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斉藤由貴・満島ひかり・清野菜名“トットちゃん”俳優がアニメ映画版『窓ぎわのトットちゃん』を絶賛
 俳優、タレント、司会者、エッセイスト、ユニセフ親善大使などあらゆる顔を持ち、博識でありながら愛らしい人柄が広い世代から支持を集め、今もなおその姿をテレビで見ない日はない黒柳徹子。彼女が今から約80年前、第二次世界大戦が終わる少し前の激動の時代を背景に、自身の幼少期を自伝的に描いた『窓ぎわのトットちゃん』をアニメーションで初映画化。今月8日より公開される。

(上から)斉藤由貴・満島ひかり・清野菜名がアニメーション映画『窓ぎわのトットちゃん』(12月8日公開)を語る(C)黒柳徹子/2023映画「窓ぎわのトットちゃん」製作委員会

(上から)斉藤由貴・満島ひかり・清野菜名がアニメーション映画『窓ぎわのトットちゃん』(12月8日公開)を語る(C)黒柳徹子/2023映画「窓ぎわのトットちゃん」製作委員会

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 『窓ぎわのトットちゃん』の映画化は本作が初となるが、黒柳の半生はたびたび実写映画やドラマで描かれてきた。

 まず、黒柳がNHKの放送劇団に入団して以降、テレビ草創期の現場でのドタバタに巻き込まれつつ、失敗を乗りこえながら唯一無二の俳優へと成長していく姿を描いた斉藤由貴主演の映画『トットチャンネル』(1987年/東宝配給)。

 NHKの専属テレビ女優第1号として活動を開始してからニューヨークへの留学、『徹子の部屋』『ザ・ベストテン』などの国民的番組の司会を務め、テレビと共に歩み続けた時代に焦点を当てた満島ひかり主演のドラマ『トットてれび』(2016年/NHK)。

 父・守綱と母・朝、弟や愛犬との絆、太平洋戦争を経て描かれる黒柳家の物語、さらに黒柳自身の恋模様などにも触れた清野菜名主演のドラマ『トットちゃん!』(17年/テレビ朝日)。

 それぞれ再現クオリティの高さと熱演で注目を集めた歴代のトットちゃん俳優が、アニメーション映画『窓ぎわのトットちゃん』を観賞し、感想などを語った“レビュートーク映像”が、東宝公式YouTubeチャンネルで公開された。

 斉藤は「まず思ったことは画の愛らしさ。色の繊細さみたいなものに触れて気づかされる、そんな楽しみ方もあるのかなとすごく感じる。今の子どもたちに一番いいことは『そのままでいいんだよ』と言われることだと思う。それを体現しているのが徹子さん。『あなたはそのままでいい』というメッセージをものすごく美しく、愛らしく、明るく伝えてくれる映画だと思う」とコメントしている。

 満島は「よく話の中で日常の小さなところに奇跡が宿るという話を文字や言葉では言うけれど、そのことを徹子さんの生きている姿から本当に感じる。それがアニメーションの画でも、りりあなちゃんの声でも描かれていて、大好きでした!私もトットちゃんが出会った素敵な大人たちのようになりたいなと思う」。

 清野は「徹子さんにしかわからなかった頭の中の世界観を、私たちもアニメーションを通して観れるということがとても贅沢。心が綺麗になった気がした。自分がつまずいた時やモヤモヤした時にこの作品を観たら、トットちゃんの明るさや自由さに救われて、自分に考えを考え直せそうな気がした」と、大絶賛。

 さらに、黒柳本人について3人は「私も徹子さんと同じで小さい頃にスパイになりたかった!他にも合う部分があって、運命をすごく感じる」「自分の大好きな世界の見方をしている。ハッピーの達人!たくさん愛された記憶があるから寂しくないというお話がすごく印象的」と語るなど、黒柳へのリスペクトがあふれた。

 斉藤は「とっても素敵に大切に演じて下さったのが伝わってきたから、私もとても大切にしているものを由貴ちゃんにプレゼントしたいと思って」と言って(身に着けている指輪を見ながら)この指輪をプレゼントしてくださった!」と心温まるエピソードも披露している。

YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」

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