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　ABEMA（アベマ）は27日、アニメアワード『日本アニメトレンド大賞2023』を発表し、大賞は『【推しの子】』が選ばれた。なお、『【推しの子】』は、今年ネットで最も流行った単語を表彰する企画「ネット流行語100」の年間大賞も受賞しており、今年を代表するアニメとなった。

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　『日本アニメトレンド大賞2023』は、2023年に放送されたアニメ作品の中から、ネット／アニメ業界で“一番バズったアニメ”を発表する最大級のアニメ企画。X・TikTok・Spotify・アニメ！アニメ！・Yahoo! JAPANなどのプラットフォームやメディア、国内最大級のユーザー数を誇るABEMAアニメでの視聴データを元に様々な角度から、2023年のアニメ作品を徹底分析、各部門の“大賞”作品を選出する。

　アニメ界に衝撃を与えたニュース”アニメニュース賞”は『劇場版 名探偵コナン』、話題になったアニソン”アニメソング賞”は【推しの子】OPテーマでも有名な「アイドル」（YOASOBI）、アニメイトで売上が好調だった”アニメグッズ賞”は『あんさんぶるスターズ!! P.A.shots!!』、”アニメ話題賞”は『呪術廻戦 懐玉・玉折／渋谷事変』、そして日本アニメトレンド大賞は『【推しの子】』が選出された。

　【推しの子】の大賞受賞理由は、ABEMAでの新作アニメ歴代最高視聴数を記録したほか、「Yahoo！検索大賞2023」においてアニメ部門で【推しの子】が1位、楽曲部面では「アイドル」が1位になるなど、世代・性別を問わず人気で社会現象化したことがあげられた。

　『【推しの子】』は、2020年4月より『週刊ヤングジャンプ』（集英社）で連載がスタートした芸能界を題材にした物語。産婦人科医として働く主人公・ゴローが、推しのアイドル・星野アイと出会うが、ある出来事で死んだゴローはアイの子どもに転生してしまう。それをきっかけに、彼女と同じ芸能界の道へ進んで行くストーリー。

　コミックスの累計発行部数が1500万部を超える人気作品で、2023年4月にアニメ放送がスタートすると、第1話放送時にはX（旧：Twitter）の世界トレンド1位を獲得。二次創作も盛り上がりをみせ、YOASOBIが担当し大ヒットした主題歌「アイドル」の“歌ってみた”動画や、TikTokアニメ公式アカウントの振付動画から“踊ってみた”動画などが数多く投稿され話題となった。

■劇場版『名探偵コナン』製作委員会からの受賞コメント
青山先生をはじめとするスタッフ･キャストなど関係者、また、八丈町ほか、多くの外部協力者の皆様、そして、応援してくださったたくさんのファンの皆様のおかげです。劇場版『名探偵コナン』が多くの人々の協力と熱意に支えられていることに改めて感謝し、来年以降も素晴らしい作品をお届けできるよう邁進してまいります。ありがとうございました。

■YOASOBI受賞コメント
今年1年かけて『アイドル』が『【推しの子】』と共に沢山の反響をいただき、YOASOBIを新たなステージに連れて行ってくれたと感じています。来年もYOASOBIらしく、かっこいい楽曲を届けていきたいと思っていますので、応援よろしくお願いします。

■【推しの子】有馬かな役・潘めぐみ
【推しの子】を国内外問わず推していただき、本当にありがとうございます。「来年もアンタの推しの子になってやる！」ありがとうございます。