東京ディズニーシー(TDS)に6月6日に誕生する新しいホテル『東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル』。オープンに先駆け、23日に行われたプレスプレビューの模様をレポートする。 同ホテルは、TDSに新たに誕生する新エリア『ファンタジースプリングス』の魔法の泉を囲むように立ち、ファンタジースプリングスの雰囲気を感じながら滞在を楽しめるパーク一体型のディズニーホテル。 TDSのファンタジースプリングスエリア直結で、ホテル手前には映画『ファンタジア』に登場するミッキーマウスとホウキたちがデザインされた魔法の泉が宿泊ゲストを出迎える。その奥にそびえ立つ金色の丸い窓ガラス部分は「グランパラディ・ラウンジ(ロビーラウンジ)」があり、ホテル内からエリアの景観が望める開放的な空間になっている。 映画『リトル・マーメイド』のアリエルとフランダー、セバスチャン、スカットルがお目見えする魔法の泉の奥には、ラグジュアリータイプの「グランドシャトー」がそびえる。同ホテル宿泊ゲストのみが使えるパークエントランス、グランドシャトー宿泊ゲスト専用のパークエントランスがそれぞれ用意されている。 ホテルのメインエントランス側にある魔法の泉は、映画『ミッキーの巨人退治』のキャラクターがモチーフ。レトロな雰囲気のミッキーマウス、ミニーマウスと巨人が寝そべる様子が描かれている。 「ファンタジーシャトー」側の「中庭(ローズコート)」には、映画『美女と野獣』のベル、野獣をはじめ、ポット夫人、チップ、ルミエール、コグスワース、ワードローブが魔法の泉に。野獣は物語のキーとなる“バラ”をしっかりと持ち、ベルと優しくほほえみ合うロマンティックな空間になっている。 グランドロビーからファンタジーシャトー客室へ向かう途中の吹き抜け空間「コンサバトリー」には、映画『プリンセスと魔法のキス』の茂みをイメージした“藤の木”、王族の象徴である“クジャク”を模したデコレーションがあり、優雅な空間を演出している。 同ホテルは、ファンタジースプリングスの動植物や魔法の泉がモチーフの装飾に包まれた客室があるデラックスタイプ「ファンタジーシャトー」と、東京ディズニーリゾートで最上級の宿泊体験を提供するラグジュアリータイプ「グランドシャトー」の2棟で構成される。 宿泊ゲストは、ファンタジースプリングスホテル宿泊証明書をファンタジースプリングス・エントランスまたはファンタジースプリングス・エントリーウェイで提示することで、ファンタジースプリングスに入場することができる。なお、パークへの入園には、パークチケットが必要。※同エリアへは、対象アトラクションのスタンバイパス(無料)または、ディズニー・プレミアアクセス(有料)を取得した人のみが入場可能。