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千原ジュニア、公表されなかった“意識不明”入院生活を明かす 急逝した漫才師と「完全に一緒やなって」
 お笑い芸人の千原ジュニア(49)が11月1日までに自身のYouTubeチャンネルを更新し、先輩の高山トモヒロ(55)との対談動画を投稿した。

千原ジュニア (C)ORICON NewS inc.

千原ジュニア (C)ORICON NewS inc.

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 高山はNSC大阪校7期生で、千原兄弟の1つ先輩にあたる。和泉修と漫才コンビ「ケツカッチン」として活動するが、かつて河本栄得さんと「ベイブルース」を組み、1990年代初期に大活躍した。「上方お笑い大賞」や「ABCお笑い新人グランプリ」を受賞するなど、期待されるなか、河本さんが倒れ、94年10月31日、劇症肝炎による脳出血のため死去。25歳だった。後年、高山は小説『ベイブルース 25歳と364日』にまとめ、映画化された。

 「今だから話せる2丁目劇場時代を語り尽くす」と題した動画で、ジュニアと高山が当時の舞台裏や、河本さんの想い出を語り合った。

 ジュニアは「すごい青春ですよね、駆け抜けたというにはあまりにも早すぎる。たらればなんかないですけど、今もし(生きていたら)と思いますよね。我々世代の芸人はみんな思うことなんですけど」と河本さんを懐かしんだ。

 さらに「亡くなられた半年後に俺も肝炎で」と、自身も肝炎で入院していたことを告白した。「ベイブルースさんが抜けはった2丁目劇場で『すんげー!Best10』という番組を千原兄弟がメインでやるぞと。1回目の収録で『また来週ー!』って言って、そのまま倒れるんですよ」と振り返り、「僕の記憶では、河本さんの(肝臓の)数値が7500とか。俺が5000。劇症肝炎になったら河本さんと同じように亡くなる」状態だったといい、意識も「4日間なかったです」と明かした。

 「A型肝炎かB型肝炎かで、『B型肝炎やったらもうアウトです』と。親と会社の人間が呼ばれて。もう完全に一緒やなって、吉本は2人目またコイツもっていうことやったらしいんですよ」「河本さんのことがあるから一切外に出すな」という指示で、当時公表されなかったという。

 ジュニアはその後回復。「元気になっても見舞いも誰ひとり来ない。オウムがサリンまいた時で、テレビつけてもずっとオウム真理教。全然おもんない!」と笑わせながら、“伝説の漫才師”河本さんとの縁を語った。2000年にはバイク事故で再び意識不明となり、大ケガを負っている。

 この動画にファンからは「二丁目劇場、青春でした。突然のお別れ信じられなくて、人の命の儚さを知り何とも受け入れあることが出来なかったことを思い出しました」「29年の時を越えて、凄い話をきけたな」など、多数のコメントが寄せられている。

YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」

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