“最強のMade in JAPAN”として、日本人の強さを世界に向けて証明し続ける堀口恭司(33)。“日本一影響力のある格闘家”として、その一挙手一投足が注目され続ける唯一無二の男・朝倉未来(31)。圧倒的な存在感を放つ2人が、ORICON NEWSのオファーにより対談を快諾し、夢の2ショットが実現した。
前編では、今月21日に旗揚げする新格闘技団体『TOP BRIGHTS』エグゼクティブプロデューサーの堀口と、大ブレイク中の『BreakingDown』CEOの朝倉による、それぞれの団体の目指すべき方向やエンタメ要素の必要性などが語られた。後編では日本格闘技界の将来について、そしてRIZINの次世代についてなど、テーマはさらに広がっていく。今後、この2人によるコラボレーションは実現するのか!?
■堀口「プロ選手への間口が広がっていくのは大切」未来「本物志向の団体が増えるのは良いこと」
――未来さんはBreakingDownからMMAのプロを目指すファイターを発掘してJAPAN TOP TEAMで育成し、エンタメと同時進行で格闘技界に貢献していきたいというビジョンも語っていました。
【未来】僕と海は『アウトサイダー』から成り上がりましたが、良くも悪くも注目が集まるところに原石が来ると思っていて。今はBreakingDownから原石を発掘して育てないと、ただの悪影響団体になってしまうので、いずれはプロ選手を輩出していきたいです。
【堀口】プロ選手への間口が広がっていくのは大切ですよね。なかなかお金の面が厳しくて、才能があっても挑戦できずに諦めちゃう人ってけっこう多いので、その部分がクリアになればすごくいいなと思います。
――BreakingDown出身でプロのMMAを目指す選手が、本物志向のTOP BRIGHTSに参戦する流れもありえる?
【堀口】全然いいんじゃないですか。BreakingDownに出て知名度がある選手だと“そんな選手に乗っかって使ってる堀口”みたいに思われるかもしれないけど、その選手が強ければ問題ないと思います。
【未来】いきなり飛び級でRIZINに出るのも難しいので、プロを目指すなら本物志向の選手と戦うためにDEEPや修斗やパンクラスに出ないといけないですが、その選択肢として本物志向の団体があるのはめちゃくちゃ良いことだと思います。僕らもアウトサイダーから韓国のROAD FCやDEEPを経てRIZINに行きましたから。
――堀口選手がTOP BRIGHTSで本物志向を掲げるのは、自身の格闘技のルーツである空手という武道を大切にされているからですよね。
【未来】それもいいなと思いました。礼儀とか礼節は日本の良き文化だし、礼に始まり礼に終わることを大切にしているのは素晴らしいことです。僕も空手を一応やっていたけど、自分はあんまりそういうのが好きじゃなくて“ヤンキー空手”みたいな感じで(笑)、帯も「強いのに白のままがいい」みたいなタイプでした。堀口選手は強くて戦い方も面白くて礼儀も大切にされているので、すごく魅力的ですよね。
【堀口】自分は小さい頃からやってきた空手という柱があって、その上で試合内容でも魅せたいと思って戦っています。
【未来】華のある選手の共通点って、試合を盛り上げたいという思いが強いんです。それは不良とか本物とか関係なく、その気持ちが強いほど華があると言われる気がします。
【堀口】自分はアホなんでそこまで考えてないですけど、やっぱり時間を作ってお金を払って見に来てくれるファンの方に“恩返し”は絶対に必要だと思っているからですかね。
【未来】堀口選手って分析力が高いですよね。
【堀口】いやいや、全然高くないですよ。AMERICAN TOP TEAMのヘッドコーチのマイク・ブラウンが分析してくれて、自分はそれを遂行する能力が高いだけですから。
■堀口恭司が考える、JAPAN TOP TEAMが世界規模のメガジムになるために必要なものとは?
――未来さんのジムはこの秋、堀口選手が所属するAMERICAN TOP TEAM(ATT)のようなメガジムを目指して「JAPAN TOP TEAM(JTT)」にリニューアルしました。堀口選手は実際にご覧になっていかがですか?
【堀口】デカいですね。フルサイズのケージってたぶん今まで日本になかったと思うので、すごく良いことだと思います。
――そもそも、堀口選手はなぜ2016年からATT所属になったのでしょうか?
【堀口】アメリカのジムの特徴は、基本的に寝技が強いんですよ。当時の自分にはレスリングと柔術が足りなかったし、ジムの2階に寮があって1階が練習場だから移動の時間短縮になるので、自分の求める環境がすべてそろっているからATTに行こうと決めました。日本だとレスリングや柔術を違うジムで練習しなきゃいけないけど、それを1ヶ所でできること、そして複数の練習をまとめてくれるヘッドコーチの存在も決め手です。
――JTTがATTのようになるには、何が必要でしょうか?
【堀口】所属ファイターの次の試合に向けた分析ができて、練習メニューを考えられるヘッドコーチが一番大事です。ATTは4人くらいいて、60人くらいのファイターを見ています。
――JTTには現在ヘッドコーチはいるのでしょうか?
【未来】その辺は僕より詳しいオーナーの堀鉄平さんに話してもらいます(堀さんを呼び込む)。
【堀】横からすみません(笑)。堀口選手のおっしゃるとおりだと思って、朝倉海くんがアメリカのジムで練習していたときにスカウトしたフランス人のエリーがヘッドコーチで、10人くらいのプロ選手を見てくれています。
――名前のとおり、JTTはATTのようなジムを目指しているんですよね?
【堀】目指すというより、堀口選手みたいなファイター、世界に通用する日本人選手をどんどん育てていきたいです。何より僕は堀口選手の大ファンですから(笑)。個人的には海くんと3度目の試合はやってほしくないですし、対世界を目指して団結したいくらいの気持ちです。
――たとえばJTTの選手がATTにも所属することは可能なのでしょうか?
【堀口】他のジムに所属している選手は難しいかもしれないですね。個人的には日本人の選手を強くしたいので受け入れたい気持ちはあるんですけど。だったら提携じゃなくて、対抗戦にするのはどうですか? ATTでも日本で戦いっていう選手はたくさんいるので、TOP BRIGHTSでATTとJTTの選手が戦うとか。
【未来】それは面白いかもしれないですね。強い外国人選手と戦う機会って限られるので、堀口選手のネットワークで参戦してくるなら戦いたい日本人は多いと思いますよ。あと、それこそ堀口選手がやっている伝統空手vs.ゴリゴリの外国人選手の構図とか、めっちゃ面白そうです。
■変わりゆくRIZINを支える選手に期待すること「カッコいいとみんなが憧れるような」
――今までお二人でイベントについて話されたことって、あるのでしょうか?
【未来】まったくないです。でも、先日●●●●とご飯に行ったときに「大きいことをやろう」って話したので、そこに堀口選手も入ってもらって3人でやっていくのもいいかもしれないです。
【堀口】自分も30歳を超えて、40歳までやりたいと思っているけど大きなケガがあったら引退じゃないですか。その前に格闘技業界を次につないでいかないと、また“格闘技の冬の時代”が来て、選手がいなくなっちゃうかもしれないので、それは絶対にしたくないんですよ。
【未来】そうですね。最近、RIZINを支えてきた選手たちがだんだんといなくなっていく感じがして。(那須川)天心がいなくなって、弟も海外に行きたいと言っていて、僕も堀口選手もどうなるか分からないですけど、一緒に戦ってきた選手たちの名前がなくなったら、なんか違うなって。平本蓮とかもいるけど、僕らが憧れて出たかったRIZINの舞台とはちょっと違う気がして。だからこそ、新しい人が出てきてくれないとダメですよね。「カッコいい格闘家だ!」ってみんなが憧れるような。
――テレビの地上波放送が無くなった影響も出てくるかもしれません。
【未来】PPV賛成派なんです。地上波の放映権料はあんまり高くなくて、PPVのほうが興行収益も上がるので。RIZINが始まった2015年は格闘技の認知度が低かったので地上波は必要でしたが、今は選手たちもYouTubeやSNSでアピールして認知度も上がったので、地上波のメリットはないと思います。「子どもたちの接点」もよく言われるけど、子どものほうが今はテレビよりYouTubeを見てますから、それをキッカケに格闘家を目指す人も増えていると感じています。
――かつて日本のPRIDEが世界の格闘技界でNo.1でしたが、現在はUFCが圧倒的な一強状態です。再び日本がNo.1になれると思いますか?
【未来】UFCのブランド力が強すぎて、これからどれだけ強い団体が出てきてもそれは覆らないかな。ただRIZINも、エンタメ要素も本物志向も含めてすごく楽しめる団体ですし、会場の熱量もすごいので、これは世界に誇れるものだと思います。
――世界と戦っていくために、日本の各団体が連携すべきという声もあります。
【未来】自分は逆の発想で、すべてが一緒だと埋もれてしまう選手がたくさん出てしまって、制限があるからこそドリームマッチが生まれるし、対抗意識で相乗効果になると思っています。それぞれの熱を高めた成功例が『THE MATCH』で、制限があるからこそ意味のある大会だったし、全部が統一されたらその熱が生まれないです。ただ、何年かに一度は連携が必要だと思うし、今も榊原さんといろいろ話しています。
【堀口】TOP BRIGHTSはまだ1回も開催していませんが、いずれはそこに名を連ねられるよう成長させていきたいですね。
【未来】第1回大会から外国人選手をたくさん呼ぶんですよね?
【堀口】アメリカで戦っている14人くらいに出てもらうのですが、円安なのでファイトマネーだけじゃなく交通費や宿泊費も含めると、ヤバいです(笑)。
――堀口選手がTOP BRIGHTSで戦う可能性はあるのでしょうか?
【堀口】今のところはないですね。未来くんがBreakingDownで戦う可能性ってあるんですか?
【未来】全然ありますよ。基本的に今後もRIZINに出たいと思っていますけど、RIZINとはとてもいい関係なので。
【堀口】じゃあTOP BRIGHTSに出てもらえる可能性もあるかな(笑)。今回は会場に来てもらうのは難しいと思いますが、ぜひ映像でチェックしてもらって、BreakingDownやJTTとの選手交流など相談させてください!
【未来】こちらこそ、よろしくお願いします!
■『BreakingDown11』
オーディション動画が朝倉未来YouTubeチャンネルで公開中
■『TOP BRIGHTS.1』
日時:1月21日 午前9:00開場/午前10:30開始(予定)
会場:群馬・オープンハウスアリーナ太田
チケット発売中 群馬住民向けの「群馬県民割チケット」もあり
https://top-brights.com/
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
前編では、今月21日に旗揚げする新格闘技団体『TOP BRIGHTS』エグゼクティブプロデューサーの堀口と、大ブレイク中の『BreakingDown』CEOの朝倉による、それぞれの団体の目指すべき方向やエンタメ要素の必要性などが語られた。後編では日本格闘技界の将来について、そしてRIZINの次世代についてなど、テーマはさらに広がっていく。今後、この2人によるコラボレーションは実現するのか!?
■堀口「プロ選手への間口が広がっていくのは大切」未来「本物志向の団体が増えるのは良いこと」
――未来さんはBreakingDownからMMAのプロを目指すファイターを発掘してJAPAN TOP TEAMで育成し、エンタメと同時進行で格闘技界に貢献していきたいというビジョンも語っていました。
【未来】僕と海は『アウトサイダー』から成り上がりましたが、良くも悪くも注目が集まるところに原石が来ると思っていて。今はBreakingDownから原石を発掘して育てないと、ただの悪影響団体になってしまうので、いずれはプロ選手を輩出していきたいです。
【堀口】プロ選手への間口が広がっていくのは大切ですよね。なかなかお金の面が厳しくて、才能があっても挑戦できずに諦めちゃう人ってけっこう多いので、その部分がクリアになればすごくいいなと思います。
――BreakingDown出身でプロのMMAを目指す選手が、本物志向のTOP BRIGHTSに参戦する流れもありえる?
【堀口】全然いいんじゃないですか。BreakingDownに出て知名度がある選手だと“そんな選手に乗っかって使ってる堀口”みたいに思われるかもしれないけど、その選手が強ければ問題ないと思います。
【未来】いきなり飛び級でRIZINに出るのも難しいので、プロを目指すなら本物志向の選手と戦うためにDEEPや修斗やパンクラスに出ないといけないですが、その選択肢として本物志向の団体があるのはめちゃくちゃ良いことだと思います。僕らもアウトサイダーから韓国のROAD FCやDEEPを経てRIZINに行きましたから。
――堀口選手がTOP BRIGHTSで本物志向を掲げるのは、自身の格闘技のルーツである空手という武道を大切にされているからですよね。
【未来】それもいいなと思いました。礼儀とか礼節は日本の良き文化だし、礼に始まり礼に終わることを大切にしているのは素晴らしいことです。僕も空手を一応やっていたけど、自分はあんまりそういうのが好きじゃなくて“ヤンキー空手”みたいな感じで(笑)、帯も「強いのに白のままがいい」みたいなタイプでした。堀口選手は強くて戦い方も面白くて礼儀も大切にされているので、すごく魅力的ですよね。
【堀口】自分は小さい頃からやってきた空手という柱があって、その上で試合内容でも魅せたいと思って戦っています。
【未来】華のある選手の共通点って、試合を盛り上げたいという思いが強いんです。それは不良とか本物とか関係なく、その気持ちが強いほど華があると言われる気がします。
【堀口】自分はアホなんでそこまで考えてないですけど、やっぱり時間を作ってお金を払って見に来てくれるファンの方に“恩返し”は絶対に必要だと思っているからですかね。
【未来】堀口選手って分析力が高いですよね。
【堀口】いやいや、全然高くないですよ。AMERICAN TOP TEAMのヘッドコーチのマイク・ブラウンが分析してくれて、自分はそれを遂行する能力が高いだけですから。
■堀口恭司が考える、JAPAN TOP TEAMが世界規模のメガジムになるために必要なものとは?
――未来さんのジムはこの秋、堀口選手が所属するAMERICAN TOP TEAM(ATT)のようなメガジムを目指して「JAPAN TOP TEAM(JTT)」にリニューアルしました。堀口選手は実際にご覧になっていかがですか?
【堀口】デカいですね。フルサイズのケージってたぶん今まで日本になかったと思うので、すごく良いことだと思います。
――そもそも、堀口選手はなぜ2016年からATT所属になったのでしょうか?
【堀口】アメリカのジムの特徴は、基本的に寝技が強いんですよ。当時の自分にはレスリングと柔術が足りなかったし、ジムの2階に寮があって1階が練習場だから移動の時間短縮になるので、自分の求める環境がすべてそろっているからATTに行こうと決めました。日本だとレスリングや柔術を違うジムで練習しなきゃいけないけど、それを1ヶ所でできること、そして複数の練習をまとめてくれるヘッドコーチの存在も決め手です。
――JTTがATTのようになるには、何が必要でしょうか?
【堀口】所属ファイターの次の試合に向けた分析ができて、練習メニューを考えられるヘッドコーチが一番大事です。ATTは4人くらいいて、60人くらいのファイターを見ています。
――JTTには現在ヘッドコーチはいるのでしょうか?
【未来】その辺は僕より詳しいオーナーの堀鉄平さんに話してもらいます(堀さんを呼び込む)。
【堀】横からすみません(笑)。堀口選手のおっしゃるとおりだと思って、朝倉海くんがアメリカのジムで練習していたときにスカウトしたフランス人のエリーがヘッドコーチで、10人くらいのプロ選手を見てくれています。
――名前のとおり、JTTはATTのようなジムを目指しているんですよね?
【堀】目指すというより、堀口選手みたいなファイター、世界に通用する日本人選手をどんどん育てていきたいです。何より僕は堀口選手の大ファンですから(笑)。個人的には海くんと3度目の試合はやってほしくないですし、対世界を目指して団結したいくらいの気持ちです。
――たとえばJTTの選手がATTにも所属することは可能なのでしょうか?
【堀口】他のジムに所属している選手は難しいかもしれないですね。個人的には日本人の選手を強くしたいので受け入れたい気持ちはあるんですけど。だったら提携じゃなくて、対抗戦にするのはどうですか? ATTでも日本で戦いっていう選手はたくさんいるので、TOP BRIGHTSでATTとJTTの選手が戦うとか。
【未来】それは面白いかもしれないですね。強い外国人選手と戦う機会って限られるので、堀口選手のネットワークで参戦してくるなら戦いたい日本人は多いと思いますよ。あと、それこそ堀口選手がやっている伝統空手vs.ゴリゴリの外国人選手の構図とか、めっちゃ面白そうです。
■変わりゆくRIZINを支える選手に期待すること「カッコいいとみんなが憧れるような」
――今までお二人でイベントについて話されたことって、あるのでしょうか?
【未来】まったくないです。でも、先日●●●●とご飯に行ったときに「大きいことをやろう」って話したので、そこに堀口選手も入ってもらって3人でやっていくのもいいかもしれないです。
【堀口】自分も30歳を超えて、40歳までやりたいと思っているけど大きなケガがあったら引退じゃないですか。その前に格闘技業界を次につないでいかないと、また“格闘技の冬の時代”が来て、選手がいなくなっちゃうかもしれないので、それは絶対にしたくないんですよ。
【未来】そうですね。最近、RIZINを支えてきた選手たちがだんだんといなくなっていく感じがして。(那須川)天心がいなくなって、弟も海外に行きたいと言っていて、僕も堀口選手もどうなるか分からないですけど、一緒に戦ってきた選手たちの名前がなくなったら、なんか違うなって。平本蓮とかもいるけど、僕らが憧れて出たかったRIZINの舞台とはちょっと違う気がして。だからこそ、新しい人が出てきてくれないとダメですよね。「カッコいい格闘家だ!」ってみんなが憧れるような。
――テレビの地上波放送が無くなった影響も出てくるかもしれません。
【未来】PPV賛成派なんです。地上波の放映権料はあんまり高くなくて、PPVのほうが興行収益も上がるので。RIZINが始まった2015年は格闘技の認知度が低かったので地上波は必要でしたが、今は選手たちもYouTubeやSNSでアピールして認知度も上がったので、地上波のメリットはないと思います。「子どもたちの接点」もよく言われるけど、子どものほうが今はテレビよりYouTubeを見てますから、それをキッカケに格闘家を目指す人も増えていると感じています。
――かつて日本のPRIDEが世界の格闘技界でNo.1でしたが、現在はUFCが圧倒的な一強状態です。再び日本がNo.1になれると思いますか?
【未来】UFCのブランド力が強すぎて、これからどれだけ強い団体が出てきてもそれは覆らないかな。ただRIZINも、エンタメ要素も本物志向も含めてすごく楽しめる団体ですし、会場の熱量もすごいので、これは世界に誇れるものだと思います。
――世界と戦っていくために、日本の各団体が連携すべきという声もあります。
【未来】自分は逆の発想で、すべてが一緒だと埋もれてしまう選手がたくさん出てしまって、制限があるからこそドリームマッチが生まれるし、対抗意識で相乗効果になると思っています。それぞれの熱を高めた成功例が『THE MATCH』で、制限があるからこそ意味のある大会だったし、全部が統一されたらその熱が生まれないです。ただ、何年かに一度は連携が必要だと思うし、今も榊原さんといろいろ話しています。
【堀口】TOP BRIGHTSはまだ1回も開催していませんが、いずれはそこに名を連ねられるよう成長させていきたいですね。
【未来】第1回大会から外国人選手をたくさん呼ぶんですよね?
【堀口】アメリカで戦っている14人くらいに出てもらうのですが、円安なのでファイトマネーだけじゃなく交通費や宿泊費も含めると、ヤバいです(笑)。
――堀口選手がTOP BRIGHTSで戦う可能性はあるのでしょうか?
【堀口】今のところはないですね。未来くんがBreakingDownで戦う可能性ってあるんですか?
【未来】全然ありますよ。基本的に今後もRIZINに出たいと思っていますけど、RIZINとはとてもいい関係なので。
【堀口】じゃあTOP BRIGHTSに出てもらえる可能性もあるかな(笑)。今回は会場に来てもらうのは難しいと思いますが、ぜひ映像でチェックしてもらって、BreakingDownやJTTとの選手交流など相談させてください!
【未来】こちらこそ、よろしくお願いします!
■『BreakingDown11』
オーディション動画が朝倉未来YouTubeチャンネルで公開中
■『TOP BRIGHTS.1』
日時:1月21日 午前9:00開場/午前10:30開始(予定)
会場:群馬・オープンハウスアリーナ太田
チケット発売中 群馬住民向けの「群馬県民割チケット」もあり
https://top-brights.com/
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
2024/01/03