俳優の岡田将生が狂気あふれる殺人鬼役に挑んだ、本格サスペンス映画『ゴールド・ボーイ』（2024年春公開予定）の超特報映像が解禁された。「それは、完全犯罪のはずだった」のキャッチとともに、主人公の東 昇（岡田）が泣き叫ぶ姿や、羽村仁成、星乃あんな、前出燿志ら作品の鍵を握る子どもたちの鬼気迫る様子など、本作の初出し映像となっている。

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　中国の作家・紫金陳（ズー・ジェンチン）の代表作の一つである小説（The Gone Child）が原作。2020年に動画サイト「iQIYI（アイチーイー）」の人気サスペンス・シリーズ「迷霧劇場」の海外戦略作品としてドラマ化され、現在までに総再生回数20億回越えを記録するなど、中国では大ヒットした作品。

　日本では、21年1月にWOWOWで邦題『バッド・キッズ　隠秘之罪』として初放送された。原作小説翻訳版は早川書房より『悪童たち』（上・下）というタイトルで21年7月に刊行された。

　そして、今回の映画化で監督を務めるのは、平成『ガメラ』3部作、『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』、『デスノート』などの作品で知られる金子修介。岡田の新境地となる悪役や、大人と子どもが交錯しながら騙し、欺（あざむ）き、対峙しあう対決構図を演出する。

　本作は、「第36回東京国際映画祭」ガラ・セレクション部門に選出され、29日にワールドプレミアを迎える。きのう23日に行われたレッドカーペットには、金子監督、羽村、星乃、前出、企画の許 曄、製作総指揮の白 金の6人が参加した。

■岡田将生のコメント

これは、とても挑戦的な企画でした。
そして挑戦しがいのある役でした。
台本から漂う匂いはとても強烈で、不気味で不穏な空気が流れてる。
この作品と向き合うのにはかなり自分自身が消耗するなと思いました。
ですがやらせて頂く事を決心しました。
監督キャストスタッフ一丸となり挑んだ作品です。 その中でも、子どもたちが輝いていました。
彼ら彼女が輝けばこの作品は成功するのではないかと思い、1番に子どもたちのことを考えていました。
そのために時に厳しく、距離をとり、現場にいました。
自分自身、早く子どもたちの姿をスクリーンで観たいです。

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