『仮面ライダーガッチャード』と『仮面ライダーギーツ』のクロスオーバー作品、『仮面ライダー THE WINTER MOVIE ガッチャード＆ギーツ』が公開中。ORICON NEWSは『仮面ライダーガッチャード』一ノ瀬宝太郎／仮面ライダーガッチャード役の本島純政と九堂りんね／仮面ライダーマジェード役の松本麗世にインタビューを実施。映画の中で初めて変身を披露した松本に思いを聞いたほか、動画では本編に先駆けて同時変身も披露している。

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■ファンからの反響で心が温かく　トレンドトークで大盛りあがり

　テレビ朝日系で放送中の『仮面ライダーガッチャード』（毎週日曜 前9：00）は、錬金術によって生み出された人工生命体のケミーをめぐる、錬金術師たちの物語。主人公の高校生・一ノ瀬宝太郎は、「ガッチャードライバー」を託され、仮面ライダーガッチャードとして封印から解き放たれた101体のケミーを「ガッチャ」する使命を与えられた。

　映画には、一ノ瀬宝太郎／仮面ライダーガッチャード役の本島純政をはじめ、松本麗世、藤林泰也、安倍乙、富園力也、熊木陸斗、南野陽子、石丸幹二らレギュラーキャストも勢ぞろいする。

　さらに、理想の世界をかなえるためのゲーム「デザイアグランプリ」を舞台に仮面ライダーたちが自らの運命を懸けて戦った『仮面ライダーギーツ』から簡秀吉、佐藤瑠雅、星乃夢奈、杢代和人、青島心らの出演も決定。帰ってきた英寿は、宝太郎と一体どんなガッチャを見せてくれるのか。

――昨年9月に『仮面ライダーガッチャード』が始まり約4ヶ月が経過しました。
【本島】ありがたいことにファンの方からいただくメッセージが、どんどん増えています。ンスタグラムでも「いつも応援しています」とメッセージをいただいたり、先日の東映太秦映画村でのトークショーでも多くのファンの方に来ていただき、温かい気持ちになりました。
【松本】私も同じです。たくさん温かい言葉をいただいています。イベントでは「九堂りんね」のうちわを持ってきてくれたり！ほかの現場とかでも「りんねちゃん！」と言ってくださる子とかもいて、すごくうれしいです。皆さん、温かくて、幸せです。

――『仮面ライダーガッチャード』はトレンドに上がるワードも多いです。2話では、まさかの「マンホール」がトレンド入りしました。
【本島】「マンホール」って人気なんだなと思いました（笑）。

――りんねは、よく宝太郎の作った料理をよく食べます。本当の味は、いかがでしょうか？
【松本】とてもおいしいんですよ！全部食べたいぐらいおいしくて。だけど「微妙…」というせりふが大事なので、微妙な顔をしました（笑）。

――スパナが作った紫色のオムライスも話題になりました。
【本島】本当においしかったのですが、なんで紫なのかは、僕もわかってないんです。

【松本】（イメージカラーが紫の）スパナだからね！

【本島】どうやって紫にしたんだろう（笑）。

――料理の腕前は上がりましたか？
【本島】上がったかもしれないです。撮影が始まった時、役作りのためにサラダやおかずを作って現場に持っていくようにしていたんです。最近は、自分でお弁当を作ったり、料理のレパートリーが広がっています。

■京都での撮影で一致団結　仮面ライダーマジェードへの初変身への思いも語る

――第5話では「レスラーG」も人気に。撮影を振り返ってみて。
【本島】次の日、腰が痛くなりました（笑）。5話の台本をいただいた時、「風車式バックブリーカーのシーンは吹き替えないから頑張ってね」と言われて…。「風車式バックブリーカー」を調べて撮影当日を迎えたのですが、あの技をやるのか、と緊張しながら現場に行きました（笑）。

【松本】大変そうでした。宝太郎が技を食らったのをきっかけに撮影がスタートすることが多くて。何回も食らっているのを見て「大変そう…」と思いながら演じていました。

【本島】あの話の台本を初めて読んだ時に、それまでの『ガッチャード』とは違ったエッセンスがあるなと感じました。最初は笑って観られるストーリーで、最後は涙あり。僕もお気に入りです。

――6話では、鉛崎ボルトというインパクトが強いキャラも…。
【松本】ボルトさん、いいキャラしてますよね（笑）。敵の中でも好きなキャラクターです！

【本島】今でも現場でボルトの名前は出ます。大人気で（笑）。

――9話、10話は京都での修学旅行へ。りんねの新選組好きという意外な一面も見えました。
【松本】意外すぎる一面ですよね（笑）。楽しかったです！なかなか京都らしいものを食べる時間はなかったんですけど、田崎（竜太）監督（※崎＝たつざき）たちが京都のものを差し入れしてくれました。

【本島】八ツ橋とかね！京都ロケの初日にスタッフさん、キャストでの食事会を開いてくださり、京都らしいものをいただきました。食事会では、撮影ではなかなか話せないスタッフさんともお話ができて楽しかったですし、チームの結束力もあがったと思います。

【松本】スタッフの皆さんとも距離が縮まりました！一致団結しました。

――映画の見どころを伺いたいです。
【本島】レベルナンバー10のケミーが一気に5体合体して「仮面ライダースターガッチャード」になるシーンがすごく好きです。本編では、レベルナンバー10のケミーは、まだ幻のような存在。映画では、そんな幻のような存在が5体も出てきて戦う驚きもありました。

【松本】私は2つあって。九堂りんねが、仮面ライダーマジェードに変身して、する。初めての変身シーンは劇場版で公開されること。あと、『仮面ライダーギーツ』メンバーがケミーになってしまうところです。みんな、かわいいケミーになるんです！しかも、それぞれの個性を生かしていて。特にギーツケミーが好きなんです。とてもかわいくて！

――先輩たちと共演して吸収できたことは？
【本島】アドリブがすごくうまいと感じました。アドリブを入れることでキャラクターの関係値がより際立つなと。例えば、お別れするシーンで桜井景和／仮面ライダータイクーンが「じゃあな、宝太郎」と言っていて。そのせりふがあることによって、2人で行動して仲が深まったんだな、とわかりやすく伝わる。先輩たちとの共演で学んだことを『ガッチャード』の本編の撮影でも生かして、もっと自由なお芝居ができるように取り組んでいます。

【松本】『ギーツ』のメンバーで九堂りんねに近いのは浮世英寿／仮面ライダーギーツなのかなと思っています。簡さんが演じる英寿はギャップがあって、クールでカッコいい演技をされていました。それを目の前で見て、りんねに生かせるところは生かしたいなと思って勉強しながら見ました。

――先ほどもお話に出ましたが、本作でりんねは仮面ライダーマジェードに変身します。変身ポーズを披露して、いかがでしたか？
【松本】アクション監督がコツを教えてくださり、指輪を見せるポイントではキリッとポーズを意識しました。ベルトをもらった経緯を含めて、りんねが決心をして進んでいく。とてもステキなお話だと思いました。

――変身の先輩である本島さんから見て、松本さんの変身はいかがですか？
【本島】カッコいいですよね！九堂りんねと宝太郎の変身ポーズは共通点が多くて。同時変身を本編でしたらシンクロすると思います。今後が楽しみです。


――最後にファンに向けてメッセージをお願いします。
【松本】劇場版を観てない方も、すでに観た方も、ぜひ何度でも劇場に足を運んでいただけたらと思います。

【本島】『ガッチャード＆ギーツ』は、これまでにないスケールの作品になっています。まだテレビシリーズでは2体しか出ていないレベルナンバー10のケミーもたくさん出てきますし、『ギーツ』メンバーもケミーになったり、盛りだくさんの映画になっています！ぜひ、劇場でご覧ください！

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