【YouTubeチャート】VTuber・星街すいせい「ビビデバ」再生数急上昇、ILLIT「Magnetic」TOP10入り間近
 今週(2024.3/29〜24/4/4)のYouTubeチャートTOP100の週間総視聴回数は先週比で0.9%増、TOP100の初登場作は先週と同じ12作となった。

【YouTube_TOP10】(3/29〜4/4)

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 Creepy Nutsの「Bling-Bang-Bang-Born」(1784.5.万回)が7週連続の1位。1月クールに放送されたTVアニメ『マッシュル-MASHLE- 神覚者候補選抜試験編』(TOKYO MXほか)のオープニング(OP)テーマで、放送が終了した現在でも、SNSでは、OPアニメーションに合わせて踊る「BBBBダンス」チャレンジが拡散し続けている。再生回数を約5倍に伸ばし、先週64位から9位にランクアップしたのは、TBS系金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』の主題歌「二度寝」(303.0万回)。ドラマの最終回(3月29日)に、令和から昭和にやってきた大学生役としてCreepy Nuts がサプライズで登場し、クライマックスで同曲を披露したことも再生数アップにつながったようだ。

 2位は、YOASOBI「アイドル」(482.4万枚)、3位はtuki.「晩餐歌」(440.9万回)、4位は、作詞、作曲、アレンジのほか、イラストまで自分でこなす21歳のシンガー・ソングライター・友成空の「鬼ノ宴」(436.3万回)と、3週連続で同じ並びとなった。

 7位(先週10位)には、ホロライブ所属のVTuber・星街すいせいの「ビビデバ」(358.9万回)がランクアップ。モーションデータを公開していることもあり、SNSでは「踊ってみた」「ダンスチャレンジ」などの投稿が拡散している。同曲は、ツミキが作詞・作曲・編曲を担当。TOOBOEEveずっと真夜中でいいのに。などのミュージック・ビデオ(MV)を手がける映像創作ユニット「擬態するメタ」がディレクションした映像は、グリム童話「シンデレラ」の世界観を彷彿とさせる内容で、二次元と三次元の登場人物が映像内でやりとりをする斬新な趣向。ラストでは、実際の衣装に着替え、顔だけ二次元の星街すいせいが現実世界でダンスを披露するシーンも登場する。

 なお、同MVは、3月22日に公開され、4月7日に1000万回再生を達成。これまで、VTuberのMVで最速1000万回再生を達成したのは、しぐれうい「粛聖!! ロリ神レクイエム」の18日だったが、約2日短縮したことになる。

 視聴回数を約1.8倍に伸ばし、先週21位から11位にランクアップしたのは、ILLIT(アイリット)の「Magnetic」(278.3万回)。BTSらを擁するHYBEの傘下レーベルから、「HYBEの末娘」「スーパー新人」というキャッチフレーズでデビューした、韓国人3人、日本人2人のK-POPガールズグループだ。同曲は3月25日にリリースされたミニアルバム『SUPER REAL ME』のタイトル曲で、好きな相手にまっすぐ進む心を磁石に例えて表現。MVでは、パジャマ姿や人形のように着飾ったドレス姿など、10代の初々しい魅力と、トレンディなポイントダンスを披露。コメント欄には、「サビのリズムが癖になる」「早くステージを見てみたい」といった声が並んでいる。

 25位には、なにわ男子「NEW CLASSIC」(156.4万回)が初登場。同グループがCMキャラクターを務めるAOKI「フレッシャーズフェア」のCMソングで、曲中にはヴィヴァルディの「四季」より「春」がモチーフとして登場。人生の新たな旅立ちに向かうフレッシャーズへの応援ソングになっている。MVでは、これまで歩んできた過去や伝統を新たにアップデートして、次のステージへ向かう姿を表現。オーケストラ隊をバックにしたパフォーマンスも収録されている。

 27位には、BABYMONSTERの「SHEESH」(135.8万回)が初登場。韓国、タイ、日本の多国籍メンバーによる7人組ガールズグループで、同曲は4月1日にリリースされた1stミニアルバム『BABYMONS7ER』のタイトル曲だ。
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