『あぶない刑事』シリーズ最新作製作発表会見が11月1日、都内で行われ、映画『帰ってきたあぶない刑事』が2024年5月24日から公開することが発表された。舘ひろし（73）演じる“タカ”と柴田恭兵（72）演じる“ユージ”のコンビが2016年公開の映画『さらば あぶない刑事』以来8年ぶりにヨコハマに帰ってくる。

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　1986年のテレビドラマ放映開始から37年。当時社会現象を巻き起こし、ドラマ＆映画史上において「伝説」を作った『あぶない刑事』シリーズ。刑事のバディものの原点でもある同作は、テレビドラマの最高視聴率は26.4％、映画製作は同キャスト・同シリーズの刑事モノ映画の歴史のなかで、世界最多を更新する8本目となる。

　軽妙なトークと激しいアクション、他の刑事ドラマとは一線を画すオリジナルな世界観で、数多くのファンを魅了してきた「あぶデカ」がド派手にスタイリッシュにパワーアップして令和に蘇る。

　会見には、舘＆柴田のコンビはもちろん、浅野温子、仲村トオルといったお馴染みのメンバーも登場した。舘は「“さらば”と言っていたのに、また帰ってきちゃいました。ほんとにすみません（笑）。でも今回は若いスタッフたちで新しい『あぶない』映像になっています。ぜひご期待ください」と笑わせながら映画をアピール。

　柴田は「このメンバーに出会って37年が経ちました。相変わらずとっても素敵な映画ができました。お楽しみに」と感慨深く話すと、浅野は「とにかく若いスタッフで、共演者も幼稚園で観てましたと言われてなんて生意気なやつだと（笑）。でも何とか頑張って参加させていただきました、皆さんぜひ楽しんでください」とユーモアたっぷりに笑わせた。

　8年ぶり最新作に舘は「このメンバー4人がそろうと最強」と言い切り、「今回も最強のメンバーに再び出会えてうれしいです」と喜びを伝える。柴田は「『さらば』でおしまいだったんじゃないの？と最初は言いました（笑）」と笑いつつ、「でも、みんなに会いたいなと根っこでは思うんですよね。まさかこんなに一つの役を長くやるとは思ってなかったですから、この出会いはとって大きい。またやるのと思いながら、あっという間の37年でした」と振り返っていた。

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