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　プロフィギュアスケーターでタレントの安藤美姫が4日、東京スカイツリータウン内にオープンした『TOKYO SKYTREE TOWN ICE SKATING PARK 2024』のオープニングセレモニーに参加し、スペシャルスケーティングやトークを行った。

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　今年で3年連続の出演となったオープニングセレモニーでは、「レット・イット・ビー」に合わせて優美なステップやスピン、ジャンプを披露。リンクをいっぱいに使った演技に、観客から大きな拍手が湧き起こった。

　安藤は昨年9月、現役時代に痛めた右肩の手術を決断。この日が術後初のパフォーマンスとなったが、「今年もスカイツリーさんからオファーしていただけるならぜひ滑りたいと思って、手術の日程を決めたんです」と明かした。

　選曲した思いを問われると、「震災や飛行機事故など、暗いニュースが多い新年になってしまったと思いますが、同じ青空の下、被災された方々にも届けばいいなと思ってこの曲を選びました」と語った。

　年末年始は「娘が風邪を引いてしまって、予定していたテーマパークに行けなかったんです。私も予定の変更があって、31日までお仕事をしていました。でも、充実した年末年始を送れたと思います」とにっこり。

　今年の抱負としては、「私は父を事故で亡くしていますので、小学生の頃から日常が続くという風に思っていなくて、今この瞬間を大事に、1日1日を大切にしようと思っているので、今年もその気持ちは変わりません」と伝え、フリップに「一人でも多くの方々の笑顔を願います」としたためた。

　イベント後の取材では、「こういったときに新年の明るいイベントが行われることに対して、いろいろと思う方もいらっしゃると思いますが、下ばかり見ては生きていけない」「みなさんのために滑るという気持ちを持って滑りましたし、ニュースなどで私の滑る姿を見て、少しでも元気を受け取っていただけたら」と願った。

　同スケートリンクは3月10日まで、東京スカイツリータウン4階のスカイアリーナにオープンする。

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