俳優の役所広司主演、ドイツ出身のヴィム・ヴェンダース監督による映画『PERFECT DAYS』が、昨年12月22日の公開から1ヶ月が経ち、観客動員40万人、興行収入6億円を突破(1月22日時点)するヒットとなっている。米国アカデミー賞国際長編映画賞・日本代表としてショートリスト入りを果たし、ノミネート(日本時間23日夜発表)への期待も高まる中、オリジナルコンテンツ「タカシの留守電」が公開された。
東京・渋谷の公衆トイレの清掃員、平山(役所)のの日々をフィクションでありながらドキュメンタリーのように映し出す本作。押上の古いアパートで一人暮らしている平山の日々はきわめて規則正しく、同じことの繰り返しの中に身を置いているように見えた。ルーティンは孤独を遠ざけるものかもしれない。けれど男のそれはどこか違ってみえた――。主人公・平山の“足るを知る“人生、そしてヴェンダースが描いた、ほのかに希望が満ちあふれた東京の風景に、絶賛の声があふれている。
公開された「タカシの留守電」は、平山の同僚のタカシ(柄本時生)が、平山の電話に吹き込んだ、映画では描かれなかったタカシの新たな一面を音声で聞くことができるオリジナルコンテンツ。劇中では、仕事にやる気を見出せず、平山とは正反対のタイプに見えるタカシは、「借りたお金を返さなそう」などと多くの反響を呼んでいるが、その彼が留守電になにを吹き込んだのか。
タカシの留守電
留守電がひとつ入っていた。
だれかと思ったら
タカシからだった
あまりいい予感はしないけれど
再生しないで
そのままにしておく方が
ちょっと嫌だった。
平山とタカシ。同僚としての2人の微妙で適切な距離。そんな、これからも続いていく彼らの人生に思いを馳せることのできるコンテンツとなっている。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
東京・渋谷の公衆トイレの清掃員、平山(役所)のの日々をフィクションでありながらドキュメンタリーのように映し出す本作。押上の古いアパートで一人暮らしている平山の日々はきわめて規則正しく、同じことの繰り返しの中に身を置いているように見えた。ルーティンは孤独を遠ざけるものかもしれない。けれど男のそれはどこか違ってみえた――。主人公・平山の“足るを知る“人生、そしてヴェンダースが描いた、ほのかに希望が満ちあふれた東京の風景に、絶賛の声があふれている。
公開された「タカシの留守電」は、平山の同僚のタカシ(柄本時生)が、平山の電話に吹き込んだ、映画では描かれなかったタカシの新たな一面を音声で聞くことができるオリジナルコンテンツ。劇中では、仕事にやる気を見出せず、平山とは正反対のタイプに見えるタカシは、「借りたお金を返さなそう」などと多くの反響を呼んでいるが、その彼が留守電になにを吹き込んだのか。
タカシの留守電
留守電がひとつ入っていた。
だれかと思ったら
タカシからだった
あまりいい予感はしないけれど
再生しないで
そのままにしておく方が
ちょっと嫌だった。
平山とタカシ。同僚としての2人の微妙で適切な距離。そんな、これからも続いていく彼らの人生に思いを馳せることのできるコンテンツとなっている。
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2024/01/22