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70歳・小林幸子「年をとったとも思わない」 能登半島地震&八代亜紀さん死去にはショック

 歌手の小林幸子(70)が27日、東京都内のホテル行われた東京新潟県人会の新年祝賀会『ふるさとへの架け橋2024』にスペシャルゲストとして出席した。

東京新潟県人会の新年祝賀会『ふるさとへの架け橋2024』に登場した小林幸子

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 新年祝賀会は3年ぶり開催となった昨年を上回る564人が参加。一方、元日に発生した能登半島地震では、新潟県も影響を受けた。花角英世知事は、県内で被害が確認された住宅が9200棟を超え、液状化の被害の大きかった新潟市内では復旧作業と被害調査が急ピッチで実施していると説明。24日から交付が開始された「り災証明書」の申請は25日までに1万595件に達し、「今は生活の再建の後押しをしていくことが急務となっている」と述べていた。

 そういった中で同会に駆けつけた小林は「インフラの問題もあるので、今は様子を見守りたい」とした上で「私のできることは歌を通して、勇気や希望を与えることだと思っています。小さなことですが歌うことで被災者を応援していきたい」と心境を伝えた。

 小林の数ある楽曲の中でも、「雪椿」は「辛くても 我慢をすれば きっと来ますよ 春の日が…」と歌う。「星野哲郎先生の作詞なのですが、3番目の出だしはジーンと来ますし、被災されて苦しんでいる方々に対しての応援歌だと思って、心に響くように歌い届けていきたい。辛くても我慢していれば必ず春が来る…と、そう勇気づけていきたい」といい、「能登の様子を見ながら、自分のペースでできることをやっていければと思っています。重要なことは、忘れず、ずっとやっていくことです」と被災者に心を寄せた。

 被災地を思う一方、八代亜紀さんが亡くなったことに対してのショックも大きいという。小林は「今も八代さんのことを考えると辛い。八代さんには絵を描いてもらっていたのですが、その絵を毎日毎日眺めています。そして眺めながら…辛いですよね」と別れを惜しんだ。

東京新潟県人会の新年祝賀会『ふるさとへの架け橋2024』に登場した小林幸子

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 自身は今年デビュー60周年を迎えた。 「私の場合は70歳になっても何も変わらないですね。年をとったとも思わないし、強いて言えば節目を迎えたという程度ですのでチャレンジ精神で頑張っていきます。ボイストレーニングもJ‐POP系の人たちと一緒にやっています。あえて言うなら時代に合わせたことをやっていきたい。エンタメは明るく、とにかく明るくですからね」 と最後は笑顔で語っていた。

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  • 東京新潟県人会の新年祝賀会『ふるさとへの架け橋2024』より
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