俳優の川栄李奈(29)が24日、都内で行われた映画『ディア・ファミリー』家族決起会見に参加した。今作は、2019年に「文藝春秋」の連載「後列のひと」で取り上げられた、ビニール樹脂製品の町工場の経営者・筒井宣政(東海メディカルプロダクツ前社長)が生み出した、世界で16万人もの命を救ったIABP(大動脈内バルーンパンピング)バルーンカテーテルの誕生秘話を映画化。 生まれつき心疾患を持っていた幼い娘・佳美(福本莉子)に突き付けられた「余命10年」という宣告。どこの医療機関でも治すことができないという現実。そんな絶望の中、小さな町工場を経営する宣政(大泉洋)は「じゃあ俺が作ってやる」と、人工心臓を作ろうと立ち上がる。川栄は宣政の三女・奈美を演じている。
2024/04/24