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朝倉海、UFCについて現状報告「いい方向に進んでいる。近々発表できると思う」
 RIZINバンタム級王者の朝倉海が19日、自身のYouTubeチャンネルに「UFCについて」と題した動画を投稿。ウワサされているUFC参戦について、現状を報告した。

UFC参戦について語った朝倉海 (C)ORICON NewS inc.

UFC参戦について語った朝倉海 (C)ORICON NewS inc.

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 きょう20日から3度目の海外修行のため渡米する海は「試合がだいぶ先になると思うので、新しい技術を取り入れたい。今回はすごいコーチや選手と練習することが決まっている」と目的を説明。元UFCバンタム級王者のジョゼ・アルドのストライキングコーチや、ベラトールバンタム級王者のパッチー・ミックス、先日のUFC298でヘンリー・セフードに完勝したメラブ・ドバリシビリらと練習する予定だという。

 また、昨年大みそかの『RIZIN.45』でのフアン・アーチュレッタ戦後に「アメリカのマネージメント会社から連絡がたくさん来ている」と明かし、UFCについて「ついに今年は行くんじゃないですか。UFCからダイレクトに声はかかっていて、言っていいのかわからないけど、出られるは出られるんじゃないですか」と明言した。

 現在はRIZINとの契約や参戦条件について、RIZIN榊原信行CEOも含めて話している段階で「いい方向に進んでいる。時期や対戦相手、階級とかいろいろあるけど、その辺はまだ全然決まってないので言えないけど、近々発表できる」と予告し、「2024年の朝倉海に期待してください。動き出しますよ。第2章が始まります」と意気込みを語った。

 榊原CEOは先月18日の会見後の囲み取材で、自身が作り上げたRIZINについて「日本人選手がこんなにも躍動してストレスなく戦える舞台はRIZIN以外にない。作り上げた8年の歴史に誇りを持っているし、ここを愛している。そこを大切に思える選手とやっていきたい」と力強く断言。

 その一方で「ファイター個人でやりたいことはあるでしょう。ファイトマネーが下がるかもしれないし、アテンション(注目度)が取れないかもしれないけど、競技者としてUFCにチャレンジしたいなら、止められないし止めるべきじゃない。行けるなら行ってこいって感じです」と挑戦を応援する立場を明かした。

 その上で、「永遠のチャレンジでもないだろうし、数年やって日本に戻ってくる舞台がRIZINで、その選手のポジションがあればその時に相談すればいい。フレキシブルに考えたい」と柔軟な姿勢を見せる。海は新王者になったばかりだが「チャンピオンでも挑戦してもいいんじゃないかな」とも語った。

YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」

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  • RIZIN榊原信行CEO (C)ORICON NewS inc.

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