俳優の広瀬アリスが、WOWOWの新ドラマ『連続ドラマW 完全無罪』(7月放送・配信、全5話※第1話無料放送)で主演を務めることが発表された。広瀬は「今までにない広瀬アリスをお届けできるかと思います」と初挑戦となる本格ミステリー作品で新境地をひらく。原作は大門剛明氏の同名小説(講談社文庫)。『星の子』『MOTHER マザー』の大森立嗣が監督を務め、脚本も担当する。
4月期の月9ドラマ『366日』(フジテレビ)でゴールデン帯連続ドラマ初主演を控える広瀬が、大森監督とタッグを組み、WOWOWのドラマに初登場。広瀬が演じるのは、本作の主人公、松岡千紗。最大手法律事務所に所属する期待の弁護士である千紗は、同事務所のシニアパートナー・真山健一から、21年前に香川県で起こった少女誘拐殺人「綾川事件」のえん罪再審裁判の担当に抜てきされる。
「綾川事件」と同時期に、立件されていない少女誘拐事件がほかにも1件あり、千紗は被害者の1人だった。千紗は10年ぶりに故郷の香川の地を踏み、地元の法律事務所の同僚・熊弘樹の手を借りながら、当時の事件について調べ直していく。3つの事件は同一犯の可能性が高いとされ、自分を殺めようとしたかもしれない容疑者・平山聡史と向き合う千紗。無実を主張する平山を自分は信じられるのか――。弁護士としての職業倫理と、自らの過去との狭間で千紗は葛藤する。
自身を誘拐した真犯人を見つけ出すため、被害者でありながら依頼人の無実を信じて弁護をすることに悩み苦しみながら自らの過去と闘い、真実にたどり着き、悪夢を克服していく。千紗が抱える葛藤の深さを全身全霊で表現し、普段のイメージとはまた違った広瀬の迫真の演技に注目だ。
■広瀬アリス(松岡千紗役)コメント
このお話をいただいた時、今までにやったことのない役柄、作品だったので、29歳の自分がこの作品をやれることをずっと楽しみにしていました。
監督は一連で撮っていかれるので、せりふ量はもちろん、専門用語もたくさんある中、緊張感とたくさんの刺激を頂き、日々学びながら、とても充実しています。
私が演じる松岡千紗は強さと弱さ両方を持っていて、心の奥底にある人間らしさが魅力だと思っています。今までにない広瀬アリスをお届けできるかと思いますので、楽しみにしていていただければと思います。
■大森立嗣(脚本・監督)コメント
この作品は分断を描いています。ある誘拐殺人事件の犯人は冤罪であるのか。絶対にやっていないという犯人とその弁護士、絶対にやっているという元刑事、そう願う被害者の両親。その断絶する二つの思いが相対します。
そしてその先に何が見えるのか――、可能なら微かに見える光を感じたい。主演の広瀬アリスさんは自らが被害者である事件の犯人を冤罪であると信じる難しい役に挑んでいます。心を揺らし、傷つきながら前を向きます。私は彼女の演じる役に温かい血を流し込みたいと思っています。
この作品が今、世界とこの国で起きている、戦争、移民、ジェンダー、世代間、あるいは不寛容さなどのあらゆる分断に一筋の光を。そう願って今撮影に臨んでいます。完成を楽しみにしていてください。
■大門剛明(原作)コメント
『完全無罪』ドラマ化ありがとうございます。一報を聞いて書いた当時の記憶が蘇りました。うどんを食べたり、車で走って時間を測ったり、香川弁に苦労したり……あれからもう6年経つのかと。
先日、撮影現場にお邪魔させていただきました。私が頭で考え活字で表現したものが多くの人によって現実に動き出すというのは、やはり感慨深いものがありますね。主人公・千紗は難しい役だと思いますが、広瀬アリスさんならうまく演じてくださると期待しています。WOWOWさんにはこれまでにも何度か映像作品を作っていただきました。今回もきっと面白い作品になると、一視聴者として楽しみにしております。
4月期の月9ドラマ『366日』(フジテレビ)でゴールデン帯連続ドラマ初主演を控える広瀬が、大森監督とタッグを組み、WOWOWのドラマに初登場。広瀬が演じるのは、本作の主人公、松岡千紗。最大手法律事務所に所属する期待の弁護士である千紗は、同事務所のシニアパートナー・真山健一から、21年前に香川県で起こった少女誘拐殺人「綾川事件」のえん罪再審裁判の担当に抜てきされる。
「綾川事件」と同時期に、立件されていない少女誘拐事件がほかにも1件あり、千紗は被害者の1人だった。千紗は10年ぶりに故郷の香川の地を踏み、地元の法律事務所の同僚・熊弘樹の手を借りながら、当時の事件について調べ直していく。3つの事件は同一犯の可能性が高いとされ、自分を殺めようとしたかもしれない容疑者・平山聡史と向き合う千紗。無実を主張する平山を自分は信じられるのか――。弁護士としての職業倫理と、自らの過去との狭間で千紗は葛藤する。
自身を誘拐した真犯人を見つけ出すため、被害者でありながら依頼人の無実を信じて弁護をすることに悩み苦しみながら自らの過去と闘い、真実にたどり着き、悪夢を克服していく。千紗が抱える葛藤の深さを全身全霊で表現し、普段のイメージとはまた違った広瀬の迫真の演技に注目だ。
■広瀬アリス(松岡千紗役)コメント
このお話をいただいた時、今までにやったことのない役柄、作品だったので、29歳の自分がこの作品をやれることをずっと楽しみにしていました。
監督は一連で撮っていかれるので、せりふ量はもちろん、専門用語もたくさんある中、緊張感とたくさんの刺激を頂き、日々学びながら、とても充実しています。
私が演じる松岡千紗は強さと弱さ両方を持っていて、心の奥底にある人間らしさが魅力だと思っています。今までにない広瀬アリスをお届けできるかと思いますので、楽しみにしていていただければと思います。
■大森立嗣(脚本・監督)コメント
この作品は分断を描いています。ある誘拐殺人事件の犯人は冤罪であるのか。絶対にやっていないという犯人とその弁護士、絶対にやっているという元刑事、そう願う被害者の両親。その断絶する二つの思いが相対します。
そしてその先に何が見えるのか――、可能なら微かに見える光を感じたい。主演の広瀬アリスさんは自らが被害者である事件の犯人を冤罪であると信じる難しい役に挑んでいます。心を揺らし、傷つきながら前を向きます。私は彼女の演じる役に温かい血を流し込みたいと思っています。
この作品が今、世界とこの国で起きている、戦争、移民、ジェンダー、世代間、あるいは不寛容さなどのあらゆる分断に一筋の光を。そう願って今撮影に臨んでいます。完成を楽しみにしていてください。
■大門剛明(原作)コメント
『完全無罪』ドラマ化ありがとうございます。一報を聞いて書いた当時の記憶が蘇りました。うどんを食べたり、車で走って時間を測ったり、香川弁に苦労したり……あれからもう6年経つのかと。
先日、撮影現場にお邪魔させていただきました。私が頭で考え活字で表現したものが多くの人によって現実に動き出すというのは、やはり感慨深いものがありますね。主人公・千紗は難しい役だと思いますが、広瀬アリスさんならうまく演じてくださると期待しています。WOWOWさんにはこれまでにも何度か映像作品を作っていただきました。今回もきっと面白い作品になると、一視聴者として楽しみにしております。
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2024/02/25