アニメ&ゲーム カテゴリ
ORICON NEWS

武内駿輔、“強い個性”時代から逆行 理想の演技語る

 声優の武内駿輔が、28日発売のファッション誌『Oggi』7月号に登場した。旬の声優を撮り下ろす連載「耳恋 推しの声が聞きたくて」で、彼の魅力に迫っている。

【写真】その他の写真を見る


 『黒執事 -寄宿学校編-』で、他人にも自分も厳しいスポーツマンのハーマン・グリーンヒル役を務める武内。グリーンヒル役でも存在感のある演技を披露している武内だが、自身が理想とする演技について聞いてみると、「強い個性が求められる今の時代に逆行しているかもしれませんが、どこかで聞いたことがある声だけど、誰が演じているのか分からない。僕ではない人間が演じていると錯覚させられるくらい役になりきることを目指しているんです」と、意外にもこだわりは没個性に徹すること。

 一方で、学びの姿勢も忘れない。『黒執事 -寄宿学校編-』のアフレコ現場で、声優業の先輩である小野大輔や坂本真綾が15年以上演じている役にも挑むように向き合う姿を見て、どれだけキャリアがあっても決して“安心”することのない姿勢を学んだとか。

 「『キャリアを重ねて、ベテランになっていく=自信をもたなくてはいけない』と思っていたんですが、不安な気持ちがあってもいい。そうした感情があるからこそ、挑戦心が生まれて、進化していける。そんなふうに成長していきたい」。それは、Oggi世代が働く上で共感できるエピソード。

 ビジュアルの強さでも人気の武内。そんな武内がオフホワイトのニットをまとい、優しくクリーンな色気を醸し出す撮り下ろしカットも掲載。今後の声優界を担っていく、若き実力派のブレない姿勢を感じられるインタビューと最強ビジュ同誌で楽しめる。

関連写真

  • 武内駿輔
  • 『Oggi』7月号書影

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

 を検索