミスに会うために高知へ駆けつける。だが2人を前にしたモクミスは、リドミハ星人の姿になっていきなり攻撃をしかけてきた!デカレンジャーたちの捜査は果たして事件を解決に導けるのか!?
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
■メンバーもびっくり モクミス役で「まさかアイドルしながら怪人に」
――オファーが来た感想は?
【川村】まさか『デカレンジャー』に私が出演するなんて。「私ですか?」みたいな感じで、すごくびっくりしました。普段はアンジュルムとしてアイドル活動をしてることが多くて。その中でも演技の仕事は本当になくて。しかも映画!「えぇすごい!」と思いました。お話を聞いたら今回はロケ地が高知だったので、それなら高知出身の私だからこそできる役があるんじゃないかなと思って、すごくワクワクしました。
――演じるモクミスについて。
【川村】高知にある高知県立牧野植物園にずっと住んでいる、植物学者のモクミスという役になっています。
――リドミハ星人という設定でもあります。
【川村】どんな怪人になるのか、最初に台本をいただいた時にあまり想像ができなかったんです。実際に衣装合わせをした時に、「こういう顔になりますよ」と変身した後の画像を見せていただいたんです。「わぁ、すごい!」と思って!びっくりしたんですけど、まさかアイドルをしていながら怪人になれると本当に思っていなかったのですごくうれしいです!
――変身シーンの撮影で驚いたことは?
【川村】今まで変身したことなかったので変身するのって、やっぱりすごく大変なんだなと思いました。変身後とつながるように動くことも大変でした。「目が光ります」と言われてたんですけどあんなにピカっと光ると思ってなかったんです(笑)。完成した予告を見て、「めっちゃ目が光ってる!」と思ってすごくテンションが上がりました!
――アンジュルムのメンバーの反応は?
【川村】メンバーも『デカレンジャー』のVシネクストに出ることや、撮影もしたことは知っていたんですけど、どういう見た目になってるのかはみんな知らなかったんです。予告を見て「びっくりしました」って、みんな言っていました。「すごいですね!変身した後も戦ったんですか?」とか聞かれて(笑)。実際はスーツアクターの方がやってくださったので変身後は体験してないんですけど。みんな、普段の自分とは全く違う見た目になってたので予告を見てびっくりしてました。1番、リアクションがよかったのはリーダーの上國料萌衣さんで、とてもびっくりされてましたね(笑)。「すごいね。あんな撮影してたんだね!」みたいな。スーパー戦隊シリーズにあまりなじみがないですし、怪人になってる人も身近にいなかったので(笑)。だから「あんな見た目になるんだね。目から光出てて、すごいね」とびっくりされました。あとはファンの皆さんもすごくびっくりされてました。アイドルをしているので(モクミスのせりふにある)「警察が大嫌いなんだ!」という言葉を私の口から聞けると思ってなかった方が多いと思うし(笑)。怪人になるという、あまりいないタイプのアイドルにもなりました。推しが怪人になって、ファンの皆さんもびっくりされてましたね(笑)。
■憧れの工藤遥には報告できず… ロケ地・高知のオススメスポットも紹介
――憧れの先輩の工藤遥さんもスーパー戦隊シリーズの『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』に早見初美花/ルパンイエロー役で出演していました。
【川村】そうなんですよ!私は工藤遥さんに憧れてハロープロジェクトに入りました。工藤さんがいなかったら今アンジュルムに入って、しかもこんな作品に出ることもなかったと思います。まさか憧れの先輩とスーパー戦隊シリーズでつながるんだ、と。すごくうれしくかったです。撮影のスタッフの方も『ルパパト』の撮影に参加されていた方もいらっしゃったりして、工藤さんのお話とかできてうれしかったです(笑)。
――工藤さんに連絡は?
【川村】していないんです…。ちょっと緊張して…。やっぱりファンなので、陰ながらずっと応援してますっていう感じで…。なので、連絡は取れてないです(笑)。先に連絡してアドバイスとか聞けばよかったですね…。もうファンすぎて連絡も緊張しちゃうんですよね…。また会う機会があれば、スーパー戦隊シリーズのお話をしたいと思います。
――もし報告するなら?
【川村】工藤さん生まれてきてくれて、ありがとうございます!アイドルになって、卒業されて、『ルパパト』に出演。工藤さんがいなかったら今の私は本当にいないので、ありがとうございます、という感じです。
――『デカレンジャー』キャスト陣との思い出は?
【川村】空き時間に気になっちゃって、「その制服は20年前と同じものを着てるんですか?」と聞いちゃいました(笑)。すごくキレイな状態で、20年前となるとサイズも変わったりするのかなと思って。「何パターンかあって、その1つを着ています」とのことでした。あと、江成仙一/デカグリーン役の伊藤陽佑さんの誕生日が7月7日で。私も7月7日なので、「同じ誕生日ですね!」というお話をしたり、あとアンジュルムの楽曲で「大器晩成」という楽曲があるんですけど、それを作ってくださった方が中島卓偉さんという方なんですけど「中島卓偉さん、めっちゃ好きです!」と伊藤さんと姶良鉄幹/デカブレイク役の吉田友一さんが言ってくださって。「だから『大器晩成』も知ってます。好きです」と伝えられました。まさか、そんなところで好きと好きがつながるとは思っていなかったのでうれしかったです。その話を伺ってから「大器晩成」を歌う時は、めっちゃ気合い入りました(笑)。
――地元・高知県での撮影エピソードを教えてください。おすすめの観光スポットも。
【川村】撮影場所だった牧野植物園は、高知県民は誰しも小学校の遠足で行くと言っていいぐらいの場所なんです。私も小学校の遠足で行ったこともありますし、中学生になってからも何度か行ったことがある場所でした。そこに『デカレンジャー』がいることもびっくりでした。私が演じるモクミスの研究室みたいな場所は温室の中にセットを組んでいて。いつも見る牧野植物園とは違った姿になっていて、すごくびっくりでした。でも、すごく世界観に合っていて、ぴったりな場所だなと思いました。高知城は、やっぱり歴史あるところですし、あそこにデカレンジャー6人がスーツでいらっしゃるのも、まさかそんな光景が見られるとは思ってもいませんでした。ぜひ、皆さんにも実際に高知城に登って高知市内を見渡してほしいなって思います。あとは桂浜水族館が出てくるんですけど、そこも高知色たっぷりで、すごくユニークで面白い水族館なので、ぜひ行ってもらえたらなと思います。
――本作の見どころは?
【川村】高知がロケ地になっているので高知のシーンが見どころかなと思います。実際に土佐弁に変更しているせりふもあったりする。方言も楽しみにしてもらいたいなと思います
――土佐弁の変更は川村さんがしたんですか?
【川村】そうです。台本は標準語だったんですけど監督さんとお話しして、ずっと高知に住んでいる役柄なので「方言でもいいですよ」ということだったので、方言に変更してせりふを言いました。「ようわかっちゅうやん」というせりふがあって。元は「よくわかっているね」というせりふを変更しました。「言ってたね」を「言いよったね」と変更したり、そういった感じでした。あとは最後です最後!みんな、エンディングで踊ってるんですけど、20年前のテレビシリーズと同じ感じでできたのが、すごくうれしくて。実際に胡堂小梅/デカピンク役の菊地美香さんに踊りを教えていただけたんですよ!20年前のテレビシリーズと同じ感じで踊ったところがあるので、最後のエンディングまで楽しみに見ていただけたらと思います!
――最後に高知県の魅力を土佐弁でアピールしてください
【川村】高知は本当に自然が豊かで、『デカレンジャー』の作品の中にも登場するような、たくさん楽しめる場所もいっぱいあるし、美味しい食べ物もいっぱいあるき、本当に魅力がこじゃんと詰まっちゅう場所やき、ぜひみんなに高知に遊びに来てもらいたいなって思ってます!
■『特捜戦隊デカレンジャー20th ファイヤーボール・ブースター』イントロ
2004年2月から2005年2月まで、“スーパー戦隊シリーズ”の第28作としてテレビ朝日系で全50話放送された『特捜戦隊デカレンジャー』。宇宙に多発する星間犯罪組織を取り締まるために設立された銀河系宇宙警察・地球署を舞台に、選ばれし刑事たち、S.P.D、『スペシャルポリス・デカレンジャー』6人が、宇宙犯罪者・アリエナイザーたちに立ち向かうストーリーで人気を博した。また、2006年の日本SF大会では、スーパー戦隊シリーズでは初の『星雲賞』を受賞するなど、幅広い層からの高い支持を集めた。2015年に『特捜戦隊デカレンジャー10YEARS AFTER』、2017年には『スペース・スクワッドギャバンVSデカレンジャー』が製作されるなど放送終了後も根強い人気を集めている。そして、放送開始から20年を迎える2024年に『特捜戦隊デカレンジャー20th ファイヤーボール・ブースター』が完成した。
イマドキの新人刑事・塁(長妻怜央:7ORDER)を加えたデカレンジャーは、妖艶なる爆破事件容疑者・ラエンジョ(黒川芽以)を追いながら、銀河の麻薬王が遺した「大いなる計画」の謎に挑む。健気な被害者少年マープル(声:福山潤)や植物園の主モクミス(川村文乃:アンジュルム)らさまざまな異星人と交流しながら、宇宙の遥か彼方から四国・高知県に及ぶ大捜査網が展開する!
■『特捜戦隊デカレンジャー20th ファイヤーボール・ブースター』ストーリー
平和を守るデカレンジャーの6人が地球署にそろって20年、そんなタイミングで大爆破事件が発生した!急行したウメコとセンは、現場にいたジウジッソ星人の子・マープルから怪しい女エイリアンがいたと目撃情報を得る。姿を現したエイリアンの確保を試みるデカレンジャーたちの前にプレミアデカレッドが登場するが、呼吸が合わずに取り逃がしてしまう。プレミアデカレッドに変身していたのは、バンが指導するファイヤー・スクワッド所属の新人・江戸川塁。バンと塁は地球に落ちた未確認物体の調査に来たところだった。その後の捜査で容疑者となるアリエナイザーの正体は、銀河の麻薬王タレワラーネの妻・ラエンジョと判明。タレワラーネは塁にデリートされていて、その復讐でラエンジョが行動しているのでは?という捜査方針から、ラエンジョを追ってホージーとジャスミンはラエンジョの住んでいたチーマ星へ、バンとウメコと塁はエイリアン特区へ向かった。一方、爆破現場一帯から発見された手掛かりの謎を追って、センとテツはあらゆる植物に精通した牧野植物園学芸員モクミスに会うために高知へ駆けつける。だが2人を前にしたモクミスは、リドミハ星人の姿になっていきなり攻撃をしかけてきた!デカレンジャーたちの捜査は果たして事件を解決に導けるのか!?
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2024/06/19