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阿部サダヲ、授賞式で“不適切”発言「生配信でしたっけ(笑)?」

 TBS系ドラマ『不適切にもほどがある!』が『第61回ギャラクシー賞』テレビ部門の特別賞に輝き5月31日、都内で行われた贈賞式に主演の阿部サダヲが出席した。受賞のスピーチの中では「僕は昭和で、テレビでおっぱいを見ていたので…いい時代だったんですかね(笑)?」とドラマさながらの“不適切”発言も飛び出し「生配信でしたっけ(笑)?」とちゃめっ気たっぷりに呼びかけた。

授賞式で“不適切”発言が飛び出した阿部サダヲ (C)ORICON NewS inc.

授賞式で“不適切”発言が飛び出した阿部サダヲ (C)ORICON NewS inc.

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 ドラマを手がけた磯山晶氏は、今作のテーマについて「昭和に生まれて、平成に就職、令和まで放送局で働いておりますが、適切と不適切の境目が変わっていくのを感じたので、テーマにしてみたい」と回顧。「宮藤官九郎さん脚本の大河ドラマ『いだてん』で、阿部さんがまーちゃんという役をやられていたのですが、その人が今令和にいたら、すごい迷惑だろうなと思って(笑)。そういう観点で、令和と昭和を行ったり来たりしたら面白いかな」と意図を打ち明けていた。

『第61回ギャラクシー賞』贈賞式に出演した阿部サダヲ (C)ORICON NewS inc.

『第61回ギャラクシー賞』贈賞式に出演した阿部サダヲ (C)ORICON NewS inc.

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■受賞理由
金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』は、昭和を令和の視点から、令和を昭和の視点から相互批評的に見ることを通して、より生きやすい世の中を模索しようとした志の高いドラマです。

タイムスリップによって昭和と令和双方の登場人物たちが自らの生きる時代を見つめ直し、価値観をアップデートしていくプロセスを、ミュージカルシーンを織り交ぜながら温かく描きました。とりわけ、テレビ局を舞台に設定することで、SNS等による批判や炎上を恐れて萎縮し、当たり障りのない方向へと流されがちな制作現場に対して一石を投じたことは、特筆に値します。テレビのこれからのためにあえて挑戦的な番組を制作した勇気と卓抜な発想力に敬意を表し、特別賞を贈ります。

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  • 『第61回ギャラクシー賞』贈賞式に出演した阿部サダヲ (C)ORICON NewS inc.
  • 『第61回ギャラクシー賞』贈賞式の模様 (C)ORICON NewS inc.
  • 『第61回ギャラクシー賞』贈賞式の模様 (C)ORICON NewS inc.
  • 『第61回ギャラクシー賞』贈賞式の模様 (C)ORICON NewS inc.

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