「#Me Too」運動のきっかけとなったハリウッドの有名プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインの性暴力・ハラスメントの告発を追った映画『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』(監督:マリア・シュラーダー)の公開(1月13日)から幕を開けた2023年(※同映画の全米公開は2022年10月13日)。夏には、全米オープニング興行成績で、女性監督作品として史上最高額を記録した映画『バービー』が公開(8月11日)され、グレタ・ガーウィグ監督が来日を果たした。 きのう(11月10日)からは女性監督のニア・ダコスタによるマーベル・スタジオ映画の新作『マーベルズ』が公開。17日からは、「次世代のタランティーノ」との呼び声が高い、アナ・リリ・アミリプール監督の最新作『モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン』の公開が控える。2023年を象徴するような、これまでのスタイルを打ち破るような新たなパワーを持ち、躍進が目覚ましい女性監督による作品を紹介する。
2023/11/11