アーティストの幾田りらとあのが、18日放送の日本テレビ系バラエティー番組『しゃべくり007』（毎週月曜　後9：00）に出演する。

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　映画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』で共演する2人だが、上田晋也の「お友達なの？」という質問にあのは「違います」とバッサリ。幾田は「“まだ”ね」と苦笑いを浮かべる。令和のニューヒロインとして注目される2人の軌跡と、意外な共通点に注目する。

　「3歳までアメリカのシカゴに住んでいた」幾田は小学生の頃、ミュージカル劇団に所属。「いまでも楽屋で急に1人ミュージカルをしている」そう。楽屋でしている「1人ミュージカル」をスタジオで披露する。

　物心ついた頃から「歌手になりたい」という夢を持ち、中学3年生から本格的に歌手への道に踏み出した幾田。最初から順風満帆ではなく、路上弾き語り中に遭遇した驚きのトラブルや、オーディションに「20個以上は落ちた」経験など、「もがき苦しんだ」下積み時代を明かす。

　あのは、幼稚園時代に友達と気まずくなり“不登園”に。幼少期からの「注目浴びる感じがいやで」「かわいがってくれる人がいや」と複雑な心境を振り返る。現在でも「かわいい」と言われるのは「ありがたいけど苦手」というあのが「1番うれしい褒め言葉」とは。

　進学後も「ある事件」を機に不登校になってしまうが「毎日同じ天井ずっと見てるのやばい」と一念発起し、アイドルのスカウトを受けたという。しかし、アイドルとなってからも「5、6年かかってようやく（メンバーに）『おはよう』とか言えるように」「MC中はしゃべらなくていいように水飲んだりトイレ行ったり」と独自の路線を貫き、握手会でファンと喧嘩がぼっ発するなど、アイドル時代のエピソードを話す。

　現在では「しゃべれるようになった」と共演者とコミュニケーションを取れるようになってきているが、時には「家から外に出るのが本当にしんどくて」「パジャマの日はパジャマ（のまま）」外出してしまうというあの。有田哲平から「この間収録パジャマで来てたよね？」と指摘されるマイペースさだが、ある収録でまさかのアクシデントが発生したという。

　一方、音楽ユニットYOASOBIのボーカル・ikuraとしても活躍する幾田。メンバーのAyaseとは「仲良くなるまで1年かかった」という。「6歳上の男性と急に一緒に（ユニット）やるってなって人見知りが超発動してしまって」「歌のレコーディング以外ほとんど会わなかった」と明かす。そんな2人が「初めてグッと（仲良く）なった」きっかけとは。

　あのは「自分と同じ空気を（相手が）吸うのが正直申し訳ない」「人と同じエレベーターに乗るのをやめる」ほど人付き合いが苦手。しかし、ある幾田のエピソードに、あのが「めっちゃわかる！」と意気投合するシーンも。しゃべくりメンバーも「話聞いてると似てるよね」と注目する。

　また「長期の休みがあったらやりたいことは？」という質問に、「破壊衝動みたいなのがたまりすぎちゃって」と明かすあの。そのストレス発散の願いをしゃべくりメンバーが体を張ってかなえる。「あのちゃんのあんな嬉しそうな顔初めて見た！」と見事大成功。なぜか幾田も一緒にスタジオで大暴れする。