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櫻坂46、“別れ”と“再会”の3周年記念ライブ2days ZOZOマリンスタジアムで史上最大動員数を記録【セットリストあり】

 櫻坂46が25・26日、初のスタジアムライブとして千葉県・ZOZOマリンスタジアムでデビュー3周年記念ライブ『3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE』を開催した。同会場の史上最大動員数である2日間で7万2000人を記録(各日3万6000人)した。

櫻坂46『3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE』より(C)上山陽介

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 同グループは、2020年10月に欅坂46から改名し、同年12月9日に1stシングル「Nobody’ falut」でデビューしてから3周年を迎えた。2日目のきょうは、櫻坂46とBuddies(=櫻坂46のファン)とのつながりを表す「Buddies」からライブがスタート。曲の途中、キャプテンの松田里奈から「大事なお知らせがあります。あのメンバーが帰ってきます!」との呼びかけに応じ、活動を休養していた二期生・遠藤光莉が登場。メンバーの「光莉おかえりー」の声にとびきりの笑顔を見せた。

 きのう25日は、1期生・土生瑞穂の卒業セレモニーで涙を見せながら新天地に送り出したメンバーたちだが、この日は仲間である遠藤との“再会”を果たすライブに。曲が終わると、響き渡る歓声に遠藤は「ありがとうございます。お久しぶりです!」とファンにあいさつ。「約7カ月ぶりに復帰することとなりました。これからも私らしくしっかりと歩んでいきたいと思います」と宣言した。

櫻坂46『3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE』より(C)上山陽介

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 松田も笑顔で「帰ってきてくれて私たちもうれしいです!」と喜び、これから始まるライブに向けて「寒さを忘れてもらえるように全力で頑張りますのでよろしくお願いします」と呼びかけた。

 一度は感動ムードに包まれた会場だが、会場が赤いライトに照らされると一気に雰囲気が変わる。会場のペンライトも真っ赤に染まる中、森田ひかるがセンターを務める「Dead end」でライブが再スタート。その後「摩擦係数」、「なぜ 恋をして来なかったんだろう?」、「それが愛なのね」とアップテンポの人気曲を連発し、会場の温度は急上昇。

 その後、今年1月に正式加入した三期生が、初めての期生曲「夏の近道」を披露。MVでも着ていた制服姿で登場し、センターを務める谷口愛季が「声出して盛り上がっていくぞー」と改めてBuddiesを盛り上げると、会場もそれに応じて大きな歓声で応援した。

 「夏の近道」では、この1年をかけて成長し、大きなステージに立てるようになった三期生たちを表すように、バックステージから中央ステージ、メインステージへと場所を移動しながら力強いパフォーマンスを見せつけた。

櫻坂46『3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE』より(C)上山陽介

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 6thシングルでの期生曲「Anthem time」も続けて披露した三期生の村井は「初めて櫻坂46のお誕生日をお祝い出来て、とってもうれしくてワクワクしています!みなさんと私たちの一体感をすごい感じています!」と初めてアニラ(アニバーサリーライブ)に出演した思いを語った。

 中盤には、二期生・井上梨名がセンターを務めた「確信的クロワッサン」、「条件反射で泣けて来る」をBACKSメンバーで披露。今回の7thシングルから選抜制を採用した櫻坂46だが、井上から来年1月にBACKSメンバーによる『BACKS LIVE!!』を開催することが発表された。

 ラストスパートは大園玲センターの「Cool」から始まり、田村保乃センターの「流れ弾」へとつなぐ。そのまま会場の画面でカウントダウンがスタート。熱くもヒリつくただならぬ空気感に包まれる中、三期生のみが登場し屈指の人気曲「BAN」を力いっぱい披露。すると、2番から一・二期の先輩たちも合流してオールメンバーに。曲中にはダンスパートも追加され、全員で圧巻のパフォーマンスに会場からはどよめきにも似た歓声で包まれた。

 ここで、再び三期生が暗闇の中から姿を現すと、小島凪紗から「私たちが櫻坂46として加入して間もなく一年が経ちます。ずっとあこがれていたこの場所に、私たちはしっかりと根を張ろうと努力してきました。その中で見つけた私たちにとっての一番大事な役目。それは櫻坂46の一員としてこのステージに並び立つことです。櫻坂46は3周年。この先も、その責任を胸にこの大好きな櫻の木を全員で守っていきます」と宣誓。「聞いてください『マモリビト』」の合図で、新シングルの三期生曲を歌い上げ、「この聖地でみんなで誓おう そう 今度は私たちの番だ」という歌詞にあるように、曲を通してもこれからの決意を伝えた。

櫻坂46『3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE』より(C)上山陽介

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 そのままMCを挟まずにラストは6thシングル表題曲「Start over!」と7thシングル表題曲「承認欲求」を立て続けに披露。圧倒的表現力とパフォーマンス、演出もあいまってファンのボルテージは最高潮に、スタジアムが興奮のるつぼと化した。そしてその熱気冷めやらぬまま「Go to the 4」という文字がステージ上に浮かび上がり本編は終了した。

 アンコールでは、「僕のジレンマ」でトロッコに乗ったメンバーたちが笑顔で再登場。まるできのう卒業した土生に贈るかのように続けて「思ったよりも寂しくない」を披露し、山崎天は「ありがとー!」と感謝を伝えた。

 最後のMCでは、キャプテンの松田が「改名したばかりの頃はこのグループってどんなグループなのかメンバーも分からないまま、でもがむしゃらに進んできた。そんな中、昨年の今の時期に(『紅白歌合戦』に出演できず)悔しかったり、今年のツアーで空席が目に入って悔しい思いをしたりすることもあったんですが、迷いながらも櫻坂46というグループに胸を張って活動してきました。今年は、シングルを3枚発売できたり、初の海外ライブに挑戦できたり、年末にみんなと締めくくれる日がある。この一年は特別だったというか、今までと違った一年だったなと感じています」と、昨年の『紅白』落選から2023年挑戦し続けて返り咲いた一年を振り返った。

 続けて「一番はBuddiesのみなさんの応援と支えがあったからこそ今がある」と、ファンに感謝の思いを伝えながら「4年目に向けて、みなさんとまたいろんな景色を見にいきたい。私たちとBuddiesのみなさんなら、なんでも成し遂げられると思います。4年目の櫻坂46もよろしくお願いします!」と呼びかけた。

櫻坂46『3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE』より(C)上山陽介

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 最後の曲は、おなじみとなった「櫻坂の詩」。会場がピンク色に包まれる中、散らばったメンバーたちがファンの近くに行き声援に応えた。スクリーンには、MV撮影やライブ、イベント、出演番組など2023年の出来事を振り返るオフショット写真が次々を映し出され、一緒に思い出を振り返った。曲の終わりには、3周年をお祝いするように何発もの花火が打ち上げられ、「4年目の櫻坂46も、みなさんと一緒に坂を駆けのぼっていきたいと思います。Buddiesのみなさんが『だいすき〜!ありがとうございました!』」と松田の掛け声でメンバー全員が思いを伝え、2日間にわたる『3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE』の幕を下ろした。

【2023.11.26 櫻坂46 3rd YEAR ANNIVERSARY LIVEセットリスト】
00. Overture
01. Buddies
02. Dead end
03. 摩擦係数
04. なぜ 恋をして来なかったんだろう?
05. それが愛なのね
06. 夏の近道
07. Anthem time
08. ドローン旋回中
09. 君と僕と洗濯物
10. Prastic regret
11. 確信的クロワッサン
12. 条件反射で泣けて来る
13. コンビナート
14. 隙間風よ
15. 五月雨よ
16. 一瞬の馬
17. Cool
18. 流れ弾
19. BAN
20. マモリビト
21. Start over!
22. 承認欲求
<アンコール>
23. 僕のジレンマ
24. 思ったよりも寂しくない
25. 櫻坂の詩

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  1. 1. 櫻坂46、“別れ”と“再会”の3周年記念ライブ2days ZOZOマリンスタジアムで史上最大動員数を記録【セットリストあり】
  2. 2. 櫻坂46松田里奈「空席が目に入って悔しかった…」 昨年の『紅白』落選から返り咲き2daysで7万2000人の超満員「今までと違った一年」
  3. 3. 櫻坂46 三期生、決意の“マモリビト” 小島凪紗「責任を胸に大好きな櫻の木を守っていきます」
  4. 4. 櫻坂46遠藤光莉、7ヶ月ぶりに活動復帰 サプライズ登場で「私らしくしっかりと歩んでいきたい」

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