関西ジュニア・Lil かんさいとして活動する嶋崎斗亜（※崎＝たつさき）が28日、都内で行われた映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』（12月8日公開）完成披露試写会に登壇した。劇中に登場する特攻隊のキャストのなかでも、最年少である嶋崎が、W主演のひとりである水上恒司らから愛されぶりを発揮した。

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　今作はSNSを中心に「とにかく泣ける」と話題になった汐見夏衛氏の小説を実写化。現代の女子高生・百合（福原）が目を覚ますと、そこは1945年の戦時中の日本だった。水上演じる彰に何度も助けられ、次第に百合は彰に恋していくというストーリー。

　この日はW主演の福原遥、水上のほか、伊藤健太郎、上川周作、小野塚勇人、出口夏希、松坂慶子、成田洋一監督らが参加。男性陣は全員特攻隊を演じており、伊藤は「仲良くなるのが早かった。坊主にしたのが共通であったので話の入り口として仲良くなりやすかった」と回想した。

　そのなかでも“人見知り”を自認する嶋崎は「積極的に話しかけてくれたのがうれしかった。上川さんは『お弁当を一緒に食べようと』と言ってくださって」とにっこり。上川は「優しいんです。僕の話を長かったら止めてね、といっても全部止めずに最後まで聞いてくれる」と和やかな思い出を明かした。

　また、現場で伊藤が豚汁を振る舞ったという話題では食事制限をしていた水上に加え、嶋崎は「僕はその時はクランクアップしてましたか？」と食べそこねてしまったよう。福原が「いなかったです」と触れると、伊藤は「また今度作ってあげるから」と約束する場面も。

　さらに、現場では嶋崎が「オフィシャルのスマートフォンを持たせてもらったので、道端にいるアリとか撮ってました」というと水上は「俺はあまり撮られてない。俺よりアリなの？」とつめられる場面も。そんな水上と撮影では2人で怪談で盛り上がっていたそうで「2人で『寒いな』と言いながらがら怪談の話しました」という水上に「一番大事なところで呼ばれちゃう。結局なんもわかってない」とほほ笑ましいエピソードを披露した。

　そんな男子チームがそろう食堂のシーンでは「僕が一番食べてたんじゃないですかね。アドリブで僕、特製どんぶりをつくってますのでそこは楽しみにして。あれは楽しかったです」と島崎は見どころをアピール。水上は「一番下なので一番食えって」と兄のように優しく見守っていた。

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