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　日本マクドナルドは、これまでに販売して好評で現在も復活を期待する声が多い「たまごダブル」と「アイコンチキンソルト＆レモン」、「スイートチリえびフィレオ」の3つの商品に加えて、朝限定の「たまごダブルマフィン」を、1月31日（水）から全国店舗にて、期間限定で“リバイバルバーガーズ”として復活販売する。30日から放映開始となるCMでは堺雅人が登場、リバイバルバーガーズの復活に興奮を抑えきれず、青山テルマが歌うTRFの名曲「survival dAnce」の替え歌に乗せて、ついつい踊り出してしまう姿を描いた内容となっている。

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　新CMは、期間限定で復活する3種類のバーガーの魅力に刺激され思わず踊ってしまうというユニークな演出ということから、監督や振付師と念入りな打ち合わせからスタート。堺は「セリフを話さずダンスや身体の動きだけで表現するのは難しい…」と話しながらも、いざ撮影がスタートすると、多彩な表情や全身を大きく使ったアクションで周囲を圧倒。テイクを重ねるたびにアレンジを加えたダンスやコミカルな動きを交えた演技も披露し、ご自身を「ダンサー堺」と称するなど、撮影現場の空気を盛り上げた。

　注文カウンターの前で踊るシーンでも絶好調の堺は、TRFの楽曲「survival dAnce」のリズムに合わせ、「YehYehYeh〜♪」と口ずさみながらオーバーアクション気味の全力ダンスを披露。そのままカウンターに手をつき、ニッコリ笑いながら「見てるだけ〜」とアドリブのセリフを話すと、クルー役の女性が思わず笑ってしまうハプニングも。堺さんは「なんだろう、これ…（笑）」と、ややアガりすぎな自身のテンションに困惑し「今の動きは演技として成立していたかな？」と苦笑いを浮かべながらも、次のシーンではさらにノリノリで踊り続ける姿を披露した。

　堺は撮影現場で少しでも時間が空くと、ダンスの動きを確認するほか、バーガーを食べる動きの練習、さらに3種類のバーガーの名前を繰り返して活舌のトレーニングを行うなど、常に“プロフェッショナル”として振る舞っていた。紙製のラップをめくるシーンでは、カメラの位置から中のバーガーがしっかり見えずNGになったことを受け、「ここを持ってこう手を動かしたらどうですか？」と提案する場面も。撮影の方向性が決まり、真剣な表情でラップをめくる練習を繰り返す堺さんを見た周囲のスタッフは、「本当にすごい」と感心していた。

　腰を左右に振る“フリフリ”や上半身を後ろに反らす“のけぞり”、“バンザイ横歩き”など、数パターンのコミカルなダンスを事前に練習し、要望されたアクションを完璧にこなしていた堺だが、監督から「その動きを右に回りながらやってください」と言われた瞬間、「えっ？」とやや困惑するシーンも。動きを確認しながら「右回りは苦手なんだよ…」とつぶやく姿を見た撮影スタッフは、「堺さんにも苦手なものがあるのか」と驚いていたが、本番を迎えた堺はオーダー通りの完璧なアクションを披露し、無事に撮影を終えた。

■堺雅人インタビュー
―――「アガルオドルリバイバル！」という、ワクワクするコンセプトの新CMに出演した感想をお聞かせください。

こんなに踊らされるとは思わなかったですね（笑）。『シャカシャカポテト（R）』の際に、気分がアガって楽しくなって踊るCMに出演しましたが、その踊りを評価していただいた（笑）ということで、『ダンサー堺』として参加させていただきました！セリフがないんですよ（笑）。言葉じゃなく身体の動きで表現するっていうのはなかなか難しいことなので、振り付けの先生と監督のお話をよく聞きながら勉強させてもらった感じです。とても楽しかったです、疲れましたけど（笑）。

―――新CMのように、思わず踊りたくなってしまった思い出があればお聞かせください。

あまり日常で踊ることがなくて…（新CMは）すごい非日常の世界ですよ、『食べて、おいしくて、踊っちゃう』って。でもやってみると『アリだな』と思いました（笑）。なんか『しけた人生を送ってたな〜』と思って（笑）。ちょっとやるだけでも感じが出るじゃないですか。今まであんまり踊ってなかったんですけど、ちょっとずつ踊りを生活の中に取り入れていこうかな。今回はすごく勉強になりました。踊ってみるのもいいものだと思いました。

―――堺さんにとって気分がアガるモノやコト、また最近、気分がアガったエピソードはありますか？

果物のおいしさですね。昨年の前半は、撮影でモンゴルに行っていて、お肉がすごくおいしかったんですよ。乳製品もとってもおいしくて『遊牧の国だな〜』と思ったんですけど、日本に帰ってから野菜と果物を食べて『やっぱり日本っておいしいものがいっぱいあるな〜』と思いました。帰ってきたのは夏だったんですけど、茹でたソラマメをつまみ食いして『あ〜、いいな日本！』と思いましたね。本当にそれでテンションがアガりました。

―――新CMの楽曲はTRFが1994年にリリースした「survival dAnce」をベースとしていますが、堺さんにとって思い出の音楽や1994年当時の思い出などありましたらお聞かせください。

20年前はお芝居を本格的に始めた頃で…マクドナルドのバーガーも（自分にとっては）買えなくて。ある意味、お芝居の世界だけにこもって“修行中”の身だったから、あまり曲も聞かなかったですし、おいしいものも食べなかったですし、切り詰めた生活だったような（笑）。山寺へ修行に出たような感じで、大学の片隅でずっとお芝居の練習をしていたので、8年間ぐらいは山ごもりみたいな生活でした。でもこの曲（survival dAnce）は知ってましたね。その『サバイバル』が『リバイバル』になって登場というのは、洒落てるな〜と思いました。

―――『リバイバルバーガーズ』が登場する2月や寒い季節、堺さんが楽しみにしていることを教えてください。

寒い時期は干し柿です。旬のドライフルーツは本当においしいですね。果物が最近好きで、やっぱり2月、冬は干し柿を楽しみに生きてます。いろんな地域のいろんな干し柿があって、ドラマで行った和歌山県の九度山も干し柿が有名で、そのつてで購入するんですけど、やっぱりおいしいんですよね。砂糖がない時代はあれがいちばん甘かったわけですから、すごく贅沢な気持ちになります。自然そのままの甘さが味わえると思うとアガりますね。踊ってみます、『干し柿ダンス』（笑）。

―――今回リバイバルする3種類のバーガーのように、堺さんが復活・復刻・リバイバルを望んでいるものはありますか？

50歳になったんですが、ダンスをしていると自分の身体がちょっと若い頃に戻るというか…自分で自分を年寄り扱いしていたんじゃないかなという気がして。自分も『リバイバル』していく1年になったらいいな、と。皆さんもそうだと思いますけど、健康第一で。まだまだ自分の知らない心や身体があるような気がするので、少し気づくように頑張っていきたいと思います。

―――「リバイバルバーガーズ」の中で「アイコンチキンソルト&レモン」は5年ぶりの復活となりますが、堺さん自身がこの5年でいちばん変わったと思うことを教えてください。

5年ぶりっていうのが…この年になると『最近じゃん』って感じになるので（笑）。ボクは5年前とあまり変わっていないと思うので、今の自分と写真で見比べても『どっちが5年前かクイズ』に答えられないような気がします（笑）。あ、老眼が進みました！（笑）この5年の老眼の進みっぷりはひどいもんです（笑）。本が読みづらくなりましたね。好きな本は今のうちに読んでおくといいですよ、若い皆さん！

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