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現代本格ミステリーの第一人者、綾辻行人(あやつじ・ゆきと)のデビュー作で、現在も続く「館」シリーズの記念すべき1作目『十角館の殺人』(講談社文庫)の実写ドラマ化を手がけた内片輝監督が、「不可能」と言われた映像化への道のりを語った。 小説の舞台は1980年代、十角形の奇妙な外観を持つ館“十角館”が存在する角島(つのじま)を訪れた大学のミステリ研究会メンバーと、海を隔てた“本土”で死者からの手紙を受け取った元ミス研メンバーの江南孝明が、ミステリー好きの島田潔とともに手紙の謎を追うという、2つの物語で構成されている。読者の想像を超える衝撃のトリックと、完璧に計算されたストーリー展開から、映像化不可能と言われ続けてきた。

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  • (左から)奥智哉、内片輝監督、青木崇高=『Huluオリジナル「十角館の殺人」』メイキング写真(C)綾辻行人/講談社(C)NTV
  • 『Huluオリジナル「十角館の殺人」』場面写真(C)綾辻行人/講談社(C)NTV
  • 『Huluオリジナル「十角館の殺人」』場面写真(C)綾辻行人/講談社(C)NTV

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